【後編】ママ友に10万円を貸して欲しいと言われた。生活に困っているのはわかるけれど……
シングルで子どもを育てているママ友から、10万円を貸して欲しいと言われた投稿者さん。金銭トラブルが起きても困りますし、今後の付き合いを考えるとお金は貸さないほうがいいだろうと考えています。でもへたをするとほぼ毎日顔を合わせる可能性のある相手……。どうやって断ればいいのかも、悩みどころです。
ママ友からの借金のお願い。どうやって断る?
『「うちも貸せる余裕はないんだよね。力になれなくてごめんね」とLINEで送る』
『過去に金銭トラブルになったことがあるから、身内にでもお金の貸し借りはしないと決めている。だから少額でも貸すことはできないんだと言ってみる』
『過去に金銭トラブルで友達をなくしているから貸し借りはしない。嘘も方便だよ』
自分の家庭にも事情があったり、過去に大きなトラブルが起きてお金は貸さないと心に決めているなど、投稿者さん側に事情があることにして、相手を傷つけないように断るというのは一手ですよね。例えそれが真実ではないとしても、この場合は許される嘘なのではないでしょうか。最初から突き放すのではなくて、本当は助けてあげたいという気持ちも一緒に伝えると、ママ友も納得してくれそうです。
お金を貸すのではなく、物でサポートする方法も探ろう
『米とパスタや餅など保存のきく食材を渡す。お金を貸すことはできないけれど、あなたが本当に困ってるのは知ってるから、私にしてあげられるのはこれが限界と言ってみるかな』
『うちもお金余裕なくてごめんね、ほかに出来ることあったら言ってねって言った。でも結局必要なのはお金だから、そのあと連絡来なくなった。同級生だけど、誰にも言ってない』
『本当に大切な友達ならご飯食べに来いって言うかな。お金って返したくても返せない事が有るだろし、金策するにも1人じゃ難しいだろうからミーティングも兼ねて、我が家で食事してもらう。そうしたら乗り越えられそうじゃん』
お金を貸すことは避けておいて、そのかわりになにか別のものを贈ってあげてもいいのでは? というアイデアも届きました。例えば長期保存できるお米や乾麺などは悪くないかもしれません。ただそのママ友が借金をしなければならない理由によってはこういった行為が的外れで、相手を傷つけてしまうことにつながってしまう可能性もありますので、贈るものの中身やタイミング、伝え方などは慎重に検討する必要があるでしょう。
お金に困っている場合のアドバイス
『役所とかの相談窓口を調べてあげるかな』
『社会福祉協議会に行けばお金を貸してもらえるよ! そういうところを教えてあげてー!』
「私(ママ)はお金を貸すことはできないけれども」という断りを入れた上で、利用できる自治体や都道府県、国の制度について、教えてあげることはできるかもしれません。例えば社会福祉協議会では、離職や減収で生活が困難な世帯に対して、継続的な相談支援や再就職後に返済をすることを条件にした貸付をしてくれる「総合支援資金」があります。この制度を利用するには様々な要件をクリアする必要がありますが、まずは相談してみるように勧めるのもいいですよね。
親切心がアダとなることも……?
『キリがない。断ればそれで終わりだけど、1万円や食品をあげてしまったら、それで終わりにはならない。困るたびに何度も頼んでくるだろうね』
『一度お金を貸したら、一生言われるよ? そして貸したお金は返ってこないことも多い』
お金を貸してしまうことはもちろんですが、ここまでに挙がった何か別の贈り物をするというサポートも一度してしまったら、次、またその次……と繰り返される可能性はないとも言えません。ママ友から「貸して」「次もお願い」と言われてしまうかもしれないということだけではなく、投稿者さんも「もう一度、声をかけたほうがいいかな」と気になって仕方なくなってしまうという場合もあり得ます。おそらくそれでは根本からの解決策にはならず、いい結果を生まないだろうという声も挙がったのには頷ける人も少なくないのではないでしょうか。中途半端に手を差し伸べるような真似をしてしまうことがいちばんよくないのかもしれません。
今後も同じようなことが起きないとも限らないので、その場合でもしっかり対処できるような方法を伝えるのが優しさではないでしょうか。ママ友からすれば納得できない部分もあるかもしれませんが、「これが私ができること」ときちんと気持ちを伝えることも大切ですね。
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※【前編】ママ友に10万円を貸して欲しいと言われた。生活に困っているのはわかるけれど……- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- お金を貸してほしいと言われた