<夫婦のピンチ>「俺が嫌いなの!?」怒る夫。一人の時間がほしいと思うのはワガママ?【後編】まんが
前回からの続き。映画は1人で見たい私は、夫の行動にモヤモヤしてしまいます……。ある日一人時間がほしいと言ったところ、「俺のことが嫌いなの?」と言われてしまいました。
その後しばらく、夫とは険悪なムードが続きました。理屈っぽい夫を説き伏せるのは私にとっては至難の技です。おとなしく夫の言う通りにしておいた方がラクですが、「自分時間」がどうしても確保したかった私は、ちゃんと夫と話を合おうと決めました。
その夜。
私:「話したいことがあるんだけど……」
夫:「なんだよ、一人になりたいんじゃないの?」
私:「一人の時間がほしいって言ったことなんだけど……」
夫:「俺と二人でいるのが嫌なんだろ」
私:「そうじゃないのよ、聞いて」
私:「そうやって家族のために動くことが今の生きがいでもあるんだけど、たまには何の役割からも意識的に離れてリラックスする時間があったらなって思ったの。自分の時間を大切にすることで、またいろんなことを頑張ろうって思える気がして……。自分の時間って私にとっては充電タイムみたいなもんなんだよ」
丁寧に、そして夫を責めることなく切切と訴えました。
「じゃあさ、土曜日の午前中は○の時間って決めたらどうかな?そうしたら俺は子どもたちを連れて公園とかに行ってるから、家でも外でもゆっくりひとり時間を満喫しなよ」 と最後は素敵な案まで提案してくれました。
「夫婦といえども考え方は違う」という大前提を、あらためて気づかされた一人時間獲得交渉でした。事前に伝えたいことを整理したおかげで、感情的にならず、建設的な話し合いができたと思います。本当によかったです。いまは「次の土曜の午前は何をしよう?」という一人時間の楽しみがあることで、家族や夫婦で過ごす時間を、以前にも増して大切にすることができています。
脚本・rollingdell 作画・松本うち 編集・荻野実紀子
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