<男のプライド>妻の父が「俺が家を建ててやる!」プライドが高い旦那の選択は?【後編:旦那の決意】
前回からの続き。「妻の父が家を建ててくれる」と言っているらしいが、そんなの嫌だと思っている。
それに、義実家の隣に住んだら心が休まらない。しかも、結婚するときに「お互いの義親の面倒は見ない、それぞれの兄弟で話し合って介護する」って決めたはず。きっとそれもなぁなぁになる。 実家の隣に住んで、家も建ててもらったら妻の兄弟姉妹も「面倒を見るつもりなんだ」と思うだろうし、実際にそこまでしてもらったら面倒を見ないのもおかしな話だ。
妻「ねぇ、早くお父さんに返事しないと!」
旦那「ダメダメ、絶対無理!」 (やる気になってくれているお義父さんを拒否することはとても失礼だということは分かっている、けれどもこれから想定される出来事はそれ以上に嫌だ!)
妻「でも父の厚意を無駄にするなんて罰が当たるよ! 私断りたくない」
旦那(困ったな、ここで義父の申し出を断れば妻には一生根に持たれる……。下手したら離婚問題もあり得るぞ)
そんなとき……。
義父「だから幸いにも土地はあるし、そこに君に家を立ててもらえればいいと考えている。頭金を出して、俺たちは一切口出しをしないから、家族で相談して住みやすい家を作ればいいんじゃないかと思うんだ」
義父は「将来介護がしてほしい」そういう下心もなく、ただ本当に俺たちへの手助けのつもりで家を建ててくれると言ったんだ。その気持ちが本当にありがたかった。
冷静に考えてみれば、自分で購入したいのは事実だけれど、土地代などを考えてわざわざ遠方に住むよりも、お義父さんの土地を使わせてもらったほうがいいに決まっている。工務店や大工さんたちにツテがあるのなら義父を頼ったほうがいいのも分かる。
義父も義母も程よい距離感を保ってくれたので、心配事は何も起きず逆に拍子抜けしたくらい。「男のプライド」のせいで大事なことが見えていなかったと反省しました。
結果、義理の親とも妻とも良好な関係を保ちつつ、夢のマイホームをゲットできました!
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・べるこ
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