いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

2人目の赤ちゃんを生んだら、上の子にイライラ!こんな私はママ失格でしょうか?

みなさんは2人目の子どもが生まれたとき、育児が「大変だな」と思ったことはありますか?   子どもが1人だったときよりも、大変になることも楽になることもあるかもしれませんね。
2人目の赤ちゃんを生んだばかりの投稿者さんが、ママスタコミュニティにきょうだい育児の相談をもちかけています。

『3歳の長女と一緒に里帰り出産しました。退院して久しぶりに上の子との生活が始まったら、ワガママ放題で体力がもちません。長女は実家の母(長女にとっては祖母)に甘えてばかりいたようです。私が赤ちゃんの世話をしたくても、次から次へと手がかかりイライラも止まりません。実家から家に戻ったら、2児の世話をしていけるか不安でいっぱいです。みなさんはうまくできましたか?』

2人目の赤ちゃんを生んだら、上の子にイライラ!こんな私はママ失格でしょうか?1
投稿者さんは出産を無事に終えて、退院したばかりのようです。しばらくの間ママに会えなかった上の子は、なにかと手がかかるようになってしまい、投稿者さんはかなり困っている様子。投稿を読んだきょうだい育児経験者のママたちは、「わかる、わかる」「私も同じ」と共感やアドバイスの声が寄せられました。

きょうだい育児では「よくあること」「大丈夫!」と励ましの声

『私もほぼ同じ状況だったから気持ちがわかりすぎるほどわかるよ!   今やっと産後2ヶ月経ち、上の子がだんだんかわいいと思えるようになってきた』

『頑張っていますね、応援していますよ!   誰だって理想どおりの育児なんてできない。イライラしたり上の子を疎ましく思ったりするのは、ある程度は仕方がないことだよ』

『同じく3歳離れていて大変だった。3歳は抱っこするのも重いし、体力もあるしね。赤ちゃんのお世話で手が離せないときだってある。自分も疲れているし産後は体力も落ちているから、休みたいと思っても上の子がいると休めない。いつもイライラしていたよ』

『程度の差はあっても、みんな通ってきた道だと思う。新生児がいるから3歳児が大きく思えるけど、実際は3歳児なんて赤ちゃんに毛が生えたようなもの。下の子が3歳になったとき振り返ると「こんな小さな子に無茶な期待をしていたんだな」って思うんじゃないかな』

筆者の子どもも3歳離れたきょうだいなので、下の子が生まれてすぐのころ同じことを感じていたと思い出しました。パワフルな上の子と生まれたばかりの小さな赤ちゃんを見比べながら、投稿者さんと同じように「子ども2人の世話って、どうしたらうまくできるの?」と途方に暮れていました。

新生児は寝ているから、上の子優先で大丈夫!

2人目の赤ちゃんを生んだら、上の子にイライラ!こんな私はママ失格でしょうか?2

『下の子って2人目だから、世話をするにも少し余裕がある。でも赤ちゃんだから優先しがちだよね。私は上の子が優先になるように心がけたよ。新生児はほとんど寝ているから、泣いたときだけ世話をすればいいよ』

『うちもはじめのうちは上の子が落ち着かなくてね。「僕と赤ちゃんのどっちがかわいい?」とか、「どっちが好き?」とか聞いてきたよ。上の子の気持ちに寄り添うことを優先して「1番好きだよ」って答えたら、下の子もかわいがるようになった。今は本当に仲良しきょうだい』

『下の子が検診のときに上の子も連れて行ったら、病院の先生が上の子と話してばっかりで「え?」って思った。でも先生から「上の子の“私を見て!”ってサインを見逃さないように。赤ちゃんは泣いたときだけでいい」っていわれた。ママの取り合いなんて、ほんの束の間のこと。育児を楽しんでね』

『里帰りしているなら、しばらくはご両親を頼ったらいいよ。赤ちゃんを見ていてもらって、上の子とママ2人の時間を作ったらどうかな。私も「赤ちゃんは誰が抱っこしても同じだから、泣いたら教えて」って母にお願いして、庭で上の子と遊んでいたよ。そうしたら自然と「赤ちゃん泣いてるよ」とか、「抱っこしてっていってる」とか上の子がいうようになったよ』

上の子がワガママになったり乱暴になったりするのは、ママを赤ちゃんに取られたと思って寂しくなってしまうからですよね。ママの気持ちが自分に向いているとわかれば、上の子は安心できるのでしょうね。

実は頼りになる上の子。ときにはママよりしっかり者?

さらに先輩ママたちからは、

『上の子を巻き込んで、赤ちゃんのお世話をしたらいいと思う。「赤ちゃん泣いているね。どうしたのかな?」とか上の子に聞くと「おっぱいじゃない?   ママおっぱいあげて」といってくれたな。泣いたら私より先に赤ちゃんのところに駆けつけてくれるようになったよ』

『上の子を頼ってみたらどうかな?   上の子に「なんで泣いているのかな?   おっぱいかな?   オムツかな?   どっちだと思う?」って選ばせる。「本当だ! オムツ濡れていたね。教えてくれてありがとう。助かったよ。さすがお姉ちゃんだね」ってほめる』

『長女と2人で赤ちゃんの顔を覗き込んで、次女が笑ったら「次女ちゃんはお姉ちゃんが大好きなんだね。ママを見るよりお姉ちゃんを見たときの方が、めっちゃ笑うよ!」みたいに“赤ちゃんはお姉ちゃんが大好き”ってとことをすり込む。おかげで中高生になった今でも仲良しきょうだい』

『上の子が赤ちゃんとはじめて対面したときに、冗談っぽく「ママは◯◯(上の子)を育てたでしょ。だから次は◯◯が赤ちゃんを育てるんだよ。一緒にがんばろうね」っていったら、本気にして一生懸命で世話してくれた。私は冗談だったんだけど、いい意味で冗談が通じなかった。下の子は今でも上の子のいうことなら素直に聞く』

と数々のコメントが寄せられました。上の子がワガママをいうのは、自分に注目してもらいたい気持ちの現われかもしれません。きょうだい育児を経験した先輩ママからのアドバイスは、説得力がありますね。

投稿者さんからは

『みなさん優しくてうれしいです。まず上の子に「大好きだよ」と伝えました。まだまだ上の子を怒ってしまうこともありますが、上の子優先で頑張ります』

とお礼のコメントが届きました。ママたちのアドバイスを活かして上の子に気持ちを伝えるところからはじめられたようです。

イライラを減らすために、上の子を優先してみては?

年齢が近いきょうだい育児中のママなら、上の子にイライラしてしまうこともあるかもしれません。しかし上の子は赤ちゃんがママをとり合うライバルと感じ、きっと戸惑っているのでしょう。ママが上の子に頼ることでママの気持ちにゆとりができ、上の子にも愛情をたっぷり注げますね。いっぽうママにきちんと見てもらっていると感じた上の子は、気持ちの面でも落ち着けるはずです。もしかしたら「上の子優先」のスタイルが、きょうだい育児のコツなのかもしれないですね。

文・間宮陽子 編集・藤まゆ花 イラスト・松本うち

間宮陽子の記事一覧ページ

関連記事

義実家 に関する記事一覧
初めてのきょうだい育児に奮闘するママにおすすめの絵本『おにいちゃんには はちみつケーキ』
現在、2歳差兄妹育児中の筆者。下の子が生まれた頃は、繊細な気質で手のかかる上の子に振り回され、あっという間に毎日が過ぎていました。ようやく兄妹で遊べるようになったときに出会ったのが、今回ご紹介した...
「きょうだい喧嘩ばっかりするから一人を外に出した」。ママのお怒りが頂点に……と思いきや!?
暑さでお出かけが思うように楽しめない日々が続き、子どもたちもストレスが溜まってしまいがちではないでしょうか。そんななかママたちを悩ませるトラブルのひとつが「きょうだい喧嘩」。ママスタコミュニティにも「...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
赤ちゃん産んで里帰り中で長女もいるんだけど