子どもの「ママきて!ママ見て!」要求が止まらない。家事が進まずイライラするのは仕方ない?
生まれたばかりの赤ちゃんは授乳、オムツ交換、沐浴……と手も目も離せないものですが、だんだんと手が離れてもよいはずの年になったのに「ママにべったり!」というお子さんもいるようです。
『小2と年少。どっちも女の子。今日は入学式だから幼稚園も学校も休みで2人とも在宅。ずーっと「ママママママママママママ」で家事が進まない。イライラする。みんなこんなもん?』
投稿者さんのお子さんは「ママママ!」とママに来てほしい&見てほしいという要求が止まらないようです。聞いている側としては「あらかわいい」と思えるのも、よそのお宅のことだからかもしれませんよね。同じような経験をもつママからも悲痛な叫びが聞こえてきます。
我が家も同じ!と嘆くママたち
『うちもだよ。軽くノイローゼになってる』
『あーわかる! うち、男の子だけど小1まで後追いしてたよ。1日100回はママって呼ばれて気が狂いそうなときもあった』
『忙しいときに限って話しかけてくるんだよね』
どうやら「ママ見て」「ママ一緒にやって」のママ攻撃を受けているママたちは少なくないようです。ママに余裕があれば「ハイハイ」とにこやかに応えてあげられることも、忙しい時間帯や体調の悪いときなど「うるさい!」と思ってしまうのも仕方のないことかもしれません。「軽くノイローゼになっている」「気が狂いそうなときがあった」とママたちのツライ本音も聞かれます。
『わかる。テレビを見てるときだけはおとなしいから、ついつい見せちゃう。これ見てて静かにしてってなっちゃう……』
静かにしていてくれるなら、とテレビやDVDに頼ってしまうこともありますよね。筆者も息子が小さいときは「ちょっとDVD見ててくれない?」と言うことがしばしばありました。なぜなら、わが家はきょいだいのいない1人っ子。遊び相手が基本「ママのみ」なので、なかなか家事が進まないのです。1人っ子をもつママにとってはよくあることのようで、同じ悩みを抱えているママの嘆きを耳にします。
1人で絵を描いたり本を読んだりするようになってずいぶんラクになった、と筆者は感じましたが、どうやら「ママママ攻撃」がしばらく続くご家庭もあるようで……。
『中1と小4だけど、まだまだ「かぁちゃんかぁちゃん」だよ』
中学生になっても要求されるのか……と想像すると、嬉しいような鬱陶しいような、複雑な気持ちになってしまいます。
「ママママ攻撃」を受けてきたママたちは、その状況をどのように打開してきたのでしょうか。
お手伝い作戦で切り抜けて!
『うちの子たちは好奇心旺盛だったから家事を手伝わせたよ。3歳くらいから「やりたい!」ってうるさかったから。キッチンはビシャビシャになったけど、本人も満足するし自己肯定感も高くなるし』
『一緒に家事や掃除したら?』
『リアルママゴトで手伝わせるのは?「今日はお姉ちゃんがお母さんねー」と、子ども心をくすぐりながら一緒にやればいいよ』
なるほど! ママの家事が進まないのであれば「子どもに手伝ってもらおう」という作戦のようです。
『洗濯物を洗濯機に放り込んでもらうだけでもいいと思う。余計な手間がかからない程度のお手伝いって探せばあるよ』
小さなお子さんと一緒に家事をすると「キッチンがビショビショになる」「余計に時間がかかる」ことも避けては通れませんよね。まずは二度手間にならない程度の小さなお手伝いを探してみてはいかがでしょうか。
『2人に仕事を与えたらどうだろう。年少が片付けて小2が掃除機かけるとか、小2にはおつかい頼んでみるとか。うちはよく洗濯物を畳んでもらってたよ』
年齢に応じて上手に役割分担をしたり、お手伝いの難易度を変えるのも良さそうですね。
『掃除機かけるときに「落ちてるおもちゃを片付けてくださーい! できないなら吸いまーす」と言って強引に掃除機をかけ始めると、焦って片付け始めるよ。たまにふざけて足とか吸うと喜んで逃げ回る。遊びながらできるから子どもも満足するよ』
どうせなら「家事」を親子ともに楽しんでしまおう、という工夫が感じられます。「家事が進まない」とイライラするよりも、家事を親子の遊びにしてしまう方が親子ともにずっとずっと幸せですよね。
ママにもママの時間があると納得させるべし
家事を一緒に取り組むことでお子さんの気持ちに寄り添う、という意見がある一方で「ママにもママの時間があることを分からせるべき」という意見も寄せられています。
『「今、掃除してるから」「今、料理してるから」といって言い聞かせられないの?』
『全部に相手する必要はない。お母さんにだってしなきゃいけない用事があって、いつでも相手ができるわけではないと分からせる必要がある』
『私なら「今は無理だけど、あとでたくさん話を聞く」って言ってスパンと切るわ』
お子さんの年齢にもよりますが、お子さんにあわせて生活するばかりではなく、ママにも「しなければならないことがある」と理解してもらう時間があっても良いのかもしれませんね。
大変なのは今だけ!楽しんで
『まだまだお母さんに甘えたい年齢だし、おうちにいたらそうなるよ。一時の辛坊です。そのうち、友達の方が優先されて親のことは気にしなくなる』
『懐かしい! 今だけだから頑張って乗り切って欲しいな』
『そのうち家にいるのは寝るときだけってなるから。振り返ってみるとほんの一瞬よ』
「ママが必要とされるのも今のうち」と子育て経験のあるママたちは言います。子どもたちも幼稚園や学校で自分の世界ができると、ママよりもお友達との関係が大切になってくるからかもしれません。「大変なのは今だけ」と思えれば、ママの気持ちも少しはラクになるのではないでしょうか……。
『まだしゃべることができない赤ちゃんのころには、一生懸命「ママ、ママ」って教えて、「ママ」って言ってくれたときはあんなにうれしかったのにね。ないものねだりをしちゃうよね』
『そんな様子を撮影しときなよ。すごく良い思い出になると思う』
ママママと連呼するわが子を撮影しておく、というのもなかなかユニークなアイデアですね。撮影してみよう! とママの気持ちが切り替わるだけでも、イライラは少し軽減するような気がします。将来「こんなにかわいらしい時代もあったのか」と親子で楽しめる機会がくるかもしれませんね。
文・すずらん 編集・山内ウェンディ イラスト・ごぼふく
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