隣の車にドアが開かないほど寄せて駐車された……こんなときみんなはどう思う？
スーパーやコンビニなどに車で買い物へ行くと、駐車場に車を停めることになります。その後買い物が終わり駐車場に戻ってみると、自分の隣に停めてある車がものすごく近い……そんな経験はありませんか？ 今回ママスタコミュニティに投稿をくれたママも、このような停め方で迷惑を被った1人のようです。
『買い物が終わって車に戻ったら、隣の車がすごくこちらに寄っていて、私、運転席から乗れなかったんだけれど！！ 普通ちゃんと線に合わせて停めない！？ 枠内におさまっていればいいとかじゃなくて、隣の人のこと考えられないなら乗らないで欲しい』
自分の車に近い位置に車を停められてしまったことで、運転席のドアを開けることができなかった投稿者さん。文章から察するに、おそらくその後助手席から乗ったのでしょう。枠内にきちんと停めたにもかかわらず、隣の車に寄せられて苦労して乗ることになると、「なぜ私が！？」と思わずにはいられませんよね。しかし駐車場にはいろいろな人が車を停め、停め方も人によって少しずつ違います。なにかしら事情があったのかもしれませんが、「車を寄せて停める人」のことをママたちはどう感じているのでしょうか？
車を寄せて停められたらどう思う？
『蹴飛ばしたくなるよね。できないけれど』
『たまにいるよね。｢運転のセンスがない！｣と旦那がプンプンしていたのを思い出した』
『ムカつくよー。逆に「あなたは嫌じゃないのか？」と聞きたいくらいだわ』
投稿者さんと同じく、「腹が立つ」「イライラする」など否定的な意見が目立ちました。自分がきちんと駐車スペースに入れたのであれば、なおさらそう思わずにはいられませんよね。筆者も車社会で生活しているため、どこへ行くにもほぼ車を使います。そのため投稿者さんと同じような経験をしたことも多々あります。ときには「隣の車のドアが開かないことを想像できないのだろうか」と思ってしまったこともあります。しかしその一方で、このような意見もありました。
『枠内に収まっていれば特には』
駐車スペース内に停まっていれば問題ないのでは？ とのコメントも。たしかにスライド式のドアなら開けても幅はとらないでしょうし、人が通れるスペースが確保できていれば問題ないとも思います。しかし枠内であってもドアを開けることができないくらい寄せられていたならば……正直なところ筆者は「空間を考えて停めてほしかったな」と思ってしまうかもしれません。
なぜ車は寄ってしまったのだろう？
そもそも駐車スペースの幅が狭い
『枠に収まってないのはもちろんムカつくけれど、たまに枠の幅が狭い駐車場ない？ みんなちゃんと枠内に停めているのに横向きにソロ～っと車を降りなきゃいけないような、「もうちょっと広めに線を引いて！」というお店』
ドアが開いたときのことを考えて駐車スペースを広くとったり、隣との区切りを2本線にして余裕を持たせているお店もあります。しかしお店の駐車場の広さによっては、駐車スペース自体の幅を狭くせざるを得ないこともあるのだと思います。車をできるだけたくさん停められるように考えたお店側と、そこを安全に利用したいお客さんとのあいだでは、考え方に違いがでてしまうこともあるようですね。
「このくらいなら……」と思っている
『まっすぐ枠内に停めていると思っているのか、「多少ならいいわ」と思っているのか』
自分では駐車スペースに上手に入れたつもりでも、実は曲がっていたり、片方に寄ってしまっていたり、停めた本人が気づいていない場合も少なくありません。例えば運転席側ばかりを気にするあまり、自分と反対側の空間まで意識ができなかったケース。後から気付いて落ち込んでいる人もいるのかもしれません。あるいは気づいたとしても、「このくらいスペースがあれば大丈夫だろう」と勝手に解釈している人もいそうです。
視界が悪く、線がよく見えなかった
『普段はきちんと停められるけれど、大雨のときは難しいんだ』
天気が良く視界が良いときには、駐車スペースの線をきちんと確認することができます。しかし雨などで視界が悪くなっている日には、その線が見えにくいこともあるでしょう。そうするときちんと停めることができず、どちらかに寄ってしまうこともあるのかもしれません。
自身と相手のために、あえて駐車スペースを2つ使う人も！
『2つ跨いで停めている車もいるよね。1台分だと「外車だから幅が広くて……」と言い訳する人もいるし、それならはじめから2台使うのも納得できる』
外車など幅の広い車の場合には、駐車スペースの幅と車の幅がほぼ同じになってしまったり、どうしても枠からはみ出てしまうこともあります。そのような場合には、駐車スペースをあえて2つ使っている場合もあるようです。筆者の知人にも幅の広い車に乗ってる人がいるのですが、「1台分の枠に停めると自分も出づらくなるし、隣の車のドアも開けにくいだろうから2台分使う」と言っていました。ただしその知人は、「混み合うような入り口付近には停めず、隣に車が停まらないだろうと思う場所を利用する」とも言っていました。
どんな車が隣に停まってもいいように、あらかじめ予防策を考えておこう！
不特定多数の人がやってくるお店の駐車場では、隣にどんな車が停まるのかわかりません。それぞれの枠の中できちんと停めてくれる人もいるでしょうし、今回のように寄せて停められてしまうこともあるでしょう。しかし隣にどのような車が停まるのかわからない以上、自分でなにかしらの予防策を考えていくのも、トラブルが起きないためにできることなのではないかと思います。
筆者は投稿者さんと同じような経験をもつことから、できるだけ駐車に融通のきく1番端の駐車スペースに停めるようにしています。そうすればドアをぶつけられてしまったり、逆にぶつけてしまったりするトラブルを防ぐことができます。車の停め方に関しては、人それぞれの性格が反映されたり、駐車の技術的な問題もあるかと思います。筆者の方法や駐車場が広いお店を選ぶなど、自分にできることを探しつつ気をつけていくと、毎日のなかで起こりそうないらぬイライラを、少しだけ減らしていけるのかもしれませんね。
文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・なかやまねこ
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