小学校で借りたパンツは新品で返す?洗って返す?納得がいかないママのモヤモヤ
体調不良や何かのハプニングで、子どもがうっかり下着のパンツを汚してしまうことってありますよね。幼稚園・保育園に通う幼児だけでなく、”うっかり”の可能性は小学生になってもあります。それが学校にいる時間帯だったら、保健室に替えのパンツをもらいに行くのが一般的でしょう。さて借りてきた学校のパンツ……その後はどうしますか?
新品を返す学校が圧倒的多数!「使い回しはあり得ない」
学校から借りてきたパンツを「新品で返却して」と言われモヤモヤしている、小学生ママのトピックがママスタコミュニティにありました。
『今日学校からパンツを借りてきたんだけど、洗濯して返すものだと思っていたら「新品で返して」と言われた。借りたパンツがこの先も使えるようなものならいいんだけど、昭和の時代みたいな白いブリーフ。サイズがなかったようで、6年生男子なのに120cmだからパツパツ。これほど使えないパンツをもらったのに、新品で返せだなんて損した感じ。貸してもらって感謝はしているけど、洗ってアイロンをかけて新品みたいにして返したい(笑)』
「洗濯して返したい」という発言は投稿者さんとしては冗談のつもりだったようですが、驚いた他のママたちから批判が集まってしまいました。
『パンツくらい新品で返すわ。いくら洗濯したとはいえ、パンツの使い回しなんてあり得ないでしょ!』
『うちの小学生娘はまだ一度も借りたことはないけれど、この先もし借りることがあっても新品でなきゃ絶対にイヤ。いくら洗濯してあるとはいえ、誰が履いたかわからないパンツを履かせるなんて』
投稿者さんの息子さんが通う小学校と同じように、「パンツは新品を返すルール」と回答したママたちは多くいます。
『幼稚園も小学校もそうだった。買うのは面倒だけど、こればかりは仕方がないよ』
『うちの子もパンツを借りたことがある。どう見ても履き古したパンツだったけど、「新品で返してください」と言われた。ま、プチプラのを買って返したけど』
「洗って返す」と回答したママも、ごく少数ですがいました。
『うちの小学校は、洗濯だよ。次の日にそのまま持って行くと、保健室で洗濯してくれる。柔軟剤が苦手な子のためだそう」
ママたちのコメントを見ていると、かつては洗濯して返却する学校も少なくなかったようです。ただ今では衛生面も考慮し、新品を返却するのが一般的になっている様子でした。
小学生男子の伝統は白ブリーフ?学校名入りのパンツも
声を寄せてくれたママたちは、投稿者さんのモヤモヤの原因は「新品を購入しなくてはいけないこと」と考えていました。が、実際は違ったようで……。
『ちょっとモヤモヤしただけで、もちろん新品で返すよ。一番モヤモヤしたのは(もらったものが)”使えない”パンツだったこと』
ひと昔前のように真っ白なブリーフを履く小学生男子は、今では少数派なのかもしれません。投稿者の息子さんにとってサイズも小さすぎるので、この先使うことはなさそうです。
『うちも新品を返したよ。たしかに白ブリーフは、ちょっとね。白ブリーフを借りたから白ブリーフで返して……というのが、ずっと続いているのかな? 柄物は同じものを返すのが難しいけど、白ブリーフだと同じものが返せちゃうもんね』
貸し出し用パンツのストックは、学校によって状況が違うようです。
『1年生なのに、150cmサイズのゆるいパンツを履かされて帰ってきた』
『うちは同じサイズで返さなきゃならないみたい。近所の男の子が借りたけど、女の子用のパンツだったって……。同じサイズの女の子用を返したそう』
『うちの小学校も新品を返すよ。それ自体はいいんだけど、貸し出し用の白ブリーフにデカデカと「○○小」ってマジックで書かれているのが理解できない。「新品を返却して、白ブリーフは自宅で使ってください」ということなら、学校名を書かなくてもよくない?』
洗濯して返却していた当時の名残でしょうか? そのほか「貸し出し」ではない学校もありました。
『うちの小学校は1枚250円で買い取りだったな。ちなみに白ブリーフではなく、星柄のかわいいやつ』
『うちは使い捨てパンツがもらえる。体調の悪い子のために紙パンツの用意があると聞いてびっくりした』
『うちの子が行ってた幼稚園・小学校は、100円だか200円だかを払うシステムだった。学校側が100円均一ショップでパンツを買って用意しておくのかな。買って返すわけじゃないからラクだよね』
今の時代に合った、効率的なシステムに思えますね。
お漏らしだけじゃない!子どもがパンツを借りる事情とは
小学生でもパンツを借りるケースが少なくないことがわかった、このトピック。特に低学年の子はお漏らしの可能性が高いだけに、投稿者さんのところも用意されていたのが小さめサイズだったのでしょう。しかし高学年になってもパンツを借りることはあるようです。
『6年生のときにバレーボールをしていて、転がった球を追いかけてビオトープに落っこちた友達がいた。保健室に行ったけど、低学年用の下着しかなくて先生があたふたしていたわ』
『うちも昔、給食の汁物をこぼしたときにパンツまで濡れちゃって借りてきたことがある』
元気にあふれている小学生。何をしでかすか、大人には予測がつかないですよね。
『うちはプールの着替えでパンツがなくなって、保健室でもらって新品を返した。他の子がうちのパンツを持って帰っていたみたい』
プール授業の後に起こる「パンツがない!」騒動。ワンシーズンに数回は起こりそうな”あるある”かもしれません。
高学年でも学校のパンツは借りることがある、と考えておいたほうがよさそうです。女の子は学校で生理が始まる可能性もありますね。「うちの子はおっちょこちょいで」「もうすぐ生理が始まるのでは」など心配なママは、ランドセルの中に予備の下着をいれておいてはどうでしょうか? いざ着替えなくてはいけない状況になると動揺してしまうお子さんもいるでしょうから、念のため「ここに予備のパンツが入っているから、保健室のパンツを借りなくても大丈夫だよ」と伝えておいてくださいね。
文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・Ponko