まだ歩かず子どもの成長に悩むママ。寄せられた「大丈夫」という優しい言葉たち
同じ年齢の子どもでも、それぞれに個性があるように、成長の進度にも違いがあるものですよね。「比べても仕方がない」、そう頭ではわかっていても、周囲から入ってくる情報に一喜一憂し、わが子の成長の進み具合に悩み苦しむママも多いのではないでしょうか。
『1歳2カ月になる女の子がいます。なかなか食べてくれなくて体重があまり増えません。そのため小児科に月イチで体重を測りに行っていますが、体重は増えないし、なかなか歩かないし……。私、毎日なにやっているんだろうと落ち込みます』
食べる量の多さ・少なさ、体重が標準的かどうか、歩くか歩かないか。あげるとキリがない子どもの成長に関するママたちの悩み。子どもが大きくなってしまえば、「そんなことで悩んでいたなあ」と思い出話にもなるかもしれません。しかし今この瞬間、悩みに直面しているママに対し、どのようにアドバイスをすればいいのでしょう。
子どもの成長に悩み、周囲の言葉に傷つく
『最近はまあまあ食べるようになったし、抱っこも重くなった気がしたんです。だから体重が結構増えているかも? と思ったけど全然増えていませんでした。1歳2カ月なのにまだ8kgもありません。
自分で立ちあがって1~2メートルぐらい歩くんですが、1日のうちで2~3回程度。あとはハイハイですごしています。なかなか歩行にならないことも小児科で相談をしたら、「普通はできるようになったことを”見て見て~”と見せて来て、どんどん上達していくのにね~」と言われてしまい、なんだか落ち込みました』
お子さんのことを思っているからこそ、毎月小児科へお子さんを連れて行っている投稿者さん。その努力を聞くだけでも子ども思いなママだし、頑張っていて素晴らしいと心から労いの言葉を贈りたくなります。
そのような頑張りを見せている投稿者さんに対し、お医者さんからかけられた言葉はいじわるやイヤミではないのかもしれませんが、もう少し言葉を選んでくれたらいいのにと思わずにいられません。
「大丈夫!」ママたちから寄せられた温かい言葉
『はじめてのお子さん? 大丈夫、大丈夫!』
『その子なりにゆっくりでも成長しているから大丈夫だよ!』
『大丈夫! 投稿者さん、毎日頑張っているよ!』
投稿者さんの頑張りを労う、温かいエールとも取れる「大丈夫」の言葉がたくさん寄せられていました。同じ悩みを経験してきたからこそ言える「大丈夫」の言葉。もしかするとママたちも同じような経験をしてきているのかもしれません。悩み苦しんだとき、誰かから「大丈夫だよ」と言って欲しかった可能性だってありますよね。
うちも同じだった!経験談を元にした励ましの声
『うちの娘は1歳7カ月でやっと歩きはじめたよ。もちろん心配もしたけど、小児科の先生は気にしなくていいって言ってくれていた。今は8歳になり、おしゃべりで活発だよ』
『うちの子は今2歳なんだけど小食すぎてさ。全然食べてくれないのに活発なせいで体重がなかなか増えずだった。一生懸命作った食事ほど食べてくれないし、一時期すごく悩んだなあ。小児科で相談したら、「同じような子はたくさんいるから!」と言われたよ。だから投稿者さんも気にしないでね!』
『全然大丈夫。うちの子は2人とも、1歳3カ月の終わりにやっと歩き出したよ』
投稿者さんと同じような経験をしたママたちから、共感の声が続々と届きました。筆者の子どもも成長が遅めの子だったので、投稿者さんのお気持ちは痛いほどよくわかります。
ちなみに筆者の子どもは1歳1カ月ごろに歩きはじめましたが、その手前となるハイハイをしはじめる時期が周囲のお子さんよりかなり遅かったため思い悩み、ツライ時期を経験しました。現在は高校生となり、お釣りが来るほど元気ですよ!(笑)
受け止め方を変えるだけで気持ちも楽になる
『お子さんは、1日に1~2メートルを2~3回の気分なんですよ、きっと』
『小食で燃費がいいタイプなのかも。健康ならいいんじゃないかな。もしかすると単純に早く動けるからハイハイが好きなのかもしれないよ』
『歩けないと歩かないは違うから大丈夫! ハイハイが好きなんだよ、きっと』
「歩けない」ではなく「歩かない」。目の前にあることに対し、捉え方を変えてみることは、育児にとまどい悩むママには必要なことかもしれませんね。落ち込む気持ちに拍車をかけないようにするためには、「そうか、今日はまたハイハイの気分なのね」と思うぐらいで丁度いいのかもしれません。
別のところに相談してみては
『病院を変えられるなら変えた方がいいと思う。個人差があって当たり前なのに、「普通は」って言うような医者を私は信用できない。1歳2カ月ってまだ歩かない子もいっぱいいるよ。性格もあるしね』
『小児科じゃなく、保健センターとかだと発達クリニックなどでフォローしてくれることもあるから頼ってみたら?』
『1歳2カ月で数歩歩いているならスゴイじゃないですか。でも先生の言い方が気になるのなら小児科を変えてもいいのでは?』
投稿者さんに投げかけられた小児科の先生の言葉を聞き、別の小児科に行ってみたり、保健センターなどを活用してみたりしては? というような声も寄せられました。筆者もあちこちの小児科に行ってみて、最終的にかかりつけの小児科を決めた経験があります。通える範囲に別の小児科があるのであれば、他の小児科に行ってみてもいいかもしれませんね。
また小児科だけではなく、お住まいの市区町村の保健センターなどに相談したり、足を運んでみたりしてもいいかもしれませんね。まずは電話で相談してみるだけでも価値はあるかもしれませんよ!
ストレスを発散して、元気を出そう!
『弱音も吐きたくなるけどさ、マイナスなことより、プラスなことを考えて育児をしていこうよ』
『長い人生のうちの数カ月しかしないハイハイを堪能してね!』
子どもの成長についてママは一喜一憂するものですよね。悪気はないとはいえ、傷つく言葉を投げかけられ悲しかったり、悔しかったり、落ち込んだり。弱音を吐きたくなる気持ちは筆者もママたちもよくわかります! だからこそこうして吐き出せる場所を見つけて上手にストレスを発散していきましょう。
吐き出すだけ吐き出せたら、気持ちが楽になって前向きになれるかもしれませんよね。悩みすぎず、焦らず。お子さんの今をじっくりと堪能しながら、一緒に子育てを頑張りましょう!
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ
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