2021/05/31

【前編】一人っ子のママは「疲れた」と言っちゃダメなの？無神経な旦那にガツンと言い返そう！

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子育ての大変さは人それぞれ。一人っ子には一人っ子の、きょうだいがいればその子どもの人数だけの苦労がありますよね。ママだってたまには弱音を吐きたくなるときもあります。そんなとき一番理解してほしい相手に理解してもらえないと感じたら……あなたはどう思いますか？

「子ども1人しかいないのに」とあざ笑う夫

ママスタコミュニティに、虚しさと寂しさを抱えたママからの投稿がありました。

『3歳の子どもが1人います。たまに「あー疲れた」とか言うと、旦那が「子ども1人しかいないのに、疲れたってどういうことだよ」と笑います。そして「○○さんのところは双子なのに、ママはおしゃれできれいにしている」「××さんのところは子どもが3人なのに、ママは資格取得のために勉強してるらしいよ」とか、「できるママ」と比べてきます。そのくせ自分は育児をあまり手伝わない。別にみんなからねぎらってほしいわけじゃない。疲れたときに「ありがとう」とか「頑張ってるね」とか、せめて旦那くらいは言ってくれてもいいのに……と、なんか寂しくなりました』

投稿者さんに共感する人、旦那さんの言動に腹を立てる人など、さまざまなコメントが寄せられました。とくにママたちが怒ったのは「旦那さんが子育ての大変さを理解していないこと」、そして「投稿者さんとよそのママたちを比べること」についてでした。

“1人ならでは”の大変さがある

「子ども1人なら楽なはず」と言わんばかりの旦那さん。はたして本当にそうでしょうか？

『そのくらいの年齢だと、子ども1人のほうが大変だった気がする。ずっと「ママ、ママ～」になっちゃうから。きょうだいがいれば、遊び相手になってくれたりしてむしろ楽だったな』

『うちも1人ですが、疲れますよ。きょうだいがいないんだから、ずーーーっと自分にばっかり来るじゃないですか。「ママ！　ママ！」って。弱音を吐きたくもなりますよ』

『一人っ子は別の意味で疲れる。双子は一緒に遊べる年齢になると、レベルがだいたい同じだから、勝手に2人で遊んでくれる』

筆者のママ友で、男の子4人（一番上と一番下が12歳差）を育てている人がいます。彼女が「『子どもが1人で片手がふさがる、子どもが2人で両手がふさがる。3人目からは手が増える』って聞いたことがあるけど、本当だわ。上の子たちが下の子を見てくれるから、すっごく助かってる」と言っていたのが、とても印象に残っています。年齢差にもよるでしょうが、上の子たちが育児の味方になってくれるとママの負担もぐっと減るのでしょうね。筆者も下の子が生まれるまでの3年間は第一子に365日24時間かかりっきりでしたが、確かにその時期は心身ともに追い詰められやすかったように思い出されます。

『最初の子って疲れるよね。手の抜き方なんてわからないもん』

『一人っ子のママは、数人を一度に子育てする大変さを知らない。だって経験ないんだから当たり前でしょ。「一人っ子でも疲れた」「もうだめ」……仕方ないよ』

最初の子の育児は、ママにとっても“初めて”の連続。しかし子どもが複数人いるママたちは、すでに経験済みのことが多いわけで……。いわば育児の“新人”と“経験者”。もちろん子どもが多ければ、育児に取られる時間や費用が増えて大変な面もありますが、だからといって決して「一人っ子だから楽」ではないのです。

人数なんて関係ない！「疲れた」くらい言ったっていい！

自分は育児をほとんど手伝わないくせに、「子ども1人なのに疲れたってどういうこと」と笑う旦那さん。ママたちのイライラも募ります。

『疲れるに決まってるじゃん。1人とはいえ人間の命を四六時中預かってるのに、何を寝ぼけたこと言っているんだ。投稿者さんは自分の頑張りと子どもの笑顔を信じて、自信を持ってやるしかない！』

『うちも3歳児がいるからわかる。疲れるよね！　毎日イヤイヤはかりで訳がわからないし、眠くなったら暴れるし、暴れると結構力が強いし……。何するにも自分でやりたがり、ダメと言われたことをわざとやったり……別に苦労自慢をしたいわけでもない。1番そばにいる旦那に一言「お疲れ様、いつもありがとう」って言ってもらえたら全然違うのにね』

『旦那さんは育児に関わらないから、どれだけ大変なことなのかがわからないのかもね。そりゃあ何人もいるほうが大変だろうけど、「疲れた」くらいは言いたいよね』

『子どもが1人だろうが何人かいようが疲れるよ。子どものことだけをやってるわけじゃないんだし。男は仕事から帰ったら、もう一日が終わった感じでしょ？　あとは飯食って風呂入って寝るだけ。休みの日は何もしない休暇だし。でも女って違うじゃん。朝から晩まで家事やって子育てして、旦那は休みでも女に休みはない。疲れて当然だと思うよ。私は「疲れた」って言葉は、パートナーへのSOSだと思っているんだよね。旦那に問題ありだよ。頑張ってるから疲れる。無理しないでね』

「疲れた」という言葉は決して甘えではないというママたち。本当に疲れているからこそ、ポロッとこぼれてしまった言葉ですよね。そこで「ありがとう」「頑張っているね」というさりげない言葉さえも掛けられない旦那さんの思いやりの無さに、投稿者さんが落胆してしまうのは当然のことではないでしょうか。

だったらあなたにも子育てを“しっかり”とやってもらいましょうか！

旦那さんが子育ての大変さを理解していたら、投稿者さんを笑うことなんかできないはず。ならば3歳児の子育てを、たっぷりと体験してもらってはいかがでしょう？

『本当、こういう勘違いをしてる男ってむかつくよね。1人だろうが2人だろうが、大変なのに変わりはないのよ。わかっていない旦那に1回子ども預けて、投稿者さん1人で外出してみたら？　10時間くらい3歳児と一緒にいたら、なんで大変なのかがわかるよ、きっと。なんなら親子2人で外出させたほうがいいかも。ちなみにそのとき投稿者さんは家にはいないでね。旦那さん、投稿者さんに任せたくて帰ってきちゃう可能性もあるから』