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【後編】義母から「学費の足しに」と渡されたのは5,000円。嫁が産んだ子だから少ないの?

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義母から「学費の足しにして」と5,000円を受け取った投稿者さん。ママたちが義母の言葉の本意について推測を重ねるなか、投稿者さんが思わず漏らした本音で議論の風向きにやや変化が見られました。

『つい実母と比べてしまいます。義母からしたらしょせんわが子は「嫁が産んだ子」ですもんね、こんなもんですよね』

「しょせんわが子は”嫁が産んだ子”だから」……。義母はわが子が可愛くないから5,000円しかくれないという意味でしょうか。この考えにあるママが異議を唱えたようです。

『「しょせん嫁が産んだ子」? だったら1円たりともくれないよ。うちの義母がそうだった。嫁が憎けりゃ孫まで憎いってね』

このコメントを皮切りに投稿者さんの考えを諭すようなコメントが寄せられました。

気にかけていなかったら渡さない。お金をくれるだけありがたい

『お金をもらえるだけ、気にかけてくれてるということじゃん。私なんて毎年誕生日と母の日にプレゼントを渡しているのに、うちの子どもたちの祝いごとに何かをもらったことなんて一度もないよ』

『うちは義両親はいないし、私の親は貧乏だからお祝いなんてあてにしてない。だから5,000円もらえたら喜んじゃうよ』

『うちなんて出産祝い(上の子5万円、下の子3万円)以外、なーんにもないよ。もちろんお年玉も。ケチ過ぎてもう連絡もとってないや』

『言い方には問題があったかもしれないけれど、お祝いをもらえるだけいいと思う。うちは義母からは1円ももらったことはない。誕生日もお正月もクリスマスも』

5,000円という金額が少ないかどうかはさておき、「くれるだけでありがたい」との意見を出したママたち。もし投稿者さんが言う通り義母が「嫁が産んだ子だからかわいくない」と思っているならば、お金をまったく渡さないという選択肢もあったでしょう。孫に何かしてあげたいという気持ちがあるからこそ、義母はお祝いをくれたのではないでしょうか。

お祝いで大切なのは気持ち

『ゼロよりはいいじゃない。「学費の足しに」は「文房具を買うときの足しにして」という意味だと思う。本当は金額をもっと包みたかったんだけれど5,000円が精一杯なのでは? 察してあげようよ』

『義母の生活レベルがわからないけれど、なんとか工面した金額が5,000円かもしれない。文房具代だって学費のうちだし、ありがたく受けとればいいのに。もらったお金の額にケチをつけるのって、私は嫌い』

『大切なのは金額なの? 高齢で働いているお金から工面して出してくれる気持ちだけでもありがたいけれど。「学費の足しにして」と言う言葉は渡すための口実だっただけでしょ。たまたま「学費」と言っただけで、本音は少しでも孫のために何かしたかったからなんじゃないのかな?』

『何かお祝いしてあげたいけれどお金があまりないだけじゃないかな。文房具は買えるんだからありがたくいただいておけばいいのに。「給食費にもならない」とか「金額が足りない」なんて、義母からのお金をあてにするのがよくない』

「お祝いをもらったときに大切なのは、“金額がいくらか”ではなく“お金をいただいた”という事実では?」と考えるママたちも。もしかしたら今回いただいた5,000円は、義母が孫のために用意できる精一杯の金額だったのかもしれません。「5,000円では学費の足しなんかにならない」とモヤモヤを募らせるのではなく、「義母がわが子のことを考えて用意してくれた」という点にフォーカスを当ててみるのはどうでしょうか。少しでも前向きに捉えた方がお互いに気持ちのいい関係でいられそうですね。

実際に学用品を用意するのに使ってみては?

『水筒だって文房具一式だって買えるじゃん。これもある意味で学費だよね』

『私だったら鉛筆をダース買いしたり、消しゴムの5個入りや液体のりの3本入りとか、常に学校で使う文具を買ってストックしておくわ。消耗品の文具類を5,000円分も買えるのはありがたい。給食費にあてたら1ヶ月分には満たないけれど、常に使う筆箱の中身やノートにあてたら何ヶ月分にもなるし。視点を変えたらいいと思う』

『金額で考えたら微々たるものかもしれないけれど、義母からの厚意なんだろうから素直に何かの足しにしたらいいよ。文房具でも靴下でも5,000円あれば余裕で買えるんだしさ』

「5,000円ではひと月分の給食費にすらならない」とこぼしていた投稿者さん。しかし視点を変えて学用品諸々をそろえるためのお金と捉えてみてはいかがでしょう。ついつい買い忘れてしまったり、いくらあっても困らないような筆記用具のストックを多めに買っておくのもいいですね。使い方を変えてみれば5,000円と言うお金がとてもありがたいものに思えるかもしれません。

「学費の足しに……」と渡された金額に驚いてしまった投稿者さん。しかし大切なのは金額そのものよりも「義母がわが子のためにお金をくれた」という事実ではないでしょうか。学費の足しにするには少ないと感じるならば、学用品や学校で必要なものを買うのに使わせてもらうのもいいでしょう。モヤモヤを抱え込むのではなく少しだけ視点を変えて、お互いに気持ちのいい関係を築きたいですね。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・マメ美

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