【後編】パジャマで登園した2歳のわが子。先生に叱られたことで悔し涙するママにたくさん叱責の声!
わが子がパジャマで登園したことをみんなの前で叱った保育園の先生。「自分もとても大変な思いをして登園させているのに」と憤る今回の相談者さんですが、多くのママさんからは「パジャマで登園はNG」だというコメントが寄せられました。
園の方針が合わなければ転園の検討も
自分の反省点を見つめなおし改善したとしても、どうしても園の方針を受け入れられない場合もあるでしょう。先生の子どもに対しての叱り方が、自身の家庭の方針と合わないこともあります。そういった場合は園長先生などに相談して、園の方針を再度聞き、合わないようであれば転園を検討する必要もあるのかもしれません。
『そういうのは園の方針によると思うよ。しつけが厳しい園だと叱られるし、のんびりな園だと園で着替えさせてくれる。先生もあなたの子が憎くて叱ったんじゃなくて、そういう教育方針なんだと思うよ。受け入れられないならのんびり園に転園するのもあり』
『何園かで働いてみて思ったのは独身のベテラン先生はすごい厳しい。○歳児はこれができて当たり前! みたいな考えがあると思う。叱り方もヒステリック気味な人が多い。子どもがいる先生はその子の成長にあった対応をしているし、叱り方もわが子とは違うあくまでお預かりしているってスタンス。でもどちらが正解なのかは分からない』
今回の件は先生側寄りの意見が多いですが、毎日たくさんの子どもたちの問題と向きあっていれば、たとえプロとはいえども先生も対応を間違えることはあるでしょう。園長先生を挟むことで、先生も保護者も冷静になって、子どものために一番良い判断をすることができるのかもしれませんね。
相談者さんの決断は?
他のママさんたちの意見にしっかり目を通した様子の相談者さん。最後に寄せられた相談者さんからのコメントは……。
『いろいろなご意見とても参考になります。結局私自身が朝はバタバタしているから着替えさせるための気力が足りないんですよね……。私のせいで怒られてしまったということですよね。子どもに申し訳ないです。
自分の認識や育児の仕方、家事のやり方を再考する機会になりました。3人目の子どもだというのに母親としてまだまだ未熟ですね。しばらくは次の日に着る洋服を着て寝かせてみます。先生の言葉も良かれと思って言ってくれた言葉だと信じてみます』
まわりとの認識の違いを改め、子どもがきちんと着替えて登園できるように、相談者さんは家事のやり方を再考するようですね。
どうしても毎日のルーティンがあると、それが最善の策のように思えて“再考しよう”とは思いにくいのかもしれません。自分がいっぱいいっぱいになってしまうと、何をどうしたらいいのか分からなくてストレスへとつながったり、今回の相談者さんのようにイライラて悲しくなってしまうこともあるでしょう。そんなときこそ同じような状況にいる他のママさんたちの意見やアドバイスを参考にすることで、自分では浮かばないような新たな道が開けることもあると思いますよ。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・水戸さゆこ
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- 登園時に先生に怒られました。