2021/07/29

「高級輸入車に乗り替えたい」と旦那に言われ不安。購入方法や維持費について教えて！

車事故
もしも旦那さんから「高級車を買いたい」と相談されたらあなたはどうしますか？　車は決して安い買い物ではないですし、ましてや高級車ともなるとすぐには賛成できないという人もいるのではないでしょうか。買うこと自体は反対しないけれど、高級車となると維持費や管理費が心配という人もいると思います。そんなお悩みを持つママからの投稿がママスタコミュニティに寄せられました。

『車を買い替えるにあたり、旦那がベンツにしたいと言います。今乗っているのは国産車のワンボックスで子どもは大学生と中学生。「子どもと出かけることは少ないのでワンボックスは不要。ベンツはかっこいいだけでなく内装や仕様もすごく良くお金を出す価値がある」とのことです。中古で探せば確かに買える値段のベンツもあるけれど、メンテナンスや部品代などの維持費がとっても高いんじゃないかと不安です』

国産車から高級輸入車への乗り換えを考えている旦那さん。維持費がわからないとなると、難しい問題のように感じてしまいますね。購入方法としてどんな選択肢があるのか、また維持費はどのくらい掛かるのか……。実際に所有しているママたちの意見を参考に、一緒に考えてみましょう。

新車？中古車？おすすめの購入方法はある？

車好きの筆者が考える新車のメリットは、オプションやグレードを自由に選択できることや最新機能付きの車に乗れることだと思います。デメリットとして気になってしまうのは価格でしょうか。価格が不安な場合は、認定中古車の購入も視野に入れてみるのはどうかという意見もありました。

『試乗車で使われていた認定中古車を購入。1年落ちで走行距離は4,000km。新車とは400万円近く違った。かなりお得』

『認定中古車ならメーカーサービスを新車同様に受けられるよ。普通の中古車屋よりは高めだけど』

『認定中古車は購入したディーラーでそのままメンテナンスをお願いできる』

新車ではなく認定中古車を勧めるママたち。中古車とはいえ、ディーラーで試乗車として使われていただけの新車同然のようなものもあるようですね。投稿者さんご夫婦が検討しているベンツでは「日本国内で販売された車両、且つ日本国内で自家用乗用車として使用され、初度登録年月から39ヶ月以下で走行距離が60,000km未満の車両」を認定中古車と呼ぶそうです。また認定中古車保証の終了後も、新車登録から5年後までの間安心してアフターサービスを受けられるとのこと。アフターケアがしっかり保証されているのであれば、中古車でも安心ですね。

参考：メルセデス・ベンツオフィシャルサイト「認定中古車プラス」

サブスクという意見も

『サブスクにすれば？　あとは高級車専用のレンタカーとか？』

車を購入するのではなく、サブスクを利用するのはどうかという意見もありました。車を利用したい期間に定額費用を支払うことで、決まった利用期間は車に乗り続けることができるようになるサブスク。「高額のローンには不安がある」「一時的にでも高級車に乗りたい」という場合は、利用してみるのはいかがでしょうか。
新車か認定中古車か、または購入はせず乗りたいにときにサブスクやレンタルをするか……。それぞれの家庭に合った方法を選べるといいですね。

その他維持費やパーツ代が心配という意見も

購入するとなった場合、維持費が高いのではないかという声もあがりました。

『ハイオクで1リットルあたり10km程度しか走行できない車もあると思うけど、そこは大丈夫？』

ガソリンはレギュラーよりハイオクの方が値段が高いので、ハイオクが指定されている車だとその分ガソリン代が掛かってしまうと言えそうです。ただ最近は、軽油や電気で走る高級外車もあるようなので、車種を選ぶときには燃料・燃費の確認もしておきたいですね。

また自動車税は車の排気量によって変わります。国産車も輸入車も排気量が1,000cc以上～1,500cc未満の場合、自動車税は30,500円。輸入車だからといって自動車税が高くなるということではありません。

『車体価格には手がとどいても維持費が高いよね。部品交換も高いし、タイヤ交換もお金がかかる』

海外から部品を取り寄せなければならない場合もあるので、修理費は高くなってしまうことがあるようです。修理費が掛かる場合はどこから捻出するのか、購入前に旦那さんと話し合っておいた方がよさそうですね。

参考：経済産業省｜平成31年度税制改正の概要

高額な買い物をするとき、夫婦でどう話し合うべきか

購入方法や維持費について、実際に高級輸入車に乗っているママたちの話は参考になるものばかりでしたね。車好きなわが家の場合、まずは買いたい気持ちが強い方が、欲しいものに対するメリットとデメリットをプレゼンするようにしています。デメリットには解決策を提案することも大事です。今回のようなケースでしたら「修理やメンテナンス代はお小遣いから出してほしい」とこちらから提案するのもいいと思います。

『普段お仕事を頑張っていて無駄遣いもしない旦那だから、車がモチベーションになって経済的に許せるならありかなと思ってます』

旦那さんの気持ちもわかるし叶えてあげたいけれど、大きな買い物なので不安になってしまったと話してくれた投稿者さん。まずは旦那さんの欲しいという気持ちがどれだけ本気なのかをプレゼンしてもらい、維持費や修理費などはどうするかなどの不安な点はよく話し合ってみるのはいかがでしょうか。夫婦2人にとって納得がいくような買い物ができるといいですね。

文・ゆきまろ　編集・荻野実紀子