幼稚園や学校での行事に参加するのが苦痛……。苦手な理由は〇〇するから?
子どもが幼稚園や小学校に入ると、子どもだけではなく親も参加する行事がありますよね。発表会や参観日などで保護者同士、顔を合わせることも少なくないでしょう。ママスタコミュニティには行事に対して苦手意識のあるママから投稿が寄せられました。
『幼稚園や学校行事があるたびに緊張する人はいますか? 私はいつも緊張しっぱなしで、失敗しないかなとか考えてしまいます』
投稿者さんは子どもの行事に参加するたびに緊張してしまうそうです。緊張していてはせっかく行事に参加したのに子どもの様子どころではなくなってしまいそうですね。この投稿を見たママスタコミュニティのママたちからはどのようなコメントが寄せられたのでしょうか。
投稿者さんに同感!
『わかる。頭痛と胃痛が……薬を飲んじゃう』
『疲れすぎて寝込むから旦那が行けるときは旦那に頼んでいる』
『当日の朝とか家を出るまで何回もトイレに行っている。特に何があるわけでもないのに毎回お腹が痛くなる』
『私がそう。吐き気がしちゃってダメね。人が集まるのが苦手で、行ったら行ったで大丈夫なんだけど。ずっと静かにしている』
投稿者さんと同様に、行事に参加することで疲れたり寝込んだりするママは少なからずいるようです。頭痛と胃痛を覚えるほど心に負担がかかるのはつらいですね。なかにはできるだけ旦那さんに行事に参加してもらうママも。行事が苦手なママたちにとって「人が集まるのが苦手」というのが一つのキーワードになるようで……。
なぜ人が集まる場が苦手なのか
『失敗って何を? 主役は子どもです。誰も親なんか気にしていないよ』
投稿者さんの「失敗しないか心配」という言葉について疑問を投げかけるコメントが寄せられました。親子レクリエーションならともかく、参観日や発表会であれば保護者は観覧するのみで特にすることはありませんよね。投稿者さんの話す「心配」とはどういった意味合いなのでしょうか。
『子どもが心配とかではなく、自分自身が他のママと会うと緊張してしまうんです。みんな、ニコニコしていていいなーと思ってしまいます』
投稿者さんは他の保護者と顔を合わせると緊張してしまうとのこと。緊張のあまり、他の保護者への対応がうまくできるか心配になってしまうようですね。
『わかる。もし息子のお友達のママに会ったら話しかけるべきだよね……とかこの前役員一緒だったママには挨拶をすべきか……とかとにかくいろいろ』
『ニコニコしている人でも緊張しているよ。昨日行事だったんだけど、同じようなことを言っているママが5人くらいいて盛り上がったわ』
『中学で行く機会は減ったけどやっぱり緊張するよ。なんか大勢のママたちのなかに入るのって独特な緊張感があるんだよね』
投稿者さんの告白にママたちからは同感のコメントが寄せられました。子ども同士が同級生で友達であっても、その保護者同士も簡単に友人関係になれるかと言われたらそうでもないでしょう。お互いにどのような人間なのかを探りながら同じ時間を過ごすことを苦痛に思うのも無理のないことかもしれません。心の準備ができないまま初対面の人間と顔を合わせる場に行かなければならないことが、心に負担をかけているのではないでしょうか。
「保護者同士」という関係
『静かに子どもを見ていたら失敗はない! と思っていたけど、子どもの友達のお母さんから声をかけられて、何を話していいかわからず……。名札が付いていないと誰が誰だかわからないから、それもプレッシャー』
『緊張ってほどではないけども、億劫だなって思うときはある。運良くわりと話せるママと会って話が弾むときもあれば、知らない人しかいなくて無言で帰ってくることもあるから。それが嫌で待ち合わせる人もいるんだろうな。私も正直誰とも絡まず帰ってくるのは寂しいから嫌と言えば嫌なんだけど、待ち合わせまでする気も起きないんだよなあ』
『失敗とか気にならないけど他の保護者に会うのが緊張する。とにかく人と会うのが嫌で送り迎えのときも迎えの車が少ないとホッとする』
『わかるー。余計なことを言ってしまわないかな、とか。子どもは子どもだけで関わりを持って欲しい』
投稿者さんは他の保護者と顔を合わせると緊張してしまい、「うまく対応できないのでは」と心配な様子でしたね。人によりけりかもしれませんが、初対面の人間と打ち解けるには少なからず時間や会話が必要ですよね。行事の際にほんの少ししか顔を合わせない「保護者同士」という関係だと、打ち解けるための時間が足りないのかもしれません。
とはいえ子ども同士が同級生や友達である以上、その保護者となんらかの関わりが生じてくることも否定できないでしょう。会話をすることにハードルの高さを感じているのであれば、せめて他の保護者の顔を覚えるというのはいかがでしょうか。保護者とその子どもを線でつなげることができればなお良しでしょう。当たり障りのない挨拶や会釈を心がけ、会話をした際に「〇〇さんのところの△△くん、走るのが速いですね」と誉め言葉を添えれば悪い印象は持たれないのではないでしょうか。「同級生の親」というだけで一同に会さなければならないのが保護者の一つの宿命とも言えそうです。難しさを感じるのは自然なことと捉え、この先も続く「保護者」として参加する場への苦手意識が少しでもなくなればいいですね。
文・子持ち鮎 編集・荻野実紀子
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