小4で逆上がりができないわが子。できないと恥ずかしいから特訓したほうがいい?
皆さんのお子さんは逆上がりができますか? 簡単にできるように思えて、意外に逆上がりは難しいのではと感じているママもいるのではないでしょうか。今回ママスタコミュニティに寄せられたお悩みは、逆上がりができないお子さんについてのものでした。
『小4になるうちの子はいまだに逆上がりができません。できないとやっぱり恥ずかしいですよね? 近所の公園の鉄棒で土日に特訓させようと思っているんだけど……』
小4になっても逆上がりができないわが子についてお悩みの投稿者さん。授業でまわりのお友達がどんどん逆上がりをクリアしていくなか、自分だけができないと「恥ずかしい」と感じるかも……と、心配しているのかもしれませんね。
投稿者さんはお子さんが逆上がりをできるようになるために、週末に特訓をするべきかとも考えているようです。特訓してでも逆上がりができるようになるべきか否か。ママたちに聞いてみましょう!
意外に多い「逆上がり」ができないママ&子どもたち
『うちの子は低緊張だし筋肉が少なくて握力がないからか、同じ4年生だけど逆上がりはできないよ』
『うちに逆上がりができないまま中学生になった子がいるので今聞いてみた。「回れなくても大したことないよ」、だって(笑)』
『うちの小6の子も逆上がりはできない。でもスポーツテストはいつもAだよ』
投稿者さんが投げかけた問いかけに対し、「うちの子も逆上がりができない」、「私も昔から逆上がりできません!」と語る声が続々と寄せられました。寄せられた声のなかには、運動神経はいいのに逆上がりだけできないといった声もちらほら……。もしかすると逆上がりには、運動神経とは別のなにか成功するコツがあるのかもしれませんね。
逆上がりができないと恥ずかしい?
『今って「逆上がりできないと恥ずかしい」みたいな感覚、それほどはないかもよ?』
『恥ずかしくないと思うよ。逆上がりって小学生くらいしかしないし』
『昔は必死にやっていたけどさ、できたところでなんなんだろうねって話よね。できないと恥ずかしいっていうのは、一瞬の恥的なこと?(笑)』
逆上がりができないことについてママたちは、さほど恥ずかしいことではないと話しています。しかしお子さん自身が恥ずかしいと感じているのであれば、対策を考えたり特訓してあげたりしてもいいのかもしれません。
逆上がりの特訓は子どもが望むならOK
『本人ができるようになりたいっていうなら特訓をすればいいよ』
『子どもが「恥ずかしい! できるようになりたい!」って言うのなら、土日練習に付き合ってあげるといいけど、子どもができないことを気にしていないようだったら、ムリに練習させても効果はないかも』
お子さんが逆上がりをできるように特訓することは、何も悪くはないことですよね。気をつけるべきは、特訓をお子さんが望んでいるかどうかではないでしょうか。本人にやる気がないのにムリに練習を押しつけてしまうと、親子関係の悪化にもつながりかねません。
逆上がりができるようになるための3つのアドバイス
お子さんが逆上がりをできるようになるためにはどうすればいいのでしょう。ママたちから寄せられた3つのアイデアを紹介します。
1.体操教室に通う
『うちの子は、夏休みのうち3日間だけ体操教室へ通ったらできるようになったよ。親があれこれ言うより「プロの指導だわ!」と感動した』
『私ができないし教えられないから体操を習いに行かせたら、逆上がりができるようになった』
自分が逆上がりをできたとしても、教えることは難しいかもしれません。自分も逆上がりができないとなると、なおのこと教えるための難易度はアップしそうです。だったら体操教室などに通って、プロの手に委ねてしまってはいかがでしょう。教えるプロに教わったほうが効率的に習得できるかもしれませんね。
2.練習用の動画を子どもに見せる
『うちも小1から練習をして、小2でできるようになった。すべては動画のおかげだよ』
『本人にやる気があるなら、「逆上がりができるようになる方法」みたいな動画を一緒に見て練習をしてみたら?』
ママたちの話によると、逆上がりができるようになるコツや練習方法を紹介する動画があるのだそうです。まずは動画を見てイメージを掴んでから実践に移る方法もいいかもしれませんね。
3.自宅練習用の鉄棒を用意する
『家でできる鉄棒を買って設置してあげたら?』
『うちは室内用の鉄棒を買ったよ』
学校や公園にある鉄棒以外にも、室内で練習ができる鉄棒が販売されているそうです。自宅で練習ができれば、周囲の目を気にしなくて済みそうですね。しかも気が向いたときに、いつでも練習ができることもメリットといえそうです。設置場所の確保や収納スペース、集合住宅などにお住まいの場合は階下への振動や騒音対策がネックになるかもしれません。
子どもの意見を尊重しつつ、チャレンジする心も育てよう
『練習してできるようになった瞬間に得られる達成感は、成功体験の1つになる。やる前から「大人になったら必要ないし、できなくても問題ないよ」って子どもに言うことは、私は違うと思っている』
お子さん自身は逆上がりができないことに対し、どう考えているかを確認してあげてみてはいかがでしょう。できるようになりたいと願っているのであれば、一緒に頑張ろうと声掛けをしながら特訓をしてもいいかもしれません。
どうしても逆上がりはやりたくないというのであれば、無理強いせずに諦めることも必要かもしれません。しかし最初から何もせずに諦めてしまうと、成功体験や努力の過程を学べないまま先に進んでしまうのではないでしょうか。
子どもの意見や思いを尊重して、「やらなくてもいいよ」と言うことは簡単です。しかし挑戦して得られた感動や体験は、これからの成長過程のさまざまなシーンで役立つはずです。可能であれば、少しでいいので挑戦・努力できるよう応援してあげてはいかがでしょう? ママやパパと一緒に練習した思い出は、結果よりも大切なことを子どもたちに教えてくれると思いますよ!
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ
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