おしゃれでキラキラした人とつきあうと、疲れる。これって生活レベルの違い?
ファッションや美容、スイーツなどに感度の高い女性はいるものです。おいしいものや楽しいことの新情報を次々教えてくれるので、刺激をもらうこともあるでしょう。一緒にいるといろいろなメリットがありそうですね。
ただ逆にそうした”キラキラした”女性といると「疲れてしまう」と考える人も。ママスタコミュニテイにも「おしゃれな女性と一緒にいるのがプレッシャー」という、あるトピックがあがりました。
おしゃれで有名なものにこだわる知人。もうつきあえない……
投稿者さんが出会ったのは、こんな女性だったそうです。
『おしゃれな家に、おしゃれな手作り、スイーツなどの食べ物は有名店のもの。おもてなしが大好きで来訪すると出してくれるのが、有名店のハーブティーに自家製ミントを添えたドリンク。「あの店の〇〇がおいしい」など、アンテナは常に全開。何かお礼するときは「高級なもの、有名なものでなくては恥ずかしい」と言う。
やっぱりこういう人って、お友達が多いのかな? 私は疲れてギブアップしました。家に呼ぶときも何かを渡すときも、プレッシャーがすごくて……。みんなの周りにも、こういう人っている?』
寄せられたなかには「こういう人って、SNSによく写真をアップする印象」というコメントも。やはり身の回りのものにこだわりを持つ、おしゃれな女性が多そうです。
『間取りも内装も家具もこだわりぬいた、素敵なお宅に招待してくれる友達がいる。「どこで買っているの?」と思うような、おしゃれなハーブティーや紅茶を用意してくれる。服装も派手じゃないけど、ブランドにこだわりがあっておしゃれ。私は何もこだわらない性格だから、何を着ていこうか手土産に何を持っていこうか、毎回緊張している(笑)』
『それに近い人はいる。友達は多くなく、みんな遠巻きに見ている気がするよ。いい人だけど住む世界が違うのかなって。あと私は”質問系”が多いことに疲れる。例えば一緒に紅茶を飲んでいると、「これ”アールグレイ”って書いてあったけど、セイロンの味がしない?」みたいな。私も自信を持って答えられるほど知らないから、聞かないでほしい(笑)』
集まったコメントでは”キラキラ女性”に対して、好意的ではない声のほうが優勢。「一緒にいると疲れる」「緊張してしまう」というのが理由のようです。
『私の周りにはいない。こういう人の周りには、似たようなタイプが集まるんだと思う。もし私みたいなのが入っていったとしても、続かない。生活レベルが違うもの』
ある程度生活に余裕がある女性、というイメージなのかもしれませんね。
おもてなしもおしゃれも大好き!毎日を素敵に彩る女性たち
自分自身が”キラキラ”したものが好きという、コメントもありました。
『私がそんな感じかも。家で教室を開いたりすることもあるから来客も多く、おもてなし好き。でも手土産は絶対に有名なものでないとダメ、とは思っていないよ。有名店のお菓子より、実家から送ってもらったスダチやリンゴなんかをおすそ分けしてもらうほうがうれしい。インテリアや料理も、自分の気分を上げるためだけにやっている』
毎日を自分の好きなもので素敵に彩る、暮らし上手な人なのでしょう。そうした女性とのつきあいを、楽しんでいるという声もあります。
『似たような友達はいるよ。私はファッションや家のインテリア、おしゃれなものに興味があるから好き! 美容関係にもくわしいから、話していて楽しいよ。その子を妬む気持ちもないし!』
『いるいる。SNSにアップする写真も、常にキラキラしている。たまにつきあうくらいなら、ちょうどいい。おいしいものをたくさん知っているから、勉強にもなる』
『友達にいるよ。自慢するわけでもなく、好きだからやっているという感じ。だから別に気にならない。おいしい店の情報も教えてくれるし、家もいつもきれいで”偉いな”と思っているよ。ママ友以外にも趣味の友達とか、学生時代からの友達がたくさんいるみたい』
周りから憧れられるような女性たちが発揮するこだわりは、あくまで自分のため。他人にプレッシャーを感じさせる行動はしない。ここが共通点のようです。
疲れてしまったのは”キラキラ”ではなく、その女性の人間性
投稿者さんのお友達もこうした「あくまで自分のためにやる」女性であれば、プレッシャーを感じることはなかったのかもしれません。
トピックを読んだみんなが引っかかったのが、「高級なもの、有名なものでなくては恥ずかしいと言う」という部分でした。
『旅行のお土産も例えば”〇〇県といえばこれ”くらい有名なものを渡したら、笑われてしまって。手土産も有名チェーン店のドーナツや、近所のケーキ屋さんの焼き菓子などを持っていくと”これ?”という顔をされてしまいます。
また一緒に食事をしていると「ここは〇〇が有名なの」と言われ、それ以外頼んではいけない雰囲気に。自分が好きなものを強制してきて、断ると「信じられない!」という顔をされたりもします』
こうした投稿者さんの追加コメントに対し、鋭い意見が寄せられました。
『投稿者さんは手土産にケチをつけられたようでイヤな思いをしたから、その人が嫌いなんでしょ? 本当に好きで自己満足でやっている人なら、そんなことはしない。その相手に問題があるから、疲れるんだよ』
『投稿者さんはこの人の周りの贅沢品なんかじゃなく、この人の人間性に辟易(へきえき)したんだよ。そんなのおもてなしじゃなくて、品評会だよ。本当によい環境でよいものに囲まれて育った人は、そんなふうにはならない』
『人からいただいたお土産を笑ったり、自分の知識をひけらかしたりする人って人間性を疑っちゃいます』
おいしいものにくわしかったり、身の回りをおしゃれなもので揃えていたり。投稿者さんが気にしていたのはその女性のキラキラした部分ではなく、人間性だったわけです。「庶民派の自分とは住む世界が違うから、疲れた」のではなく、その女性自身に疲れたのでしょうね。距離を置いたのは正解といえそうです。
新しくておしゃれなモノ・コトにアンテナを張り巡らせるのは、本来であれば楽しいことのはずです。今後は投稿者さんなりのペースで、自分らしい”キラキラ”を見つけてみてはどうでしょうか?
文・鈴木麻子 編集・しのむ イラスト・Ponko
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