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虫が苦手なママに「カブトムシかクワガタが飼いたい」と言い出した子ども……飼うときの約束事は?

子どもにとって昆虫は身近な存在でしょう。ときには野外で捕まえて虫かごに入れたり、家で飼育したりするかもしれませんね。カブトムシやクワガタなど人気の昆虫がお店で売られているのを目にすることも……。ママスタコミュニティには子どもが「虫を飼いたい」と言い出したことに悩むママからの相談がありました。

『私は虫が一切触れないけど、小3の子どもが「カブトムシかクワガタを飼いたい」って。
旦那が「子どもと一緒に世話するから」って話になってるけど。旦那と子どもがいないときに飼育用のケースから脱走とかしたらどうしたらいいの? って考えちゃう。私は蝶でさえ触れない。飼わせてあげたい気持ちはあるけど家に虫がいる空間はちょっと……ってなる』

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相談したママは虫全般に対して「怖い」「気持ち悪い」という感覚があるとのこと。きれいな蝶でさえ苦手で、黒光りするカブトムシやクワガタは見るのも嫌だと思うようです。しかし飼いたがっている子どもの希望を尊重してあげたい気持ちもあり……。果たしてどう折り合いをつけたらいいのでしょうか?

ママが一切触らなければいいのでは?

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子どもが家でカブトムシやクワガタを飼っていた経験のあるママは少なくないようです。たとえ虫嫌いのママでも、子どもが自然への興味を持てて勉強になるなら飼育するのは悪いことではないと感じるのだそう。しかし飼うにあたってはママ自身は虫のことを見ない、触らないなどと決めたとのこと。自分が関わらずに済むなら、家に虫かごがある状態くらいは我慢しようと思うのですね。

『私も触れない。でも子どもが飼いたいって言うから、私は一切世話しないって約束でクワガタとカブトムシを飼った』

『旦那さんとお子さんで飼うって言ってるのなら、そうさせたら? でも、条件付きで「ママは一切飼育はしないし何があっても触らない」って』

『家にコーカサス、ヘラクレス、カブトムシ、ヒラタクワガタ、ニジイロクワガタ、ギラファがいる。私は虫が嫌いなのでノータッチ』

『私も全くダメだったけど、卵から育てたりもしたな。虫も触れない男子は嫌だなと思ったから。私はノータッチだったけど』

『私は昆虫も爬虫類も苦手だけど飼ってるよ。「汚れてるよー」とか「エサないよ」って言うくらいであとはすべて旦那と子どもがしてる』

子どもにちゃんと世話をするよう言い聞かせる

また虫を飼いたい子どもに対しては、毎日の世話を自分ですることが条件だと言い聞かせた方が良いという意見もありました。ママが虫を触れない以上、子どもには「ママは面倒を見ることはできない」とはっきり伝えておく必要がありますね。子ども自身が責任を持って世話をすると約束できるならば、家での飼育を許してもいいのではという声がありました。

『世話をちゃんとできるなら良いけどね。カブトムシの土も定期的に混ぜたり変えたりしないとだし』

『旦那さんと子どもがきちんと世話をするなら良くない? 虫とはいえ命を育てるんだから責任もって、って言ったら一生懸命やってるよ』

『ちゃんと子どもに世話をさせればいい話。ママは見なくていいから。それができないなら飼わないってことで』

『脱走するよー、家の中で飛ぶよー、あまりに暑いと死んじゃうから温度管理も必要だよ』

トラブルにならないような対策を

虫に恐怖感があるママは、もし飼育用のケースから脱走したらどうしよう……などと想像がふくらみ心配が尽きないようです。それに対してカブトムシやクワガタを飼ったことがあるママたちからは、絶対に脱走させないためのアドバイスも届いていました。フタが開かないように上に重石を乗せる、ロックのついた虫かごを買うなどの対策があるそうです。

『虫かごが開かないようにしないと脱走することもあるから気をつけて。夜中に飛んできて本当に怖かった』

『虫かごの上に重石みたいなのを乗せておけば脱走はないかな』

『虫かごは専門店で買えばスライド式でロックかかるものが売ってるからそれがオススメ』

また家で飼うにあたっての衛生面でのアドバイスも。汚れた土に小さな虫が沸いたり、あげたエサに他の虫が寄ってきたりすることもあるようです。世話をする子どもに注意するよう伝えておくといいかもしれませんね。

『クワガタの土や体に粉みたいな小さいダニがわくし、エサに小バエとか来るから気を付けてね』

『カブトムシとかってちゃんと掃除とか世話しないとケースに小バエがわくし、カブトムシ自体にもダニがわくよ。ふたを閉め忘れない限りカブトムシは脱走しないとは思うけど、飼育ケースの隙間から小バエとかが入らないようにしないと酷いことになる』

『ベランダに置いておくとエサに釣られてゴキブリが来るよ』

虫が苦手なママは子どもに「飼いたい」と言われると悩んでしまうかもしれません。飼育経験者のママたちからは、あらかじめ「ママは一切お世話しません」と宣言した方がいいとおすすめされていました。今回の相談のケースでは旦那さんも一緒に面倒をみると言っているので、脱走しないような工夫や毎日のお世話のサポートもお願いすると良さそうです。
小さな虫といっても、命を飼う以上は責任を持ってきちんと世話をしてほしいもの。飼う前にしっかり約束事を決めて、お子さんの好きなカブトムシやクワガタの飼育経験をさせてあげられるといいですね。

文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
私は虫が一切触れないけど、小3の子供がカブトムシかクワガタ飼いたいって