旦那から「子どもを理由に掃除をサボるな!」と言われた。まずは何からしたらいいの?
ママスタコミュニティには、掃除が苦手なママからこんなお悩みが投稿されていました。
『日中、1歳になったばかりの息子と2人で過ごしているのですが、毎日必要最低限の家事しかしておらず、綺麗好きの旦那から「だらしがない」と言われてしまっています。「子どもがいても家事をしっかりやっている奥さんはたくさんいる。子どもを言い訳にしてはいけない」というのが旦那の意見です。悔しいので旦那の理想まで家事を頑張りたいです』
もともと掃除が得意ではなく「掃除のやり方をよく知らない」という投稿者さん。現在は旦那さんが1人暮らしをしていた1LDKの賃貸物件でお子さんと3人で生活しているそうです。部屋には旦那さんのモノが多く、さらに投稿者さんの荷物やお子さんの荷物で部屋はモノだらけに。モノが多いだけに掃除が大変なようです。
目が離せない!1歳児のお世話は本当に大変
1歳になったばかりであれば子どものお世話だけで手いっぱいということもあるでしょう。オムツ替えの回数も多いでしょうし、離乳食の進み具合によっては大人とは別に食事の準備もしなければなりません。掴み食べをするようになれば1回の食事で驚くほど散らかしますし、着替えも都度発生します。また何にでも興味津々なこの頃、子どもから目が離せないというママも多いのではないでしょうか。「息子の後追いがすごい」という投稿者さん。ママ自身がトイレにいくことも難しい時期だったりしますよね。
子どもを理由に最低限の家事しかできない主婦はダメ!?
いっぽう旦那さんの掃除の理想としては「浴室掃除後に乾拭きをして水分を取り除いてほしい」レベルなんだとか。目が離せない小さなお子さんをお持ちで、ましてや掃除が得意ではない投稿者さんにとっては難易度が高そうな要求です。他にもテレビの裏のホコリやスリッパの裏の汚れまで日頃から指摘する旦那さんに、投稿者さんには同情のコメントが集まります。
『なんでよその奥さんと比べるの? よそはよそ、うちはうち!』
『1歳児がいるなら仕方なくない? そんなに言うなら旦那がやればいいじゃん!』
『「主婦としてダメだね。いらない!」とか旦那さんは言っちゃうんだ。投稿者さんを何だと思っているの?』
コメントをくれるママたちはイライラ。旦那さんの言い方も少々きつめな部分もあるようです。同じことを指摘するにしても言い方ひとつで印象はずいぶん変わるものですよね。
投稿者さんは日頃、お子さんとどう過ごしているの?
「日頃のお子さんとの過ごし方が知りたい」と、あるママからコメントが寄せられました。すると投稿者さんから毎日のルーティンを発表します。
『朝は子どもとお昼近くまで寝て、起き次第子どもにご飯。その後私もご飯を食べる。テーブル拭いて掃除機かけて食器を洗って、汚れが目立つようなら床やテレビやストーブの拭き掃除。あとは気が向いたら洗面台の掃除』
お昼近くに起きてから活動が始まる投稿者さん。お子さんの夜泣きがあるのかは不明ですが「生活リズムがうまく整えられない」とのこと。1歳ならお子さんもちょこちょこ目覚めるかもしれませんし、そうでなくてもママ自身はクタクタなはず。投稿者さんのルーティンが分かったことで、ママたちからさまざまなアドバイスが集まります。
ママたちから寄せられたアドバイスとは?
まずは「掃除よりもこちらの見直しをしてみて」という意見が集まりました。
朝起きよう!
『生活リズムを整えることが先なのでは? 朝起きよう!』
『まずは朝起きて、朝食を摂ることから始めたら? 今は午前中いっぱい無駄にしてる状態だよね。午前中にやることが落ち着いたら子どもと公園に行ったりお散歩して、お昼ご飯を食べたら昼寝すると思うからその間に掃除や片付けができるよ。午後の限られた時間だけじゃ掃除する気にもならないよ』
『まず朝に起きること。掃除の話はそれからだわ』
昼から活動開始し、1歳児のお世話をしていればあっという間に夕方になってしまうのではないでしょうか。旦那さんの晩ご飯の支度をする時間も必要でしょうし、掃除どころではなくなってしまいます。コメントをくれたママたちは投稿者さんが「掃除をする時間を確保すること」が重要だと考えたようですね。まずは生活リズムを整えてから掃除のルーティンを考えたほうがいいかもしれません。
少しずつモノを減らす
『モノを減らそうか。ホコリなどは掃除でなんとかなるけれど、モノが多くてかつ収納が少なかったらなかなか片付けられないよね~』
『とにかく家のモノを減らす。いらないものを捨ててみると生活が楽になったよ。そんなに掃除しなくても綺麗を保てる。冷蔵庫の中身もね』
「モノが多い」と困っている投稿者さん。いらないものの処分を検討してみてはいかがでしょうか? 子どもが産まれると育児グッズが一気に増えたりしますよね。持ち物の見直しをし、思い切って整理をするいいきっかけかもしれませんよ。
また「衣装ケースに入りきらないものは段ボールから出し入れをしている」という投稿者さんに、こんなアドバイスも寄せられましたよ。
『段ボールそのままだと散らかって見えるから何か収納を買ったらいいよ。段ボールから移し替えるだけでだいぶ見栄えが違うよ』
『床にモノを置かない! これを気をつけるだけでだいぶ変わるから』
床にモノが置かれている場合、掃除を始める前に“掃除のための片付け”が発生してしまいます。普段からモノが少なければ、汚れが気になったときサッと掃除をすることができそうですよね。
旦那さんに“掃除していますアピール”をしよう
『旦那さんが見ているところで掃除をすればキツく言われることもなくなるかも……』
『子どもがいると朝掃除しても夕方にはまた汚くならない? だから私は旦那が帰ってくる直前に片付けて掃除機かけている。旦那に家事をちゃんとしていないと思われるのは嫌だからね。あとは旦那がいるときに拭き掃除したり“見せる家事”をしています(笑)。結局いないとき家事をしていても旦那は分からないんだよ。最低限やっていればいいんだよー』
やってますアピールも大事ですよね!
旦那さんの不満は実は掃除だけじゃないのかも……?
ここで、あるママから鋭い指摘が。
『旦那さんが出勤するときにも寝ているの? 朝も寝ているし部屋が片付いておらずホコリだらけ。働いて帰ってきた旦那さんからしたら「1日何していたんだ? ずっとゴロゴロしていたのか?」と感じるんじゃない? もしかしたら旦那さんの言いたいことは投稿者さんの生活スタイルについてなんじゃないかな』
子育てや家事だって立派な仕事です。働いた分の対価としてお給料が発生すればよいのですが、残念ながら子育てや家事ではお金がもらえません。外で働きお金を稼いでくる旦那さんとしては、妻が子育てを理由に、好きなタイミングで起きてのんびり家で過ごしているように感じてしまうのかもしれません。もしそうだとしたら、まずは生活リズムを整えて朝お子さんとしっかり起きるところから見直していったほうがいいのかもしれませんね。
とは言え、“ママ”という“職業”は24時間年中無休。朝起きて朝日を浴びて1日の生活をスタートさせることが難しい時期もありますよね。日中、休憩だって取れないときもありますし、子どもが小さければ夜中の営業も少なくありません。投稿者さんが身体を壊さない範囲で生活を見直しつつ、掃除を含めた“毎日のルーティン”を作っていってはいかがでしょうか。
文・吉岡可奈 編集・Natsu イラスト・Ponko
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