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【子どもと一緒に楽しむ家庭菜園02】どこで育てる?親子で安心して楽しむためのオススメの場所とは?

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家庭菜園をはじめてみたいと思ったら、みなさんはどこで野菜を育てますか?   庭の一画を耕す人もいれば、ベランダではじめる人もいるでしょう。ママスタコミュニティには、実際に家庭菜園をしているママたちからコメントが届いています。

家庭菜園は庭がなくてもできる。経験者が工夫している菜園を楽しむ場所は?

『ベランダでプランター菜園だよ。ミニトマトやゴーヤ、オクラ、ししとう、ピーマンを植えている』

『初家庭菜園。プランターでミニトマトときゅうり。ミニトマトはたくさんできる』

『前に庭に植えた大葉が、今年も勝手にはえてくる。今年はトマト、ミニトマト、バジル、ピーマン、なす、オクラを植える』

『子どもが学校から持ち帰ったイチゴを庭に植えたら、毎年実をつける。今年も小さいのが数個できている』

『今年がはじめての家庭菜園。親の畑から土を分けてもらって、プランターでミニトマト、大葉、黒豆を育てている』

庭や畑がなくても、プランターで何種類もの野菜を育てているママもいますね。なかには「室内で育てている」とのコメントもありました。

『室内でかいわれ大根、ブロッコリースプラウト、豆苗を育てているよ』

家庭菜園のいいところは「やってみたい」という気持ちがあれば、育てる野菜が少量でもはじめられること。最近ははじめての人でも育てやすい、便利な栽培セットも販売されています。

たとえば「袋栽培セット」というものがあります。袋の中に栽培に適した土が入っていて、袋の指定された箇所を切れば、そのまま苗を植えられるという代物。袋が植木鉢やプランターの役目をしているようです。「袋栽培セット」は育てる野菜によって、支柱やネットなども組み合わせられるので「はじめは1、2本の苗から」と考える人にはちょうどいいかもしれません。

空いている土地につくったわが家の家庭菜園に、思わぬメリットが!

7年前からはじめた筆者の家庭菜園は、家の敷地内にある一画に作りました。ダイニングキッチンにある窓を開けると、ちょうど目の前に菜園が見渡せる位置。この場所を菜園にした理由は、たまたま空いている土地だったからです。

慣れたら子どもたちだけで、野菜のお世話をする機会も

家庭菜園をはじめたばかりのころは、筆者と一緒に庭に出て野菜の世話をしていた子どもたち。慣れてくると子どもだけで水やりや雑草取り、野菜の収穫をしに行くようになりました。花が咲いたり小さな実を見つけたりしては「ママ!   見て見て!」と大声で筆者を呼んで、家庭菜園の様子を知らせてくれるようになりました。そんなとき筆者は家事中の手を止め、窓を開けて少し顔を出すだけで、子どもたちが発見したものを一緒に見て喜べるのです。

手入れのときに使う道具は、子ども用も用意

家庭菜園で使う移植ごて(スコップ/シャベル)やハサミは、小型の子ども用を用意。園芸用の道具を子どもたちが使っているときは、家のなかで家事をしながら見守り、危険な様子を見つけたときは筆者がすぐに駆けつけてサポートしました。

家庭菜園をつくるなら、家の中から外の様子を見守れる場所がオススメ

実際に家庭菜園をはじめてみると、想像していなかったメリットに気がつきました。「家の中にいても、家庭菜園で野菜のお世話をしている子どもの様子が見える」点です。

家庭菜園の場所を考えるとき、日当たりや水はけの良し悪しは植物の必須条件ですよね。しかし子育て中のママにとっては、小さな子どもを見守ることも大事な条件です。家庭菜園を行う場所やプランターを置く場所は、ママが家の中からでも子どもたちの様子を見守れる場所がオススメですよ。

野菜を植える間隔は、子どもの通り道を考えて

家庭菜園を行う場所が決まったら、菜園のどこにどのくらいの間隔を空けて苗を植えるか配置を考えてみましょう。植えたときには小さかった苗も、1〜2か月も経てば葉が茂り、背丈もグンと伸びてきます。子どもと一緒にお世話をする場合、それぞれの野菜の標準的といわれている苗と苗の間隔、畝(うね)と畝の間隔よりも少し広めに間をあけて植えることをオススメします。これは子どもが茎を折ったり実を落としたりせず、スムーズに苗と苗の間を通り抜けやすくするためです。

またツルが地面を這うように伸びて生長するかぼちゃやすいか、さつまいもなどの野菜は、伸びてきたツルや葉で、畝と畝の間の通路が塞がれないように向きを変えてあげるといいですよ。ツルが好きな方向にグングン伸びて通路が覆われてしまうと、子どもが野菜のお世話をしようと近づいたときに、葉の陰に隠れている蕾や受精したばかりの小さな実を踏んでしまうからです。野菜の苗を植えるときには、苗が生長した時期でも子どもが通りやすいスペースを確保できるよう、ぜひ考えてみてくださいね。

畝(うね):畑に作物を植えつけるため、間隔をおいて土を筋状に高く盛り上げた所。(広辞苑第七版より)

文・間宮陽子 編集・藤まゆ花

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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