まんが【後編】ママ友に「マンション買ったの」と自慢された 「だから?」と送ると未読無視……
マンションを買ったママ友に嫉妬して、少し感情的なメッセージを送ったら未読無視されてしまいました。もしかしてもうブロックされているかもしれません。
「あの程度で無視するなんて! 友達なのに心狭くない……!?」とイライラしたかと思えば、「でも私もキツい言い方だったし……もうすぐ引っ越してしまうのにこんな形でおしまいだなんて」と落ち込んだりを繰り返し、心が落ち着きません。
夜、帰宅した夫に夕食を出しているとき、ふと尋ねられました。
事の顛末を話すと、夫は引き気味にこう言いました。
夫の言う通りだ……。「娘ちゃん、転校するのかわいそうだね」なんて、いかにも心配してます、みたいなメッセージを送ったけど。本当は豪華なマンションを買えることが羨ましくてたまらなくて、ただ嫌味を言いたかっただけ。ずっと私の方が輝いていると思っていたのに、私より地味だと思っていたママ友が、私よりも幸せになっていくのが……悔しかったのです。
友達だと思っていましたが、無意識のうちに彼女を競争相手にして、そして勝手に自分の方が「上の立場」でいる気になっていたのです。そんな傲慢な自分自身の姿に、改めて気づかされました。
それからママ友に謝罪のメッセージを送りました。もうブロックされているかもしれないし、許してくれるかどうかもわからないけど…… すると、翌朝、 彼女は大人の対応で“怒っていない体”で返信してくれました。 気まずいまま、引っ越ししてお別れ……とならずに済んで、ほっとしました。 でも、私が勝手に妬んでママ友にキツく当たってしまったのは事実です。 これ以上、彼女を傷つけないように、もう感情的になるのはやめよう。 妬んでしまいそうだったら、自分から距離を置こう。 彼女は彼女の幸せがあり、私は私の幸せがある、ときちんと心の中で線引をして…… ママ友の新しい門出を心の中でひっそりと祝いたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・ちょもす 編集・横内みか