【後編】予定通りに出産できず義母から小言を言われた!嘆くママに寄せられたのは共感ではなく……?
出産予定日に合わせて、義母に1週間上の子を預かってもらう予定だった相談者さん。しかし出産したのは予定日の1週間後、当初より1週間以上多く預けることになってしまいました。そのことで不満を漏らした義母に、相談者さんは言いようのない悲しさを覚えたそうですが、「それは仕方のないこと」だとママスタコミュニティでなだめられる結果に……。
お世話をしてもらうにあたり金銭は支払ったの?
孫が増えるにもかかわらず出産予定日からずれただけで不満を言われ、ショックを受ける相談者さんの気持ちはわかります。しかし「快く対応してほしかったなら、それ相応の金銭を義母に支払う必要もあったのでは?」という厳しい意見もありました。
『それって相談者さん夫婦の都合であって、お義母さんには全く関係ないことだよね。相談者さん夫婦の都合で、予定以上に子守りを押し付けられたお義母さんが可哀想だよ。仕事も休んでいるみたいだけど、休業保証と子どもの養育費、迷惑料などは払っているの?』
「お義母さんの月のパート代は5万円なので、旦那さんと相談をして3万円支払った」と話す相談者さん。しかし果たしてそれは妥当な金額だったのでしょうか。もし自分が孫にかかわる全てのお世話をしながら2週間仕事を休んだとき、3万円で快く引き受けることができるでしょうか。その答えは人それぞれですが、子どもを預かるということは思っている以上に気を張るものです。なかには「2週間、24時間ずっと孫を預かっても3万円か」と思う人だっているはず。金銭的なところが全てではないのかもしれませんが、いずれにしろ義母の厚意に報いていなかったのでしょう。上の子のお迎えの際に言われた不満には、このような背景があったことも考えられます。
子どもを預かってもらうには事前に調べることも大切
『出産含め全く預かってもらわず、夫婦でやっている人なんてたくさんいるけど?』
今回の件で義母と相談者さんのあいだには、多少なりともわだかまりができてしまったことでしょう。もし再び子どもを授かりわが子を任せなければならなくなったときのために、こんな方法もあります。
保育園、ファミリーサポート、ベビーシッターなど
『昼間は保育園で夜は旦那が見ればいい話なんじゃないの? うちはそうしていたけれど。プラス、ファミサポと当日予約可のベビーシッターサイトにも登録していたよ』
『陣痛が来てから預ければよかったのでは? うちも近く誰も頼れない。旦那休めないのだけど、出産前後で保育園にいれたよ。送り迎えも早朝と長期保育を使って旦那に頑張ってもらってさ』
「保育園」「ファミリーサポート」「ベビーシッター」、相談者さんのように事情があって実家や義実家に頼めなかったママさんたちは、さまざまなサポートを駆使して乗り越えたようですね。昼間はこのようなサービスを利用して、旦那さんが帰ってきたらバトンタッチ。義母に頼むよりお金や労力がかかるかもしれませんが、夫婦だけでもなんとか乗り越えられそうです。
また、もし保護者が子どもを見ることができない社会的な理由がある場合には、乳児院・児童養護施設、里親宅などで子どもを預かってもらえる「子どもの短期入所生活援助(ショートステイ)事業」のある自治体もあります。旦那さんの状況や子どもの年齢、日数や予算などを加味しつつ事前に調べておくと安心なのではないでしょうか。
子連れ入院ができる病院を探す
相談者さんは「子連れ出産できる産院」が近くになかったと話しています。もしかしたら上の子の都合や相談者さんの体調などでやむを得なかったのかもしれません。ただ、距離だけの問題だったならば、多少遠くても無理のない場所にある病院を探すのもひとつの手だったのかもしれませんね。予定日超過で義母に負担をかけない、相談者さん自身がそのことで傷つかないためにも、いい選択になりそうです。
「出産予定日に生まれるわけがないでしょう!」という相談者さんの発言は、出産を経験したママさんなら誰しも共感できることでしょう。しかし予定日超過を踏まえて、あらかじめ義母に「どのくらい預けることができるか」と確認しておいたり、義母の労力を加味してお礼を多めに包むなりすると、わだかまりが残る結末にはならなかったのかもしれません。
しかし義母は、不満をたくさん言いながらも結果的に協力してくれて、相談者さんも無事出産を終えることができたのです。今回のことで、いらぬわだかまりやトラブルが増えてしまわないことを願っています。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・なかやまねこ
関連記事
※【前編】予定通りに出産できず義母から小言を言われた!嘆くママに寄せられたのは共感ではなく……?- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- こんな義母どう思う?