幼稚園で一緒に役員をしているママがLINEをしていない。連絡も不便だし不公平に感じてしまう……
幼稚園や保育園、小学校などのPTA役員になると、会議で決まったことを連絡しなければならないことはよくあります。その連絡ツールとしてよく使われるLINE、情報共有したいメンバー全員が利用していれば連絡がスムーズですが、なかにには利用していない人もいます。そうなるとちょっと面倒なことが起きてしまうこともあるようで、ママスタコミュニティにこのようなお悩みが届きました。
『幼稚園の役員なったんだけれど、もう1人の人がLINEをやっていなくて、すごく不便。基本クラスでのやり取りや役員のやり取りはLINEだから、結局私がLINEで全てやり取りして、事後の報告をその人にメールする。なんかずるいし不公平だし、面倒くさいな……と思っちゃう』
今回の投稿者さんは幼稚園で役員をしているようですね。連絡事項をLINEでクラスの保護者へ伝えているようですが、もう1人の役員の方はLINEを利用していないそうです。もちろん使うかどうかはその人の自由なので利用しないことに問題はありませんが、同じ役員としてあまりよく思っていない投稿者さん。個別で連絡することを面倒に思ったり、話し合いをしたいときに「進行せずにずるい」と感じたり……きっとさまざまな出来事により不満を募らせてしまったのでしょう。みなさんは今回のような「連絡手段の違いから起こる不公平さ」、どう思いますか?
LINEを使っていない保護者をどう思う?
わかる!連絡が面倒だし、話し合いに参加しないのも腑に落ちない
『いやいや、迷惑でしょ。わざわざその人のために、個別に連絡を入れるわけでしょ。前にそういう人いたよー』
『その人は決まったことを知るのみなんでしょ? それは他の人の負担が大きいな』
『メールすることより、グループLINEの話し合いに参加していないからずるいと思うんじゃない?』
投稿者さんと同じく、少し迷惑に感じているママは少なからずいるようです。投稿者さんに寄せられた共感がいくつもありました。たしかに一斉に連絡ができる場がありながら個別に連絡をするのは、多少なり負担がかかります。メールを送ること自体に大きな手間がかかるわけではありませんが、普段使い慣れた連絡手段と違うものを使うとなれば「面倒だな」と感じてしまうのは当然のこと。それに取り決めなどの意見が聞きたい場合には、進行してもらうことどころか話し合いに参加してもらうことすらできません。同じ役員として不公平に思うのは当然のことなのかもしれませんね。
全員がLINEをしてるわけではないよ!
『うちの学校の役員も、あえてLINEをやっていないお母さんが半数でしたよ。普段はLINEをやっていますが、自分もあえて教えていません』
『世間の皆さんが全員LINEを使っているわけじゃない。使っていても教えない人だっているから』
『私はLINEは教えないよ。人それぞれだし、自分がLINEを使っているからといって、LINEを使うように強要はできないよ』
LINEを使うかどうかはその人の判断次第、先ほどの意見と対照的ですが、使っていない人も一定数いるようですよ。それに家族や仲のいい友達と連絡する手段としてはよくても、学校関係の連絡ツールとしては使いたくないママもいました。投稿者さんと一緒の役員の方がどういった理由でLINEを使っていないのかはわかりませんが、もしかしたら信念をもってLINEを使えない携帯電話を持っている場合もあるのかもしれません。
相手がメッセージを読んだのかわからない不安があるのはちょっと……
『私が連絡係のときに1人だけメールの人がいたわ。不公平とか思わないけれど、メールを送ることが滅多にないから、相手に届いたのかすごく不安にはなる』
先ほどは「面倒」「ずるい」といった意見をご紹介しましたが、相手がメッセージを確認したかどうか不安に思うママもいるようです。連絡係になった以上相手にきちんと伝えなければならないため、「相手や自分自身のためにも連絡手段をLINEで統一したい」という意見もありました。
期間限定でLINEを入れてもらうように提案してみては?
『「LINEアプリを入れるのは難しいですか?」と相手に言えば? 「事後報告だけになっているので、やり取りに参加して欲しいです」と』
『1年限定でLINEしてもらったら?』
相手に対して期間限定でLINEを使ってもらうよう提案するのはいかがでしょうか? LINEを使っていないことを投稿者さんが不便に思っている意味合いが相手に伝われば、なにかしら状況がよくなっていくのかもしれません。ただ、ガラケーを使用しているなどの場合には、LINEを使おうとしても困難。人それぞれ抱えている事情は違うと思うので、相手に伝えるときには無理強いしない程度のお願いが大切になってくるのかもしれませんね。
1年間という期間が決まっているので、諦めるというのもひとつの手
『連絡してあげればいいじゃん。私は連絡しているよ。もちつ持たれつ、助け合いだよ』
悩ましい役員活動を行なっている様子の投稿者さんですが、実は筆者も役員をしていた際に、投稿者さんと同じような経験をしたことがあります。筆者の場合には、子どもが小学生のときの登校班と中学校の部活の保護者会でした。いずれも使っていない人が1人、投稿者さんと違って一緒に役員はしていなかったものの、同じように個別でメールを送っていました。正直なところ、はじめは「ちょっと面倒だな」と感じていました。しかし連絡をしなければ、その保護者も子どもも困ってしまう。それに1年間という期間限定の話、「一度引き受けたのであれば、それを全うすることも必要かな」と考えを変えてみることにしました。
『ずるいと思うなら自分もやめればいいのに。文句を言うだけの人は面倒くさいなと思っちゃう』
投稿者さんが今の気持ちを周囲に話しているのかはわかりません。しかし話を受け止める側の感情も人それぞれ、「面倒に感じるのであれば最初からやらなければいいのに」と感じる人だっているのかもしれません。不満に思いながらもしっかりと役を果たしているのに、その努力のせいで自分の価値を下げることは避けたいですよね? 役員として1年気持ちよく仕事をするためにも「1年の辛抱だ」と現状のままでいる、もしくは相手の保護者にいい手段がないか相談してみる。そのあたりが最善の策なのではないかと筆者は考えるのですが、みなさんはいかがでしょうか? 今回の件がどのようなかたちで決着がつくのかはわかりません。しかし投稿者さんの今までの努力や労力だけは、しっかりと報われいってほしいものです。
文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・はなめがね
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