妻が「体調が悪い」と言うと「俺のほうが悪い」と返すダンナ。”俺のほうが”マウントにどう対抗する?
いつも元気なママでも、体調が悪くなることはあります。そんなとき一番頼れる存在が、ダンナさんではないでしょうか? ところが逆に一番頼れないのがダンナさん、という家庭も少なくないようで……。
いつも夫婦同時に体調が悪くなる。これって怪現象?
ママスタコミュニティで見つけたのが、「私が『体調が悪い』と言うと、『俺も体調が悪い』と言うダンナ」というトピックです。
『私が体調悪いのに「ご飯作れ」。洗濯物は放置。子どものお風呂も全然やってくれない。毎日私がやるのを見ているのに、「いちいち言わなきゃわからんのか!」と思います。本当に気が利かない。
もし私がギックリ腰になったら「俺も動けない」、私が入院したら「俺もお願いします」なんて言い出しそう。毎回いちいち「俺のほうが〜」と上乗せしてくるのが、本当にムカつく。私だけじゃなく、子どもの体調不良にも乗っかってきます。ああ、離婚したい』
病気が感染したわけでもなさそうなのに、夫婦で同じように体調が悪くなる怪現象。それまで元気だったダンナさんは、投稿者さんが「体調が悪い」と言った途端におかしくなるそうです。特殊体質でしょうか?
投稿者さんの家がレアかと思いきや、世間では似たような怪現象が次々起きているようです。
『うちもだよ。あと、子どもが「熱が出た」と言うと、ほぼ接していなかったのにうつった気になって熱を測ったり風邪薬を飲んだり。そしてひとりでさっさと寝る』
『すごいわかる。私が「熱が37度ある」と言えば「俺は38度ある」と言い、「38度ある」と言えば「俺は39度ある」と言う。結婚して20年、私のほうが熱が高かったことは一度もない』
どんなことでも感染するダンナ。生理痛もつわりもうつる?!
この”俺のほうが”アピールは、体調の悪さだけではないようです。
『わかる。「疲れた~」って言うと「俺も~」。「肩が痛い」と言えば「俺は腰が痛い」。「洋服買っちゃった。見て〜」と言えば「俺も買おっと」。疲れるわ』
『育児の悩みをちょっと相談しようものなら、「俺の仕事なんてもっと〜」ってはじまる』
『うちのダンナは花粉症、風邪、つわり、寝不足、すべて感染するそうです。生理でお腹が痛い時も、「俺もなんだよね」。私が病院に行くと「薬は多めにもらってきて」が口癖で、勝手に飲まれる。私が子どもにぐずられながら、1時間半かけてもらってくる薬なのに。自分は家にいて、そのあいだ子どもを見ていてくれることもない』
体調の悪さに関しては、共感力の高さが異常なほどのダンナさんたち。そのくせ妻の辛さにはまったく共感してくれないのが特徴のようです。
『元ダンナみたい。私が「体調が悪い」と言うと「俺は普段体調が悪くてもガマンしている」と言っていた。それなら遊びに行くなよって、いつも思っていた。さらに「体調が悪いなら、俺がいないほうがラクだろ?」と、私と子どもを置いて遊びに行ったり。離婚してイライラはなくなった』
「わかる!」と寄せられたコメントのなかに、チラチラ混ざっていたのが「元ダンナ」の文字。つまりはそういうことです。
何にでも「俺のほうが」とかぶせてくる心理とは?
こうしたダンナさんたちの心理を考察するコメントもありました。
『”俺のほうが”マウントだよね。奥さんのことを常に下に見ているんだと思う』
『妻の心配よりも自分が手伝わされる面倒くささが勝って、そういうことを言いだすのかな?』
『自分が元気だと、自分がいろいろやらなきゃいけなるのが面倒くさいからだよ。奥さんが病気になると怒るダンナもそうだよね。自分のやることが増えるのがイヤなの。本当に情けない。やさしさがなくて、絶望するよね』
「面倒が増えるから」。たしかにこれは、ありそうです。
『うちも私の体調が悪いと、「飯はどうするんだ? 薬飲んで熱が下がってるあいだに、家事とかやることやってから寝ろ」。私が寝込むと「金がかかる」とも言われたよ……』
妻を家政婦としか思っていないのでしょうか。悲しくなりますね。
察することが苦手なダンナには、ガツンと言ってやるのもアリ
こうしたダンナさんに対し、きっぱり意見したママたちもいます。
『一度それをやられたから、言ったことがある。「私も同じこと言ったらどう思う? 先に”大丈夫?”という言葉はないの?」って。それからやらなくなった』
『スカートをはいているときに「思いの外、今日は寒いね」と言ったら、「俺もダメージジーンズはいてるから寒い」と言われた。そんなやり取りが続いたから「今はどっちのほうが寒いとか眠いとか、そんな話をしているんじゃねーんだよ!」とブチ切れた。それ以降は辛さマウントをしてこなくなった』
『私なら「だから何? まず”大丈夫?”とか言えないの?」と言ってしまう。投稿者さんはやさしいのかな』
妻のやさしさに甘えているのは間違いないでしょう。なかには妻の心情を”察する”ことが苦手なダンナさんもいそうです。はっきり言葉に出して伝えれば、自分がしていることの情けなさに気づく場合もあるかもしれません。
『私と1歳の子どもがインフルエンザにかかったとき、ダンナは陰性。それなのになぜか「だるい」と寝込みだし、40度あった私が子どもの看病をした。最近の私は、体調が悪くなると黙って布団にこもる。ダンナは焦るのか、ようやく心配してくるようになったよ』
体調の悪さを伝える前に寝込んでしまうやり方です。ダンナさん側にマウントを取る隙を与えないわけですね。
『ダンナに「仲間じゃん」と言って、家事を分担している。多少のできないことには目をつむる。ストレスを溜めると寿命が縮むからね。ダンナより長生きして、人生を楽しもう』
投稿者さんのダンナさんは家事をしてくれないそうですが、何をすればよいのかわからないという可能性もありそうです。今後また体調を崩したときに備え、「体調が悪くても最低限やること」のリストを作っておくのはどうでしょう? どちらも体調不良であれば「条件は同じだから分担を」と、少しは手伝ってもらえるはずです。それでも「いや、俺のほうが辛いから」と言われるのであれば……そのときこそ真剣に離婚を考えるタイミング、かも?
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