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怒鳴っているのはうちだけではない!?怒声が日常化しないために

※2020年11月時点の情報です。

エプロンをつけている主婦のポートレート
お隣さんの生活音や話し声が気になったことはありますか? マンションにお住まいの方は足音や掃除機の音が聞こえてくることもあるでしょうし、戸建てにお住まいの方は門扉の開閉音や車のエンジンの音が聞こえてくることもあるでしょう。多くは「お互いさま」として対応できそうですが、ある投稿者さんは隣から聞こえてくる声に驚いてしまったようです。

『びっくりしたー。窓が開いているのを忘れていたのかな? 隣の家から「トイレを汚したやつがトイレ掃除をしろ!!」って怒鳴り声が聞こえてきた』

大きな声に驚いたといえ、同じ母親として妙に納得してしまったと話す投稿者さん。汚れたトイレを目の前に、怒鳴ったママと怒られている子さんの様子が目に浮かびますね。この投稿に寄せられた多くの意見は……。

共感度100%?ママたちから届いたコメントとは……

『あっ、ウチかも……。ごめんなさい』

『うちも16時半ころ怒鳴っていた。窓が開いているのわかっていたけど、ごめんよー』

『心当たりある人多過ぎ。うちもだけど(笑)』

『ごめんなさい。優しく言っても言うことを聞かないからだんだん声が大きくなっちゃった』

『ごめんね、いつもうるさいよね。優しく、優しくって心掛けてがんばっているんだけど、バカ息子が調子に乗ってくるからついヒートアップしまうのよ。恥ずかしいと分かっているんだけどね、もうそれを超える怒りなんだよ。毎日毎日何度言っても同じこと繰り返すから。本当すいません!』

この投稿に寄せられた多くの意見は……。「それってうちかも!」でした(笑)。ついつい大きな声で怒鳴ってしまうと話してくれたママたち。感情が爆発してしまった瞬間に、窓の開閉を気にしていられる余裕はありませんよね。ごめんなさいだなんて言わないでください~。

時すでに遅し……

『怒鳴ったあとに窓が開いているのに気がついて「あ~」ってなる』

『うちもよくある。あとで窓が開いていることに気がついて、ハッとする!』

『うちもやったことあるけど、小っ恥ずかしくて外出するのをしばらく控えたり、出掛けるときはコソコソしたりしていた』

筆者も以前、大きな声を出したあとで窓が開いていることに気がついたことがあります。徐々にトーンダウンさせながら窓を閉めたときの恥ずかしさたるや。エアコンを稼働させている季節は窓がしまっているのである程度声を防ぐことはできますが、窓を開ける機会が多い春や秋などは要注意ですね。

お隣さんの怒声に疲れてしまうママも……

『うちのお隣もすごい。夫婦喧嘩もすごい……というか、いつもママが一方的に旦那さんと子どもに怒鳴っている。ヒステリックすぎてこっちが疲れる』

『子どもの張り裂けんばかりの大声とママの暴言が一日中聞こえてくるよ。窓を閉めていてもあれだけ大きい声だったら、窓を開けたらもっとやばそう』

『ちょっと怒鳴るとかならわかるけど、うちのお隣さんはめちゃくちゃうるさい。1時間くらい怒鳴っているし、人格を否定するような怒り方。そのうち子どもが家出するんじゃないかと思うくらい。聞いているこっちが病みそう』

『お隣さんの怒鳴り声がひどくて、精神的に病みそうになったから引っ越ししました。怒鳴り声なんか人に聞こえるようにするもんじゃないよ』

『うちの隣もヒステリックなママが怒鳴り続ける日々が5年以上毎日続いた。ママがヒステリックになりすぎて、「私の大変さをわかって!」と言わんばかりの発狂の仕方。子どもは子どもで癇癪を起こして叫びまくるから、毎日が苦痛でした。毎日聞いていると動悸がして病みそうです。毎日聞かされる方も大変』

毎日怒声を聞かされていると疲れてしまい、精神的にも苦痛だと感じている方からもコメントが届きました。しかし同じママとして、直接「窓を閉めてください」「声を小さくしてください」とは言いづらいですよね。もし聞くに堪えない日が何日も続くようでしたら、管理会社や自治会になどに匿名で相談してみてもいいかもしれませんね。

怒声が日常化しないために

怒ること自体は決して悪いことではないはずですし、日々育児をしていれば大きな声で怒ってしまうこともありますよね。しかしときに、怒る必要の無い場合でも勢いで怒ってしまったりすることってありませんか? 筆者自身も、「もう少し優しい言い方ができたかな……」と大きな声で怒ってしまったあと反省したことがあります。お子さんの年齢にもよりますが、怒らなければいけないことはその理由をうまく伝えられると、大きな声を出さずにすむかもしれませんね。
また怒声の大きさは人それぞれです。親がいくらしつけだと考えていても、子どもの心を傷つけるものであれば、それはしつけではなく虐待になってしまいます。お風呂でリラックスしているときや寝る前の数秒でもかまいません。怒声が与えるお子さんへの影響を考えたり、怒声を聞くことに疲れてしまうママがいることを思い出してくれたら嬉しいです。

参考:岐阜市|児童虐待防止について「児童虐待とは?」

がんばれ、お母さん!

『怒鳴り声が聞こえると、みんなそうなのねって安心するわ』

『すごく温厚で優しそうな近所のママが、窓を開けていることを忘れていたのか「誰がやったんだよ! あぁん?」みたいにドス効かせた声で怒っていて、すごく好感度アップしたわ。 みんな同じね(笑)』

程度や頻度にもよるでしょうが、お隣さんから怒声が聞こえてくると「安心」だと感じるママもいるようです。

『どこも一緒だなーって思う』

『真面目に子育てをしていたら、怒鳴るくらいはするわよ~』

『育児で戦っているだけじゃん。全く気にならないわ』

『みんな必死に子育てしているんだよね。お疲れさま~』

『怒鳴らないママっている? 多少の怒鳴りなら多目にみてあげてよ。育児は毎日平和じゃないのよ』

穏やかでありたいと思っていても、奇想天外なことをする子どもたちに対し、ついつい怒りすぎてしまう日もありますよね。しかしそんな怒りすぎてしまうママたちに対し、ママスタコミュニティからは温かい意見が続々と届きましたよ。「多少の怒鳴り声なら聞かなかったことにしよう」というのが、子育ての同志であるママたちの見解のようですね。
ただ毎日毎日怒り過ぎてしまうとママ本人やお子さん、ご近所さんも疲れてしまうでしょう。怒りのピークは6秒間と言われていますので、一呼吸おくと怒り過ぎを防げそうです。カッとなってしまったときは、その6秒間を“窓を確認する”時間にあててみるのはどうでしょうか。ママ、お子さん、ご近所さんにとって、まさに一石三鳥のプロセスと言えるのではないでしょうか。

文・荻野実紀子 編集・山内ウェンディ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
隣の家からお母さんが怒鳴る声