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悩みや愚痴の多い人はまじめ過ぎる?聞き上手ママの分析とは……

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生きていれば誰にでも悩みのひとつくらいあるはずです。誰かに自分の悩みや愚痴を聞いてもらいたいときだってありますよね。ママスタコミュニティには、あることに気がついたと持論を展開するママから投稿がありました。

『悩みや愚痴が多い人の共通点がわかった。誰かの悩みや愚痴を聞くことが多いんだけど、そういう人っていろいろなことに自分で制限やルールを勝手に課して、それを守ろうとして苦しんでいる。手を抜いてはいけない、正しくなければいけない、優しくなければいけない、親としてこうでなければいけない。そんなルールや制限を自分で決めて必死に守って苦しんでいる、そんな人が多い』

投稿者さんは他人から悩みごとや愚痴を聞く機会が多く、話を聞いていくなかで「ある共通点」に気がついたようですね。その共通点は「自分自身で制限やルールを設けてしまうこと」だと投稿者さんは話します。たしかにたくさんのルールにがんじがらめにされた生活は生きづらそうですね。この投稿に対してママスタコミュニティのママたちは、どのように感じたのでしょうか。

ママたちが考える、悩みや愚痴が多い人の特徴

投稿者さんの持論を受け、ママスタコミュニティのママたちも悩みごとや愚痴の多い人の特徴を考えてくれたようです。

『きまじめなんだよ。ズルができない。自分に厳しい。他人に誠実でなければいけない。守らなければ自己嫌悪に陥る。生きづらいよ』

『あの人は適当なのに、まじめにやっている私ばっかり損をしているってね。損なんかしていないのに』

『理想が高いことに気づかず、まわりにも理想を求める』

『自分の中の物差しがきっちりしているんだよね。捨てちゃえば楽なのにねー』

ママたちは「まじめな性分で自分を厳しく律し、高い理想を持つ人」が悩みごとを抱え、愚痴を言う傾向にあると考えているようですね。まじめで自分に厳しい性格は決して悪いことではありません。しかし他の人にも自分と同様な考え方を求めてしまうと、生きづらさを感じてしまうことに繋がりそうです。また自身の理想や価値観を押し付けてしまうと周囲の人も息苦しさを感じるでしょう。周囲の人との温度差があることで、悩んだり愚痴を言いたくなるとも考えられそうですね。

悩める人の心の叫び

一方で、「真面目すぎだとわかっていても愚痴を言いたくもなる」と話すママたちからもコメントが寄せられました。

『2人目が産まれてからは育児ノイローゼが酷くなった。毎日がつらい。育児を楽しめない。こんな母でごめんなさい、と毎日思っている』

『まじめが損をする世の中だから愚痴すら言えないって悲しいね』

『愚痴くらい言いたいよ。まじめにやっているのに損をすることが多いんだからさ。適当にできたらどれだけ楽かね』

子どもの成長のことを考えて、情報収集にのめりこんだ経験のあるママは少なくないのではないでしょうか。たくさんの情報を仕入れて実行しても、うまくいかないこともありますよね。「こんなに頑張っているのに……」と、肩を落としながらと話すママも。そのコメントからは「ほどよく手を抜きながら生きられるようになりたい」という気持ちが痛いほど伝わってきます。ほどよく手を抜くというのは、案外難しい能力のひとつなのかもしれませんね。

吐き出すことで救われる心がある

『「そうなんだね。分かるよ」って聞いてもらえるだけで救われるのよ。明日からまた頑張れる。誰にでも吐き出せなくて抱えちゃう人もいるからさ、投稿者さんは受け止めてくれそうな人だな、と思って話したのかも』

『私もなぜか悩みとか愚痴とかをよく言われる。だけどそうやって愚痴を言う人って案外そこまで悩んでいない場合もある。モヤモヤを吐き出すことに意義がある、というか』

『思い通りにいかないとしんどいよね。子育てなんて思い通りにいかないことだらけだから、適当がいいよ』

投稿者さんは「悩みごとを抱えたり愚痴を言いがちな人は、自分自身に厳しすぎる人」と考えているようでしたね。普段から悩みごとや愚痴を聞かされることの多い投稿者さんの分析に対し、ママたちからは違った角度からの意見も寄せられました。誰かに聞いてもらえる、心の内を打ち明けるだけでも気が晴れることがあるのかもしれませんね。

何事にも誠実に取り組むあまり、物事を簡単に考えることが苦手な人もいることでしょう。ママたちからの声にもありましたが、思い通りにいかないことが少なくない世の中ですから、「まあいっか」と肩の力を抜いてみることも必要なのかもしれません。投稿者さんのように悩みごとや愚痴を聞く機会の多い方たちは、きっと信頼のおける人物なのでしょう。もしまた誰かの悩みを聞く機会があるのなら、「ほどよく手を抜いていい」と気持ちが楽になるような言葉をかけ、思う存分吐き出してもらえるよう聞き役に徹してみてはいかがでしょうか。また他人の人生経験をおすそ分けしてもらう、という前向きな意識で悩みや愚痴に耳を傾けることができたらいいですね。

文・子持ち鮎 編集・荻野実紀子

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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