「アイラインが引きにくい」「味噌汁が心にしみる」……自分が歳をとったなと思う瞬間って?
ふと気づくと、黒い髪の毛のなかに1本白いものが……。白髪の出現に「私も歳をとったな」と実感した人は多いのではないでしょうか。年齢を重ねるほど、それまでなかったあんなこともこんなことも増えてくるもの。あなたの場合はなんですか?
こってり&がっつりな食べ物は、もう無理?
「こってり系のラーメンが大好きだったのに、最近こってり味よりあっさり味が好きになった」という投稿者さんからの質問です。
『「歳をとったな〜」と思うのって、どんなとき?』
ひとつのコメントのなかにいくつもあげてくれた人も多くいましたが、まずは投稿者さんと同じ食べ物関係から見てみましょう。
『柿ばっかり食べる』
『ナスが好き』
『味噌汁が心にしみる』
『高野豆腐や切り干し大根、ひじきが苦手だったのに、食べられるようになった』
子どもの頃は苦手だった食べ物が、逆に好きになる。食の嗜好の変化はありそうです。
『昨日、お酒を飲みながらいろいろ食べていたんだけど、だんだんお腹が苦しくなってきた。胃もたれが心配。結局きゅうりの漬け物が一番いいなと思った。油っこいものを食べながらお酒を飲むのは、勇気がいるわ』
『ポテトチップ1袋を食べ切れなくなった』
あっさり系を好むようになるのは、こんな理由もありますよね。
『食べたら食べた分だけ、太るようになった』
鏡を見るのがつらくなる?哀しい見た目の変化
自分の見た目の変化は、一番わかりやすいところです。
『白髪とほっぺたが重力に負けぎみなのを発見した』
『朝起きたときの顔が、母親にそっくりだった』
『どんな化粧をすればいいのか、どんな洋服を着たらいいのか……もうさっぱり(涙)』
『昔のお気に入りの洋服が似合わない。着ていると違和感』
どこかが決定的に変化したというわけではないのに、どうしてなのでしょう?
『スマホの操作ミスで、うっかり自分の顔を撮影してしまったとき』
『撮られていた動画を確認してみたら、顔はもちろん声もしっかりおばちゃんだった。声も歳をとるんだな』
写真や動画を見ると、現実を突きつけられますよね。そして、とうとうこんな事態に……。
『カメラアプリ「SNOW」でも盛れない』
また手洗い消毒がひんぱんだと、手が歳をとるスピードも加速しそうです。
『自分の手を見たらシワシワ、カサカサ。「本当に自分の手?」と思いました』
『手の甲を見るとガサガサで黒かった。キメも荒くて、悲しくなった』
『指先に潤いがない。ビニール袋が開けられなくなった』
自分自身の目に入りやすいパーツだけに、哀しさもひとしおです。
「若い芸能人の顔がみんな同じ」は、おばさん化のサイン?
他人と比較したことで気づく、というパターンもあります。
『子どもの担任の先生が、年下』
『甲子園球児が自分より年下になったときにはじめて思ったんだけど、今やプロ野球選手もほとんどが年下。このままいけばコーチや監督も年下になるんだろうな』
『職場にいる20代の子を「キラキラしているな~」。30代の人も「若いな~」と感じる』
『若い人の横に立ちたくない。よけいに老けて見られる』
『若者がみんな同じ顔に見える。若い頃はおじさん、おばさんがみんな同じ顔に見えていた』
『芸能人の顔は思い出せるのに名前が出てこなくて、「ほら、あの人よ」と言ってしまった』
『最近のアイドルや俳優さんたちの顔が、同じに見えるようになった。名前と顔、出演番組が一致しない』
「今、人気!」と言われる若い芸能人たちがそっくりに思えるようになったら、一段上がったということなのでしょう。それと同じ理屈なのか、流行にも疎くなる傾向があるようです。
『最近流行している音楽がわからないので、昔の懐かしい歌を聴いている』
『最近の歌がわからない。「キンプリいいね~」で、ごまかしている』
流行はわが子に教えてもらうものになりそうです。
「昔はね〜」と話す”昔”って、いったい何年前のこと?
まだまだあります! 自分の年齢を認識させられるあの瞬間。あなたが共感できるものはあるでしょうか?
『イケメンを見たとき、あきらかに自分より娘のほうがお似合いだと思った』
『何もないところでうなずく』
『長く眠れなくなった。寝るのも体力がいるね』
『割引になった食材を、平気で買えるようになった。昔は恥ずかしくて、買いたくても買えなかったわ』
『身体中に湿布を貼りすぎて、風邪ひきそう』
『健康維持が目的の運動をはじめた』
『以前はなんのことか意味がわからなかったけど、本当にアイラインが引きにくい』
年齢を重ねたことで、わかることもたくさんあります。
『20代の頃、バイト先の大先輩に「若い頃に昔の話をするときは”2〜3年前は……”と言うけれど、歳をとると”10年前は……”と10年単位になるよ」と言われた。そのときはピンとこなかったけど、今ならわかります。私が高校を卒業したのは、もう20年前です……』
毎年1歳ずつ年齢を重ねていくのは、どんな人だって同じです。でもただ歳をとっていくか、”素敵な大人”になっていくかはその人次第。歳をとることを嘆くだけでなく「こんなふうになった!」と変化を楽しめる境地までいけば、毎日を楽しく過ごせそうですね!
文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・Ponko
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