家ではおもらしばかりのわが子。おもらしもイライラも解決したい!
子どものトイレトレーニングは、それほど時間がかからずスムーズにいく場合もあれば、なかなかおむつが取れないケースもあります。後者の場合には、ママもときにストレスがたまってしまうでしょう。
『3歳7ヶ月のわが子。おもらしばかり。さっきしたのにまたすることもあって間隔はばらばら。夏は3時間あいていました。でも幼稚園ではなぜかしない。
イライラしかしません。疲れた』
家にいるとおもらしばかりする子どもを前に、疲れ切ってしまった今回の投稿者さん。1日に何回もおもらしをされると、さすがにママとしても困ってしまいますよね。ママスタコミュニテのママの中には、そんな投稿者さんの気持ちを理解してくれる人もいるようです。
そのイライラ、すごくわかるよ!
『めちゃくちゃわかるよぉぉ! 幼稚園ではしないで家でおもらししまくり! 泣きそうだった』
幼稚園ではおもらしをしないのに、家ではいつもおもらしをしてしまう。そうなると投稿者さんとしても「どうしてなの?」と疑問に思わずにはいられないですよね。理由がわからないおもらしは、ママを余計に不安にさせることもあるでしょう。コメントをくれたママのように、泣きそうになるほど追い詰められてしまうこともあります。まずはその「家だけでのおもらし」、原因がどこにあるのか考えてみましょう。
どうして家ではもらしてしまうのだろう?
家では気が緩んでしまう
『園だと緊張してるけれど、家だとリラックスしてるんだと思う』
場所によっておもらしに、するしないがあるのは、もしかしたら子どもの気持ちも関係しているのではないでしょうか。幼稚園の場合、子どもも無意識のうちに気を張っているのかもしれません。またみんなの前でおもらしをすることに恥ずかしさがあることも考えられます。その点家ならばリラックスできる環境ですし、子どももついトイレをすることを忘れてしまっている、そんなこともあるでしょう。
季節も関係している?
『3時間あいていたなら、寒いんじゃないの? これからどんどん寒くなるのに』
大人でも気温が下がってきて体が冷えやすくなると、トイレが近くなることはありませんか? 投稿者さんの子どもの場合にも、体の冷えからトイレが近くなっている可能性もあるでしょう。尿意に気付くたびにトイレへ行けばいいのですが、子どもの場合には、トイレへ行ってズボンを下げておしっこをする流れが面倒だったりもします。もしそれが原因ならば、これからの冬になる時期は、余計におもらしが増えることも考えられますね。
おもらしをしないようにする工夫は?
家でのおもらしの原因として、環境や季節な挙がりました。しかしどういった理由だったとしても「子どもが意識する」ことが大切だと言えそうですね。ではその意識とは、どういったところから子どもにさせていくといいのでしょうか。
トイレに行くときに一緒に連れて行く
『家だと気が抜けてついついトイレ行くのを忘れてしまったりする。自分がトイレに行くついでに誘ってみるといい』
投稿者さんがトイレに行くときに、一緒に行こうと誘ってみてはいかがでしょうか。そうすればトイレに行くきっかけができますし、ママと一緒ならトイレでおしっこをしようかなと思えるかもしれませんよね。言葉かけの際には、「ママひとりだと寂しいから一緒に行こう」など、一緒に行って欲しいことを伝えるのもいいでしょう。
時間を区切って頻繁にトイレに連れて行く
『こまめに連れて行くしかないよね。トイレには行かないと言われても連れて行く』
『大変だけどマメにトイレに行かせて、漏らすのを阻止するしかないよね』
時間を決めてトイレに連れて行き、便座に座らせてみるのもいいでしょう。もし1時間に1回は必ずトイレに連れて行くと話したとしても、子どもも最初のうちは「おしっこは出ない」と言うかもしれません。それでも諦めずにトイレに連れて行くことで、3回に1回など少しずつ、おしっこに成功することがあるかもしれません。
トイレに成功したら褒めてあげる
『「また?」と思って怒ったりしたらよくないよ。こまめに声をかけてトイレに連れて行って、成功させて褒めてあげよう』
『ご褒美作戦はどう? うちも歳2か月ごろまで難航していたけれど、ある人のブログで「ご褒美にくじ引きをやらせるようにしたら、あっという間にできるようになった」と書いてあって、真似したらできるようになったよ』
トイレでおしっこができたら、その都度褒めてあげましょう。褒められれば子どもも嬉しくなり、次もちゃんとトイレでしようと思うでしょう。またトイレが成功したらご褒美をあげるのもひとつの手です。子どもが好きなお菓子をあげたり、楽しいことを一緒にするのもいいですよね。
焦らずトイレトレーニングから離れるのもアリ。ママのストレス軽減が優先では?
『ママが疲れたなら、家ではオムツを履かせてもいいんじゃない?』
子どもがおもらしばかりしていると、ママもイライラがたまってしまいます。あまりにもそれが続けば、おもらしをした子どもに辛くあたりたくなってしまうこともでてくるでしょう。悪い循環が続けば続くほど、ママはさらに追い詰められてしまいます。
このような経験は筆者にもありました。子どもがトイレトレーニングをしているとき、何度かお漏らしをしてしまいました。そうするとつい怒ってしまうのですが、その後は「怒っても仕方ないのにな」という罪悪感でいっぱいになります。この罪悪感を少しでも減らすために、筆者は「おもらしは仕方ない」と割り切って、必要なときにはおむつを使うことにしました。諦めに近い気持ちでしたが、気持ちを切り替えたことで、筆者自身も「子どものおむつを卒業させないと!」というプレッシャーがなくなりました。子どものお漏らしはママにとっても大きな負担で、子どものストレスの原因にもなります。子どものトイレトレーニングよりまずは、ママ自身のイライラを軽減させる方法を考えてみてはいかがでしょうか。
文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・春野さくら
関連記事
※義実家 に関する記事一覧- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- もうトイトレやだ