【後編】言わなければバレないのに、わざわざ不倫を告白した旦那。そんなに私と離婚をしたいの？
黙っていればバレることもなかった不倫をわざわざ告白し、離婚をしてくれと言ってきた旦那さん。そんな人ならさっさと離婚をすればいいのにと感じてしまうのですが、投稿者さんは離婚に踏み切れずにいます。
投稿者さんが離婚に踏み切れない理由は？
『子どもが3歳、6歳、9歳でまだ小さいのと、私が主人を好きなので別れたくありません。旦那は子育てをしてくれていたので、子どもたちもお父さんと離れたくないと泣きます。それでも別れた方が子どものためなのでしょうか。子どもは主人が大好きです』
子どもたちはみんな、まだまだ父親に甘えたい年齢です。普段から子育てに積極的なこともあって、父親がいなくなったらいっそう寂しい思いをしそうです。でもそれより何よりも投稿者さん自身が、旦那さんへの思いを断ちきれずにいます。
そんな親だったら子どももかわいそうだよ
『こんなことがあって、この先もご主人と笑って過ごせますか？ こんな環境の中で育つ子どもも気の毒だと思います』
『そこまで言われて一緒にいても、自分が惨めになるだけ。子どももかわいそう』
すでに不倫相手との結婚を考えて離婚を申し出ている旦那さんとは、もう夫婦として生活していくのは難しいのではないでしょうか。このままでいると、もしかしたら旦那さんの子どもへの接し方も変わっていくかもしれませんよね。夫婦として成り立っていない親のもとで過ごす子どもの気持ちを想像したら、なんだか切なくなってしまいます。
意地を張らないで離婚をした方がいいのでは？
『そこまで馬鹿にされていて、まだ離婚したくないの？ 投稿者さんの意地にしか見えない』
『3人の子どもよりその女の方が大事だと言っているような男、必要なのかい？』
夫婦が約束を交わした当時は、旦那さんにも本当に今後、浮気や不倫はしないという気持ちがあったのかもしれません。だからこそ、もしものときには離婚をするという約束ができたのではないでしょうか。でも今回の旦那さんの行動を見ていると、その反対のパターンもあり得るように思えませんか？ まさかとは思いますが、たとえば、当時不倫相手がいて、頃合いを見計らっていつかは離婚してその人と一生になろうとしていた、だからその約束をすること自体、むしろ好都合だった……とか。真実は旦那さんのみぞ知ることなので、すべては憶測でしかありません。でも、いずれにしても投稿者さんの5年間の「旦那さんを信じる気持ち」は裏切られたことになります。信じたくないという気持ちが先行してしまい、それが投稿者さんの「意地」につながってしまっているのかもしれません。でもその意地は、子どもたちにとってプラスになるのかというと、そうではないと筆者は思います。
それにあえて不倫を告白した旦那さんには、相当な覚悟がありそうです。もう黙っていられないところまで来てしまった、だから自分（旦那さん）なりのけじめをつけたかったのではないでしょうか。そんな旦那さんの気持ちを元に戻すのは難しいように感じます。もし筆者が同じ立場になったら、離婚を選択します。子どもや自分よりも不倫相手を選ぶような人は金輪際信用できないからです。投稿者さん自身も気持ちが揺らいでいるので決断は難しいでしょうけれど、今後のことを見据えながら考えていくことも必要かと筆者は感じています。
文・川崎さちえ 編集・blackcat イラスト・Ponko
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- 離婚したくて不倫された