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階下への水漏れ、子どもの歓声……。「ベランダプール」でのご近所トラブルを予防する方法とは

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戸建てで広いお庭があってお隣との距離がほどほどに離れていて、子どもが大声で騒いでもご近所迷惑にならない……。そんな恵まれた環境は、特に人口の多い都会では難しいかもしれませんね。アパートやマンションのベランダでも子どもたちが水遊びを楽しめるようにと開発されたのが、「ベランダプール」です。しかしこの「ベランダプール」、ただ楽しいだけではすまないようなのです。ベランダプールをすると、どんな問題が起きてしまうのでしょうか?

階下への水漏れ、子どもの歓声……。ベランダプール使用時に考えられるリスク

『隣や下の皆に水が垂れたり流れたりしたら迷惑だから』

『アパートだった時、上の階でプールやって布団や洗濯濡らされた。非常識だよ』

『一軒家でもそうだけど、もーとにかくうるさい!』

『昔、上から大量に排水流されて、跳ね返った水で洗濯物濡れた……』

ご近所でベランダプールをやっているところに遭遇したママたちからは、プールの排水が干していた洗濯物にかかって濡れてしまった、集合住宅じゃなくても子どもの歓声が大きすぎた、という声がありました。ベランダの排水は雨水を想定して作られています。大量に排水すると、建物によっては水が溢れて両隣や下の階へ流れてしまうケースもあるようです。一度に水を流さないようにする等の注意をしないといけないのかも。水遊びが楽しくなると、子どもはつい声が大きくなってしまいますよね。子どもの高い声は近所迷惑になってしまうこともあります。ベランダプールをするときは、騒ぎ過ぎないように子どもにマナーを教えることも大切ですよね。

事前に、「排水溝のゴミ」の掃除をすること

またベランダプール使用後の排水ともなると、雨の排水とは違い量も多くなるかもしれません。そんなとき、ベランダの排水溝にゴミがあると流れにくくなるケースもあるのだとか。ベランダで洗濯をしている場合、排水溝にはヘドロやゴミが堆積してしまいます。賃貸物件の場合、排水溝を共同で使用しているケースもあります。
お掃除の方法として、ポリビニール製の手袋をつけてベランダの排水溝のごみをつまんで取り除くと、手袋をひっくり返すだけで手袋がごみ袋代わりになります。これなら手を汚すことなく気軽にベランダの掃除ができますね。また、使い古しの歯ブラシで手ではつまみにくいごみを取り除くようにすると排水溝にごみが流れて詰まってしまうのを防ぐことができます。普段から、排水溝の中にゴミを流してしまうことがないよう注意しましょう。

参考:賃貸のホームメイト「ベランダ床や外壁のお手入れ」

小学生になったら「公共のプール」へ行くべき!?

ご近所の反応を知るには、ベランダプールを開設する前にひとこと声をかけてみるのも良いでしょう。「子どもがまだ小さいのでプールには行かせられない」などの理由を話してみるのもいいですね。マンションやアパートの規約でベランダプールが禁止の場合もあるので、管理会社に確認するのも忘れずにやっておきましょうね。子どもが大きくなって小学生くらいになると水遊びもダイナミックになるので、思い切り遊ばせたいときは、公共のプールに行くことも考えてみる必要がありそうです。

周囲への配慮を忘れず、マナーも守りながらベランダプールを楽しみたいですね。

文・編集部 編集・しのむ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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