【第3話】夫と義母の暴力に耐えきれず子どもを置いて逃げた話…「自分の身を守るため仕方なかった」

息子の何気ない一言に生きる気力を失った私。すべてに限界を感じ、離婚届を置き「外出する」と偽ってひとりで家を出ました。

家を出て1週間が経ちました。初日、2日目はひたすら寝ました。息子が産まれてからこんなに安心して寝られたのは初めてでした。常に義両親や夫の監視下にあり、不安と恐怖で怯えていた気がします。息子への寂しさを感じるどころか、ひとりになってホッとしている自分……。すべてから解き放たれて、本来の自分に戻っていくようでもありました。生活のため、仕事も始めました。
後日……。

もうあの家族と一生会わなくて済むと思うと、心の底から喜びが湧いてきました。私がしたことは母として許されることではないと頭では理解しています。でも……。

息子のことを思うと、同時に夫や義母の言動がちらつくのです。あのまま家にいたら私はいったいどうなっていたのでしょうか……。

第4話に続く。
原案・ママスタコミュニティ　脚本・rollingdell　作画・よしはな　編集・Natsu

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