どこまで気にする?幼稚園や保育園のプールで心配なこと
6月半ばともなれば、プール開きを迎える保育園や幼稚園が多いことでしょう。暑い日に冷たいプールに入るのは気持ちの良いものですが、プールに入れることをためらうママもいるようです。
怪我や病気もしていないのにプールに入らせないなんて、過保護じゃないか! ……そう思われましたか? しかし小さな子がプールでおぼれる、飛び込みで頭を怪我するといった類の事故のニュースを見てしまうと、親は不安が尽きないものなのです。それが小さい子ならなおさらです。
もちろん、まったくプールに入れさせないのは子どものためになりません。あなたはどこまで気にしますか?
園のプールが心配、でも入れないのもかわいそう……
幼稚園年少のお子さんを持つママさんから、ママスタコミュニティにこんな投稿が寄せられました。
『幼稚園や保育園のプール事故のニュースを見てから、幼稚園のプールがすごく不安です。でも入れないのもかわいそうだし。心配しすぎなんですかね』
幼稚園のプールに不安を覚える投稿者さん。事故のニュースを見て身震いした経験があるママは多いのではないでしょうか。ママスタのママさんからもこんなご意見が挙がりました。
『親は先生を信頼するしかないからね。そういうニュース見ると、不安は尽きないよね』
『プールは何かと心配だよ。事故以外に水いぼやアタマジラミの感染も心配だし』
『心配で、心配で、休ませたいくらいだったけど、いざプール開きしたら通っている園がかなり慎重で、水深まさかの3センチ。しかもプール内でお尻を付けて座るのはダメ、友達と手をつなぐのもダメ。逆に暑くて干からびないか心配(笑)』
『スイミングでは腕の浮き輪を付けるし、幼稚園や小1くらいまではそうすればいいのにね。そうしたら溺れる子が出ないだろうし』
親はどんな姿勢でいればいい?
プールに入らせないという手段もありますが、子どもの夏の楽しみを奪ってしまうのはかわいそう。親としてできることはなんでしょうか?
『悪ふざけしないようにしつけたら、大丈夫よ』
『泳げないと心配だから、年中からプールを習わせている』
『心配はするよ。しちゃいけないことではないしね。でも「楽しみだねー」と言って送り出しています』
『私も心配だったから、気持ち分かるよ。でもそこは園を信用するしかない。これから先、すべてにおいて心配は付きものだよ。遠足だって、お泊り保育だってそう。私も少しずつ、脱・心配性を訓練中』
もし不安な気持ちがあるのなら、園や学校で先生方がどのような指導をしているのか、AEDの設置場所、救急救命講座をどの先生が受けているのか、など疑問に思ったことを詳しく聞いてみてはいかがでしょうか。水いぼやアタマジラミなどの感染については、集団生活のすべての場所で完璧に防ぐのは現実的に難しい話。でもその代わり、治療や駆除の方法はあります。
知ることで解消する不安もあるはず。 親の不安が解消したら、水を嫌がる子どもでも少し勇気が出るかもしれません。注意してほしいことを子どもに伝えたら、あとはどーんと送り出してあげましょう。
文・編集部 イラスト・くずり
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