<過去好きだった人>音信不通だった学生時代の男友達に手紙を書いたら、返ってきたのは……【後編】まんが
私の誕生日に亡くなった友人A。
久しぶりにAの実家に送った手紙の返事をAのお父さんからいただき、訃報を知りました……。
久しぶりに会ったAは昔の自信満々のAではありませんでした。
口数も少なく笑うこともなく、気まずいまま時間が過ぎ、そこから「また飲みに行こう」と連絡をしても返信がこなくなってしまったのです。
こちらから何度連絡をしても返事はなく、みんなが集まるBBQなどのイベントにもこないA。私は出産・育児と日々を過ごすことで精一杯だし、連絡を取りすぎることは夫にもなんだか後ろめたいし……。
次第に連絡をとることさえなくなっていきました。「またAが立ち直ったら昔みたいに戻れるだろう」と考えていました。
何を思って私の誕生日を選んで亡くなったのだろう……。
私がAを助けてあげなきゃいけなかったのかもしれない。
私がもっとAのことに向き合っていれば、Aは今も生きていたかもしれない。
この1か月、昔の写真データを見ながら後悔の気持ちでいっぱいになっています。
でもその写真も、みんなでたくさん撮ってたのは数年前まで。だんだん私も友人も子どもや家族の写真ばかりで……。
きっとAはこのころから寂しかったのかもしれないと思うと、また後悔して。
後悔ばかりで、胸がずっと苦しくて、叫びだしたい気持ちで日々を過ごしています。
返事をくれなくても連絡をし続けるべきだった。
もっと早く手紙を出していればよかった。無理やりにでも皆で会いに行けばよかった。
「Aを必要としてる人間がちゃんといる」って私が動いて伝えないとダメだった。
みなさんにも大切な人がいるのなら、自分の生活が忙しいと言い訳せず、その人が心の底では何を求めているのか、自分にどうしてほしいのか、微かなSOSを見逃さないようにしてください。私の様に取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。
大切な友人を失ったことと、それに気が付けなかったことが……今もとてもつらいです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・ちょもす
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