地図と図鑑が合体!子どもの好奇心をのばす『にっぽんまるごと!ちず・行事ずかん』が発売
身近な疑問に答えてくれる図鑑が、いつも手に取りやすい場所にあったら……。子どもたちの「これはなに?」「どうして?」という疑問にもすぐに答えてあげられますよね。このたび親子の好奇心を満たしてくれる本が、株式会社世界文化社から発売されました。
『にっぽんまるごと!ちず・行事ずかん』は子どもの「なんで?」から生まれた
子どもが親に「これなに?」「なんで?」「どうして?」などと質問を繰り出す3歳ごろの時期は「なぜなぜ期」と呼ばれることがあります。周囲のことに興味を持ち始める時期、というわけですね。
『にっぽんまるごと!ちず・行事ずかん』は日本の地理や伝統行事、文化など日本に関する情報が1冊にまとめられています。小学校でも勉強する内容が3歳から6歳の未就学児の子どもにもわかりやすく解説されているのです。
第1章「にっぽんのちず」
日本という国のなかに47の都道府県がある、という知識は小学校で習うでしょう。自分が住んでいる場所が地図でわかれば未就学児にもイメージしやすいかもしれませんね。日本の首都は東京都であること、スカイツリーが建っているなど、わかりやすいものから説明してみてはいかがでしょうか。それをヒントに「東京都の隣の県の名前は?」などと知識を広げていけそうです。同時にそれぞれの地域の特産品なども教えてあげたいですね。地元で採れたものにいっそう愛着を持てるかもしれません。
第2章「にっぽんのぎょうじ」
日本では古来から季節の移り変わりを楽しむさまざまな行事がありますね。空気が澄み始めた秋の夜に月を愛でる行事の「お月見」はそのひとつでしょう。なぜお月見のときにお団子を食べるのか、なぜすすきを飾るのか。ママやパパでも知らない知識が得られるかもしれませんよ。子どもも参加しやすい豆まきについても解説されています。行事の成り立ちや意味を改めて正しく理解することで、季節ごとの行事がより味わい深いものになるでしょう。
第3章「にっぽんのぶんか」
神社とお寺はどう違うのか? わかりやすく説明できるママは意外と少ないかもしれませんね。身近にある日本の文化についても解説されています。本を読んでお参りの方法などを改めて勉強してから、近所の神社を訪ねると新しい発見があるかもしれませんよ。
季節ごとの行事が絵でわかる「きせつのポスター」ポスター付き
『にっぽんまるごと!ちず・行事ずかん』には季節ごとの行事や旬の野菜などがわかりやすく絵で表現されたポスターもついてきます。ひと通り『にっぽんまるごと!ちず・行事ずかん』を読んだあとでこのポスターをみると、日本の伝統行事や文化についてさらに理解が深まりそうですね。季節ごとの問題が小学校の受験で出題されることもある、とのことです。このポスターを自宅の子どもが見やすい場所に貼っておけば、子どもが自ら学ぶことにもつながりそうですね。
子どもの好奇心を満たし、自分が暮らしている日本の伝統行事や文化に親しみを感じられる『にっぽんまるごと!ちず・行事ずかん』。親子で読んでみてはいかがでしょうか。
監修者:由井薗 健
定価:1,500円+税
発売日:2020年8月25日
文・しのむ 編集・秋澄乃