【前編】一人暮らしの実の姉の家へ“1週間”お泊り！みんなならお礼はどうする？
泊まりの用事があるときに実家が近くにあるならば、そこでお世話になることもあるでしょう。場合によっては、きょうだいの家を頼ることだってあるのかもしれません。ホテルなどに泊まるよりも節約になるでしょうし、家族と少しでも長くすごすために「泊まってしまおう！」と考える人もいるはず。今回の相談者さんも実の姉の家へ泊まりに行く予定のようです。ただ、滞在の際にかかるお金について悩んでいます。
『姉が住んでいるところの近くに用事があって、1週間くらいお世話になろうかなと思っていたのだけれど、光熱費を支払うのは当たり前ですか？ ちなみに用事は私だけだから、子どもや旦那はおらず、私のみお世話になります。ご飯は自分で賄うし、寝床とシャワーとドライヤー、携帯の充電くらいかな。姉は独身でアパートに一人暮らししています』
泊まるのは相談者さん1人、お姉さんは一人暮らし。食事などは自分で用意する予定のようですが……滞在にかかる費用を支払うか支払わないか、もし支払うならばどれくらいが妥当なのか知りたいそうです。みなさんならどうしますか？
親しき中にも礼儀あり！「包む」と答えた人が多数
「血のつながったきょうだいにお金のやり取りは不要だ」という声ももちろんあります。しかし今回のトピックでは「親しき中にも礼儀あり」という考えを重んじる人が大半でした。
『光熱費うんぬんではなくて、いくらか包むのは常識じゃないかな？』
『渡すに決まっている。布団の用意（相談者さんが帰った後のシーツの洗濯も含む）などもあるし』
『姉は一人暮らしなの？ どちらにしろ生活のペースを乱すから、払うよ』
相談者さんが1週間も滞在すれば、一人暮らしに慣れているお姉さんは、多少なりとも生活を乱されて不便な思いをするでしょう。「ご飯は自分で賄うし、水道光熱費も少しだけだから……」と思うのかもしれませんが、払っている側からしてみればそれだけの問題ではありません。快く泊めてもらえるように、そしてわだかまりが残らないために、「多少なりともお金を包む」という声が多いのも頷けますね。
いくら包むのが妥当だと思う？
たとえばの話、ひとつき12万円の家賃の家に住んでいるのであれば、単純計算をすると1週間で3万円。3万円を2人でわけあうと1万5千円です。しかしこれは家賃だけの話。光熱費や生活用品代は含まれていません。1週間お世話になるには、どれくらいの金額を包むのが妥当なのでしょうか？
1万円ほど
『助かった感謝の気持ちを込めて5千円～1万円くらいは包むかも』
『食事が不要で姉が独身なら、手土産+1万円くらいの豪華バージョンにするくらいかなー』
2～3万円ほど
『2万くらい包んでおいて帰ったら？』
『1週間でしょ？ 暖房やトイレ、冷蔵庫、洗濯機など。全て消耗品と考えて、2～3万は包んで渡すよ』
『1週間ホテルに泊まったら結構な金額になるよね？ 2～3万渡すかな』
泊まらなかった場合にかかる金額の半分ほど
『ホテル代の半額くらいは払った方がいいんじゃない？』
みなさんそれぞれ包む金額に差があるようですね。ただ、最も多かったのは「2～3万円ほど」というものでした。なかには「かかるであろうホテル代の半分くらいを包む」という方もいました。もし相談者さんが基準を“ホテル宿泊の半分くらい”にしようと決めたなら、泊まる前にあらかじめ周辺施設のリサーチも必要になってきそうですね。
人によって渡したい金額はさまざまですが、「どれくらい包んだらお姉さんが快く家を提供してくれるのか」を第一に検討しながら金額を設定すると良いのかもしれませんね。
お金を渡さないとすれば代わりに何をすればいいのでしょう？ 後編ではなぜ相談者さんがこのような質問をしたのか、少しだけ明かされています。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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