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思春期の娘にイライラしてお弁当を作りたくない!みんなはどうしている?

自分の子どもにひどい発言をされたり嫌な態度をとられたりすると、もし思春期や反抗期だと分かっていてもイライラしてしまうものでしょう。子どもに対して「ママのやることに文句を言うのなら、自分のことは自分でやりなさい!」と突き放してしまいたい気持ちになるかもしれませんね。あるママさんも高校生の娘さんの態度にイライラしている様子です。

『高2の娘と喧嘩してお弁当を作ることをやめた。何を言っても屁理屈ばかり、機嫌が良いときはしゃべるのに、機嫌が悪いと屁理屈ばかりで何を言っても反抗ばかり。頭にきてお弁当を作りませんでした。娘も自分で作ると言ったし。みなさんはお弁当を作っていますか?』

思春期の娘にイライラしてお弁当を作りたくない!みんなはどうしている?01
屁理屈ばかり言う娘に対して、お弁当を作らないことにしたというママさん。思春期の子どもがいるママさんたちは、一体どうしているのでしょうか?

子どもの態度にイラ立ったとしてもお弁当は作ってあげる

まずはたとえ子どもにイライラしたとしても、お弁当は作ってあげるというママたちのコメントです。娘さんにひどく反抗されたママさんの気持ちには共感しつつも「子どもへのイラ立ちとお弁当作りは別」との声を寄せています。

『頭にきていてもお弁当は作るし、普段通り送り出すよ。事故とかにあったら後悔しそうだから。旦那にも子どもにも』

『うちは高3娘。喧嘩していてもお弁当は私が作るよ。学校には食堂も売店もあるけれど、怒りに任せてやることをやらないというのが嫌なので』

お弁当を作るママたちは、それが自分の役割なのであれば全うしたいという思いがあるようです。例えば旦那さんが「子どもにイライラしたから仕事はしない!」と言ったり、子どもが「お母さんにイライラしたから宿題はしない!」なんて言ったりしたら「それとこれとは話が別でしょう!」となるかもしれません。家族それぞれに役割があるのだから、イライラして役割を果たさないのは別の話だと思うそうです。

「自分で作る」というのならそれもいいかも!

思春期の娘にイライラしてお弁当を作りたくない!みんなはどうしている?02
ただ娘さんは高校2年生とのこと。相談したママさんも、娘さんはもう自分でお弁当を用意することができる年頃だと判断して任せたようですね。ママさんがしていたお弁当作りなどの家事の負担を娘さんに担ってもらうのは、本人の成長の手助けになるかもしれません。

『自分で作るって言ってきたのなら自分で作らせたら? 少しは気持ちがわかるでしょ』

『高2でしょ? 自分で作ると言っていたならいいと思う。料理は覚えて損はないし! 思春期は難しいね、ママさんも大変だ』

『自分で作るって言ったなら作らせる。うちの息子も喧嘩したときに自分で作るって言ったから作らせた。自分の発言には責任を持ってほしい』

思春期の娘に対応するポイントは同じ土俵に立たないこと!

また娘さんに屁理屈を言われてイライラするママさんの気持ちには共感できるという人が多いようです。同じ経験をしてきた他のママさんたちからは、対応の仕方についてアドバイスが送られました。

『機嫌が良いときだけしゃべるのは思春期特有のものだと思って、しゃべりたくなければこっちもしゃべらないし、屁理屈に関してはスルー。同じ土俵に立っても仕方ない』

『思春期は仕方ない。お弁当は作るよ。食は大事よ。持って行かないなら自分で食べる』

『喧嘩したからってお弁当作らないのはないわ。自分で作りたいなら作らせるけれど、反抗期と真っ向勝負してどうするの』

思春期は、こころの発達の面からは小学校高学年から高校生年代の時期に当たると言われています。親から自立したいという欲求が高まるのと同時に、親元から離れることの不安も感じる時期のよう。親に反抗的な言葉を吐いておきながら次の瞬間には甘えてくるといった矛盾した態度もありえるため、ママさんも「さっきの暴言はなんだったの?」と混乱してしまう場合があるかもしれせんね。
今回の娘さんのケースのように「機嫌よくしゃべりかけてきたと思ったら、機嫌が悪いと屁理屈ばかり」というのも思春期の子どもにとってはめずらしいことではないのかもしれません。思春期の特徴的な行動だとママさんが理解してあげられると、イライラしたり衝突することも減っていくのではないでしょうか。

思春期を理解しながらママさんからの愛情を

『自分が学生のときは親に反抗ばかりしていたし、そんな娘の弁当を作る母も大変だったと思う。でもどんなに喧嘩していて母親をうるさく思っていても、お弁当を食べる瞬間だけは親の愛情を感じたし、ありがたく思っていた。口には出さないけれど。お母さんの弁当ってなんであんなにほっこりするんだろうねぇ』

娘さんは口には出さなくても、作ってもらったお弁当でママさんの愛情を実感しているのかもしれません。娘さんが自分でお弁当を作るというのなら、危なくないようにそれとなく見守ってあげることも親の愛情でしょう。もしもママさんが追い詰められてどうしてもお弁当を作りたくない気分のときは、娘さんが昼食を購入できるようお金を渡してあげるのもまた愛情ですね。子どもに対して「もう知らない」とそっぽを向いてしまうのではなく、思春期の子どもにこそ愛を伝える努力をすることが今後の親子の関係を築く上で大切なことになるのではないでしょうか。

文・物江窓香 編集・井伊テレ子 イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
高2娘と喧嘩して弁当作るのやめた