いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

良く言えば“正直”、悪く言えば“無神経”な旦那……。強過ぎる物言いが心配なママ

※2020年11月時点の情報です。

pixta_66766973_M
自分にとっての常識と他人にとっての常識が異なることは珍しいことではありませんよね。家族でも分かり合えないことがきっと誰しもあるはず。あるママさんは旦那さんの良く言えば“正直”、悪く言えば“無神経”なところについて悩んでいるそうです。

『私の旦那は誰に対しても遠慮がなく、正直に言いすぎてしまいます。自分の家族はもちろん、職場の人にも。たとえば職場の人に「そこ邪魔」って言ったり。女でも男でも関係なくズバズバ言います。相手に腹が立ったときに「ババアいい加減にしろよ!」とか「覚えていろよ」とか平気でキレます。言い方がキツいのではないかな? と感じ、注意しますが直りません。本人からしたら「周りがそういう状況を作り、俺は理由なくそういう言い方をしているわけではない」とのこと。正直に物事を言うことは別に悪いことではないでしょうか?』

投稿者さんは旦那さんに「その物の言い方はキツ過ぎるよ」と注意するものの、旦那さんは「嫌われても別にいい、相手が悪いのだ」というスタンスのよう。自分の感覚が間違っているのか、それとも旦那さんにもっと強く注意をするべきかと悩む投稿者さんに、ママスタコミュニティのママたちから声が集まりました。

遠慮なく物事を言う旦那さんをどう思う?

投稿者さんの旦那さんのように、遠慮なく物事を言う人をママスタのママたちはどう思うのでしょうか?

『正直に言わない。みんなが正直に発言していたら職場はうまく回らないよ。旦那さんのような発言は我慢をしている人がいるから成り立つんだよ』

『申し訳ないけど旦那さんはおかしな人だと思う。相手の気持ちがあまりにも分からない。正直に言うにしても言い方ってあるよね』

『普通ならそんな言い方しないから(笑)。会社でも、浮くよ』

『職場でキレるのは社会人としてどうなの? と思うけれど。職場で邪魔とかババアとか言う男性はナシだわ』

自分の考えていることを正直に言えるのは羨ましい側面もありますが、すべての人が思っていることを口にしていては社会が成り立たないでしょう。極力トラブルを起こさないようにそれぞれが理性を持って生活をしている面があるため、必要以上に強い物の言い方にママたちは否定的なようです。

正直なことと言葉がキツイことは別

ママたちからは、相手が傷つくような言葉でわざわざ伝えるのではなく、言葉を選ぶ必要があるのでは? との意見が寄せられました。

『言わなければいけないような状況だとしても言葉は選ぶよね。旦那さん嫌われてそう』

『そういう言い方って、邪魔なら「ちょっとそこどいてもらえるかなー」って言えばいいよね。偉そうで上から目線だね』

『正直に言うことと言葉がキツイことは別問題。頭の良い人は相手の反感を買わずに自分の意見を通す言い方ができるからさ』

『正直じゃなくて単に配慮のできない人だと思う。なんでそんなに自分が基準なんだろう。納得がいかないときや間違いを指摘するにしても言い方がある』

たとえば投稿者さんの旦那さんが言ったとされる「ババアいい加減にしろよ!」の発言ですが、「ババア!」と悪態をついても問題が解決するわけではありませんよね。これではただ感情的に怒っているだけです。通り道をふさいでいている人に「邪魔」と吐き捨てるのか、「ごめん、そこ通っていい?」と声を掛けるのとでは印象がだいぶ違いますよね。投稿者さんの旦那さんは正直なのではなく、感情的で短慮だと考えざるを得ないのではないでしょうか。

パワハラに当てはまる可能性も否定できない

『それ、パワハラにならない? ババアなんて立派なエイジハラスメントだよ。旦那の友人があなたの旦那さんによく似ているけれど、中国やベトナムから来た働き手のカタコトを聞こえるように「サボりたくて日本語がわからないフリをしている」とか動作の遅さに「使えねーな」と言ったらパワハラで解雇になったよ』

相手の容姿をけなしたり暴言を吐いたりすることはパワハラ(パワーハラスメント)にもあたります。侮辱やひどい暴言などは「物言いがキツ過ぎるよ」というレベルではなく、刑事罰にも問われるほどの犯罪行為に当てはまる可能性があります。これらを踏まえると「正直に物を申すことは悪くない、相手が悪い」、「人に嫌われてもいい」という程度の問題では済まないことを旦那さんに理解させることが重要ではないでしょうか。

投稿者さんは旦那さんを心配しているようでしたが、旦那さんを守るためには自身の発言がパワハラに該当する危険性があることを認識させる必要がありそうです。自分の行動がパワハラに当てはまるかどうかをチェックさせるのも一つの手段でしょう。感情に任せて物を言うと自分自身が窮地に立たされることもある、という認識を投稿者さんと旦那さんとで共有できたらいいですね。

参考:厚生労働省「職場におけるハラスメントの防止のために(セクシュアルハラスメント/妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント/パワーハラスメント)」
参考:人事院:「パワー・ハラスメント防止ハンドブック」

文・物江窓香 編集・子持ち鮎

関連記事

旦那 に関する記事一覧
赤ちゃんを見にきたい義母に「嫁の機嫌が悪いから無理」と断った旦那。「デリカシーがなさすぎる!」と怒りの声も
赤ちゃんが成長するのは大人にとってとても早いと感じるかもしれません。日々成長しているわが子の姿を、実両親や義両親に見てもらいたいと考えるママさんもいることでしょう。しかし、もしも旦那さんが思いがけない...
絶対に許せないっ!!ママの不在時に、義家族が勝手にお食い初めをしていた!
赤ちゃんの健やかな成長を願って行なわれる「お食い初め」。そのお祝いの席をめぐって、信じられない事態に見舞われたママからの投稿がありました。 『旦那に子どもを預けて久しぶりに病院と美容院に行ってる間に...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
旦那が正直に言いすぎる。