お風呂が面倒な人っていますか?そんな人のための楽しく入るための工夫とは
寒い日は湯船につかって冷えた体をじんわり温め、暑い日は汗を流してサッパリできるお風呂。しかしお風呂は、入れば気持ちがいいとわかっていても「面倒くさいな」と思うこともありませんか? ある投稿者さんがママスタコミュニティに
『お風呂が面倒です。わかる人いますか? 私は着替えたり、髪を乾かしたりするのが億劫です』
と書き込むと、ママたちから「わかる!」といった共感の声や、面倒を乗り越えるためにしている工夫が寄せられました。
お風呂が面倒だと思う理由はさまざま
「お風呂はキライじゃないけど、面倒くさい」と思ってしまうハードルは、どこにあるのでしょうか?
髪の毛や体を洗うのが面倒くさい!
『シャンプーにトリートメントに、コンディショナー。洗うのが面倒くさい』
『お風呂で頭から足の先まで洗う作業がイヤ』
たしかに体のすみずみまで洗うのは、時間がかかるうえにそれなりの作業量ですよね。とくに髪が長い人は、大変でしょう。
入浴後に髪を乾かしたり、保湿ケアをしたりすることを考えると面倒
『入るのはいいとして、髪の毛を乾かすのが本当にイヤ』
『入ってしまえばスッキリだけど、全身の保湿がめちゃくちゃ面倒くさい』
『乾燥性敏感肌だから、お風呂から出た後のスキンケアが1番面倒。手を抜くと肌が荒れるから、時間をかけなきゃいけない』
『お風呂に入って1時間、保湿ケアと髪を乾かすのに30分かかる。毎日疲れる』
女性はお風呂に入ったあと、髪の毛を乾かしたり肌の保湿ケアにも時間がかかりがち。忙しいママたちは、お風呂にかかる時間を家事や他にやりたいことに優先したい日もあるのではないでしょうか。しかし自分ケアは面倒でもお風呂上がりにやっておかないと後々髪が乱れたり、肌の乾燥がひどくなったりとさらに面倒なことになるから「なんとかやっている」という声もありました。
お風呂に入ること自体、逆に疲れる
『幼児2人と一緒に入るから、毎度めちゃくちゃ大仕事。どっと疲れる』
『病気して体力が落ちた。お風呂に入ると疲れて動けなくなるから、毎日入らなくなった』
たしかに子どもがいると、お風呂に入っているときでもゆっくりはしていられません。筆者は「疲れをとるためのお風呂が逆に疲れてしまうなら、いっそのこと入らない日があってもいいのでは?」と思います。ずいぶん前ですが、筆者がある助産師さんに育児疲れを相談したら「汚くて死ぬ人はいないよ。掃除しない日やお風呂に入らない日があっても大丈夫よ」とアドバイスしてもらったことを思い出しました。
入浴後の掃除、髪の処理がイヤ
『お風呂に入ったあとの掃除を考えるだけで面倒。お湯を抜いてシャワーで流して、抜けた髪の毛を拾って、カビちゃうから脱衣場とお風呂場換気して、足拭きマットを干しておく』
『髪を乾かすのも落ちた髪の毛を拾って掃除するのも、すべてが面倒くさい』
お風呂に入らなければ自分が汚れ、入ったらお風呂が汚れる……ジレンマですね。とくに抜けた髪の掃除は、わずらわしいですよね。筆者は脱衣所に落ちた髪の掃除用に、ハンディークリーナーを買いました。今までティッシュで集めて床を拭いていましたが、その作業がなくなっただけでもストレスが軽減しましたよ。
寒い日は、湯船にたどりつくまでが億劫
『寒い日はコタツから出る勇気と、衣類を脱ぐ勇気が必要』
『寒い日は浴室が寒いから、体を洗ってからお風呂に入るのも気合いがいる』
冬の寒い日はお風呂がより面倒に感じる人も。寒いとトイレに行くのさえ、面倒なことがありますよね。寒い日はお風呂場に行くまでや、脱衣所も浴室も寒いと想像がつくので、なかなか腰が上がらないのはよくわかります。冬は脱ぎ着する服も多く、面倒に感じている方もいました。
お風呂が面倒にならない工夫や対策は?
ママたちがお風呂に入るのを面倒と感じる理由、ひしひしと伝わってきました。原因がわかればひとつひとつ改善していけるといいですよね。
お風呂にかかる手間を減らす
『思い切って髪型をショートにしたら、お風呂が楽になったよ。オススメ』
長い髪を洗うのがイヤなら、髪を切る。掃除がイヤなら掃除の便利グッズを買うのも1つです。筆者は浴槽や排水溝のフタ、浴室に備え付けてある棚の一部など、不要なものはすべて撤去しました。掃除するアイテム自体を減らして、手間を省いています。最近は浴槽に洗剤を散布して少し時間をおいた後、こすらず水で流すだけの風呂用洗剤に変えて、お風呂掃除がグッとラクになりました。
身支度の一環で朝、お風呂に入る
『夜は入らない。何年も朝風呂。4時半に起きていろいろ用事して、お風呂に入って身支度する』
身支度の一環として「入らざるを得ない」環境に自分の身を置く方もいました。
自分用のバスグッズで、お風呂をお楽しみタイムに!
『少しでも気分をあげるために、高めの入浴剤を買って、お風呂タイムを充実させようと思っている』
ナイスアイデアですね! 入浴剤以外にもマッサージやスマホや本を見たり読んだりするグッズなど、お風呂を楽しむためのバスグッズはいろいろ売られています。
そんな筆者にも、入浴タイムを充実させるためのお供があります。まずは疲れをとるアイテム。浴槽に取りつける「ツボ押し枕」や「防水頭皮マッサージ器」はお気に入りです。コリをほぐすほか、頭皮マッサージは頭皮の汚れもとれます。
お楽しみアイテムは、プールや海にも持って行ける「携帯用防水カバー」をスマホにつけて、ネットサーフィンに興じたり「温泉気分を味わえる入浴剤」にハマったりしたこともありました。最近はお風呂用の推理小説を古本で用意して、毎日続きを楽しみにお風呂へ入っています。脱衣所では髪を乾かす間に顔パックをしながら青竹踏みにのり、少しの時間もムダにしません(笑)。「次はこんなお風呂グッズを試したいな」と考えたり探したりする時間も楽しいですよ。筆者はお風呂タイムを充実させたら「これだけ自分時間を満喫したのだから、明日からまたがんばろう」と気持ちのリフレッシュにも繋げられるようになりました。
入浴タイムは誰にも邪魔されない自分時間!
筆者は子どもたちが今より小さいときは、お風呂タイムでゆっくりするなんて考えられませんでした。お風呂は髪と体を「洗浄」するだけの場だったと記憶しています。ある休日、夫に子どもを見てもらい、夕方早くに1人だけで長風呂をしたら、久々の1人時間がなんともうれしく、また驚くほどリフレッシュできたのです。それ以来、週に数回は1人お風呂タイムを満喫しています。
まだ子どもが小さいママは、休日のお風呂タイムはパパに子どもをお願いするなどして、1人で入る時間を作ってみてはいかがでしょうか。「お風呂=入らなければいけないもの」ではなく、「お風呂は自分のためだけの楽しい時間」と発想転換できれば、お風呂に入ることを面倒に感じなくなるかもしれません。自分なりの楽しみや対策を見つけて、お風呂タイムをエンジョイしてみてくださいね。
文・rollingdell 編集・藤まゆ花 イラスト・よし田
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