【前編】義両親への贈り物が義姉に渡っていた。良好な関係だと思っていただけにショック……
義両親には、お歳暮やお中元、父の日や母の日、それぞれの誕生日など季節やイベントごとにプレゼントを贈っています。食べることが大好きな義両親ため、普段はなかなか手を出せないような肉や魚介など、私なりに趣向をこらしながらいつも贈っていました。
まわりのママ友からはよく義両親と仲が良くない話を聞きます。だけど私は義両親のことが嫌いではないし、むしろ好きです。一緒に住んでいないことも関係しているのでしょうけれど、私たち家族への干渉も全くないですし、ほどよい距離を保てていると思っていました。
贈り物を義姉にあげていたことが判明
先日そんな私の気持ちを一瞬で台無しにするような事実を知ることになりました。義両親は私からの贈り物を、全て義姉に渡していたのです。先日贈った物の数が足りたかどうか心配で聞いてみると、「実は……」と義母に言われました。聞いたときは正直驚きました。義両親が食べているのものだとばかり思っており、他の人が食べているだなんて今まで疑いもしていませんでした。それに以前「すごく美味しかった」と言ってくれたこともありました。あれも嘘だったのでは？ と思うと悲しいです。
その一方で、私も好みを聞かずに送っていたところがあったので、もしかしたら嫌いな物が多かったのだろうか？ といった考えもよぎりました。好きでもないものが贈られてきて迷惑に感じていたことを想像すると、なんだか申し訳ない気持ちにもなりました。
いらないなら言ってくれればよかったのに……
驚きや申し訳なさでいっぱいになっていたのは最初のうちだけ。今度は義両親の行為に怒りがわいてきました。だって贈り物にはお金がかかっています。それに何にしようかと悩んだり、買いに行く手間や時間もかかっています。そのような私の労力を全て無駄にしていたのかと思うととても腹立たしく、同時に頑張っていた自分への情けなさも感じました。なぜもっと早く気づけなかったのだろうと。
もし食べ物がいらないなら、はっきり言ってくれれば私だってそれなりに考えました。必要なものを事前に聞いたり、カタログギフトにするなど方法はいくらでもあります。なのに何も言わずに私からの贈り物を受け取り、それをそのまま義姉に渡す。お裾分け程度なら理解ができますが、義母の話し方から考えるに今までのものも箱ごと渡していたのだと思います。そんな光景を想像すると、義両親に対して腹立たしさだけでなく、軽蔑する気持ちまででてきてしまいました。
受け取る義姉もどうなの！？腹立たしさでいっぱい
そもそも義姉だって私からの贈り物だとわかっていながら義母からなぜ受け取るのでしょう。義両親も「これ、○○ちゃん（私）からもらったんだけれど」と言うでしょうし、それを聞いて義姉はなんとも思わなかったのでしょうか。普通の人であれば「せっかくくれたんだから、自分たちで食べればいいじゃない」と言うと思うのです。仮に義両親がいらないと思っているのであれば、「ちゃんと○○ちゃんに伝えた方がいいよ」と助言をしてもいいと思います。今の状況があるのは、義姉がそういった行動をしなかった結果だと思います。もしかしたら義姉は心の中で「こんな高い食べ物、ラッキーだわ」なんて思っていたのかもしれません。いろいろな考えが頭の中をかけめぐり、腹立たしさが増していきます。
私は義姉が食べるくらいならもう贈り物をしなくてもいいのかなと思い始めました。やめるのは簡単なのですが、ひとつだけ心配な点が。突然やめたことで義両親や義姉が驚いて、何かと私たち家族の詮索をしてくるのではないかと。そう思うと嫌で仕方ありません。
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