＜息子と母の物語：エピソード3＞5歳の息子に20歳のママ。世間の目は冷たかった【前編】まんが

私は亡くなった姉の子どもを引き取り、養子にして育ててきました。私が20歳で息子が5歳の時です。私との年の差は15歳。「今日から一緒に暮らそうね」と言った私に、息子は無言でうなずきました。

私と息子が全力で鬼ごっこをしていると、周囲のママたちに怪訝そうな顔で見られることもありました。
「ねえ、あのママ若すぎない？　もしかしてまだ中学生のときに産んだのかしら？」
「……あんまり若すぎるのもね～」
事情を知らないママたちは好き勝手に言います。ニコッと明るく返す私。楽しそうに遊んでいる息子と私の様子を見て「一緒に遊びたい！」と子どもたちが集まってきました。

ママたち「……あの、一緒に遊んでくれてありがとう」
私「どういたしまして～！　これからもよろしくお願いします！」

その後、理解のあった旦那と結婚。そして次男が生まれました。

長男と次男は11歳差。どちらも可愛い存在に変わりありませんが、長男から見たときに私の態度に差が出てしまっていたらどうしようか悩んだものです。でも私の中ではもう長男は、自分が産んだ子だという気持ちでいました。中学生の頃は反抗期もあって多少の衝突はありましたが、一緒にいられて本当に楽しかったです。

そして長男が20歳になったある日のこと。「……母さん、ちょっといい？」息子が真剣な表情で言いました。

＜息子と母の物語：エピソード3＞後編へ続く。

原案・ママスタコミュニティ　作画・猫田カヨ　編集・井伊テレ子

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