【子どもへの性差別：第4話】男の子が生まれ「跡継ぎだ！」喜ぶ義両親にモヤモヤ（男の子ママの事情）

前回からの続き。先日男の子を出産しました。義両親は「待望の跡継ぎだ！」と浮かれて大騒ぎしています。そして生後3ヶ月になり、親族への「赤ちゃんお披露目会」が開かれました。

義両親や親戚はうちの息子のことを跡取りだと言ってチヤホヤ。そして義兄の幼い娘たちにはこう言ったのです。
「ママのお手伝いをちゃんとしなさいね？　お姉ちゃんは妹ちゃんの面倒を見てあげなきゃだめよ？」
男の子は「一生懸命に勉強しなさい」「良い仕事に就いて稼ぎなさい」で、女の子は「家事をしなさい」「子どものお世話をしなさい」……？　私は激しい違和感を覚えました。そして自分のなかでひとつの結論を出したのです。

私「この子が大人になるころには、男性も女性も性別での役割なんて関係ない、いろんな生き方ができる。そんな時代がくるはずだから……」
夫「……そうだな。父さんや母さん世代の人たちは、なかなか考え方を変えられないかもしれないけど、俺たちは新しい時代に向けて少しずつ頭を切り替えていかないとな」
子どもたちが生きる未来は、性別で決めつける価値観や固定観念からみんなが自由になっていてほしい。そしてそんな未来への道筋を作るのは、私たちの世代なのだとあらためて思ったのでした。

原案・ママスタコミュニティ　脚本・大島さくら　作画・うーにゃ　編集・井伊テレ子
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