子どもにおもちゃを与えすぎ?プレゼントを買う頻度はどのくらいがベスト?
お子さんのお誕生日やクリスマスに、プレゼントを用意するお宅も少なくないでしょう。赤ちゃんのうちは親の都合で買うタイミングや内容を決められるプレゼントも、幼児にもなればお子さん本人の希望も強く出てきますよね。
ママスタコミュニティには、どのタイミング、どのくらいの頻度でおもちゃを買うのがベストなのか、と悩むママからの投稿がありました。
『子どもにおもちゃやテレビゲームなどを買ってあげる頻度やタイミング、みなさんどれくらいですか? 誕生日とクリスマスだけでは少ない? みなさんどうしていますか?』
子どもへのプレゼントはお誕生日+クリスマスで十分
『基本はクリスマスと誕生日』
『大きいものは誕生日、クリスマスだけ』
『誕生日とクリスマスで十分だと私は考えるな。習い事とかしてたら、おもちゃで遊ぶ時間も短いし』
『2人兄弟なので、クリスマスとお互いの誕生日の年3回』
『子ども2人いるから、それぞれの誕生日に2人ともに買う。あとクリスマス。ジジババおばさんも同時にくれるから、けっこうな量になります。金額の張るものはそのときだけ』
『うちは2人いるけど誕生日とクリスマスしかおもちゃらしいおもちゃは買わないよ』
投稿者さんは「誕生日とクリスマスだけでは足りない?」と感じているようですが、多くのママが「その2回で十分」と答えています。年に2回とはいえ、両親だけでなく祖父母、お子さんによってはおじ・おばまで参戦するようですから、大満足なのかもしれませんね。
「習い事をしていたら、おもちゃで遊ぶ時間は短い」というコメントもなるほど、とうなずけます。というのも、筆者の友人が「クリスマスに買ったブロックのおもちゃ。幼稚園児でも平日は習い事が多すぎてじっくり遊べない」と嘆いていたことを思い出したからです。たとえ本人が欲しがったモノであっても、環境によっては存分に遊べないこともあるようです。
ご褒美としてプレゼントを買うお宅も
お誕生日やクリスマスに加えて、ご褒美としてプレゼントを買っているママたちもいました。ご褒美は「別腹」ならぬ「別財布」といったところでしょうか。
『小さいものは何か達成したとき(たとえば逆上がりできたとか、ドリル頑張ったとかに)買っています。大きいものは誕生日とクリスマスだけ』
『誕生日とクリスマス以外はサッカーでリフティング何回とか、試合の出来とか、頑張ったら買ってもらえる感じにしている』
『いつもよりお勉強を頑張った日とか検定に合格した日とかにちょいちょい買っちゃう』
お子さんの頑張りはママにとっても嬉しいもの。ついついお財布の紐が緩んでしまう気持ちも分かるような気がしますね。
『上の中学生は定期テストで100点を取る、または5教科もしくは9教科で学年10位以内で好きなもの1つ』
中学生にもなれば、明確な目標が定まっていると俄然やる気が出て頑張れそうです。
欲しがるときに欲しいものを。少々の反省も
欲しがるときに、ついつい買ってしまう……と少々反省気味のママもいました。
『月刊の子ども雑誌とか絵本や文具とか、カプセルトイやカードとかそういう細々したものは、ちょいちょい買い与えてしまう』
『基本欲しいものは買ってあげるよ。2,000円までならちょくちょく買ってる。高いものはクリスマスとか誕生日とか特別な日だけど』
『欲しがるものはだめだと思いつつ買っちゃってる』
祖父母も大貢献!
プレゼントを贈るのはパパやママだけではありません。
『長期休みに実家に帰って、あんまり大物じゃないものをジジババに買ってもらう。年2回くらい』
『お盆とかはおじいちゃんおばあちゃんに何か買ってもらっている』
『クリスマスと誕生日以外に、ジジババの家に行ったとき』
『ジジババに会うと無制限にもらっている』
『お盆と年末年始は義実家帰省するからジジババが買いたがるけど、それもありがたくオッケーにしてる』
太っ腹なおじいちゃん&おばあちゃんもいるようですね。頻繁に会えないだけに、プレゼントをする側も楽しみの1つなのかもしれません。このときばかりは「大目にみている」というママもいることでしょう。
おもちゃ以外は無制限?知育玩具はプレゼントに入る……?
ところでおもちゃ以外のプレゼントは、みなさんどのように考えているのでしょうか。
『折り紙、粘土、パズル、絵本、塗り絵なんかは買っている』
『知育玩具なら割と頻繁に買う』
『幼稚園に行きはじめて、おもちゃより工作が好きになった。100均で折り紙とか画用紙を買ってあげた方が喜ぶ』
折り紙や塗り絵、知育玩具は「おもちゃ」の扱いにはしていないようですね。さらに、本には「特別ルール」を作るご家庭も。
『本は、欲しがるだけ買っている』
『本は特に制限なし』
『本は月1冊好きなもの選んで買っている』
本だけでは「好きなときに好きなだけ」というルールのお宅も少なくないようです。筆者も息子が小さいころは同じ考え方をしていましたが、年齢が上がるにつれて読書量も増え、高価な本も欲しがるように……。このまま要求に応え続けていては大変! と感じるようになり、最近は図書館や古本屋さんも併用しています。
多すぎるプレゼントに危機感を覚えるママも
『実家の親が誕生日とクリスマスに子どもにおもちゃ買ってくれるから、年に5、6個ずつはおもちゃが増えていってしまう』
『ジジババが毎週のようにおもちゃ屋さんに連れていくから未開封のおもちゃで一部屋埋め尽くされている。子どもたちはおもちゃで遊ぶより外遊びが好きで、縄跳びとボールで遊んでいる。もったいないから誕生日もクリスマスもおもちゃは買わないことにしている』
多すぎるプレゼントの量に危機感を覚えているママもいるようです。「今、本当に欲しいものなのか」「長く遊べるものなのか」などを、お子さんと相談するだけでなく、プレゼントしてくれる人とママが相談する必要もありそうです。
買うのも譲るのもルールを決めて
プレゼントについて「独自ルール」を定めているお宅もありました。
『親の都合であげると「この前は買ってくれたのに!」ってなりそうだから極力買わない』
『うちは2人いるから、おもちゃが増えすぎちゃう。だから、1つ買ったら1つ捨てるか譲ることにしている』
わが家でも、サイズアウトした洋服をお友達に譲る際に、おもちゃや本も一緒に譲れないかと、子どもと一緒に見直しています。おもちゃは近くの福祉施設やバザーに献品して喜ばれることもありますよ。
溢れるおもちゃで家の中が散乱したり、モノを大切にできなくなってしまっては、せっかくのプレゼントも台無しですよね。子どもの「欲しい!」の要求にすぐに応えるのではなく「今、本当に必要なのか」を、立ち止まって考える時間をもつことも大切かもしれません。
文・すずらん 編集・しらたまよ イラスト・ももいろななえ
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