<怖い女の正体>婚約者が豹変「デキ婚のくせに」「結婚式には来るな」【第10話:サキの気持ち】
前回からの続き。リョウとの婚約が決まった私でしたが、束縛の強い母からは精神的に追い詰められていきます。兄嫁になるユミさんへの電話をかけた私は、思わずこう言い放っていました。「デキ婚の専業主婦なんて恥ずかしい」「結婚式には来ないでください」。
私には要求を飲んでくれないユミさんが敵のように見えていたのです。気がつくと私はユミさんにつかみかかっていました。私は何かを叫んでいるみたいだけど、なぜ泣いているのか自分でもわからない……。
そんな私の心の暗闇にスッと入り込んできたのはお義母さんでした。ふと気づくと取り乱す私の背中を優しくさすってくれていて……それは子どものころからずっと欲しかった「お母さん」のぬくもりだったのです。
私は今、子どものころから兄と比べられ、決して母に認めてもらえなかったツラい過去と必死で向き合っているところです。でもお義母さんがくれた「あなたはあなたでいい」という言葉は、私が一歩を踏み出せるきっかけをくれました。そう、「私は私でいい」。リョウやご両親がありのままの私を認めてくれたことに感謝しながら、これからの人生を精いっぱい生きていきます。
原案・ママスタコミュニティ 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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