2020/11/04

スマホ代が「7万円」の旦那に文句を言う私は鬼嫁ですか？

長年連れ添った夫婦であれば、パートナーの常識と自分の常識にそこまで差異がないと考えているママさんも少なくないはず。しかし夫婦と言えど相手が「なぜそんなことをするのか」「なぜそんなことを言うのか」分からないときもありますよね。あるママさんは、旦那さんと先日衝突があったようです。

『私は世間で言う鬼嫁に当るのでしょうか？　先月の旦那の携帯代が7万円だったので、何度か「家計が火の車になる」とか「ゴールデンウィークで残業代が減ってしまうこの時期に7万円はありえない」などを言いました。他にも携帯代のこと以外に普段不満に思っていることをぶつぶつ文句言ったら、旦那が不満顔で話を聞いていました。私だって文句を言いたくはないけれど、あり得ないことが多すぎて文句を言ってしまいます。こんな感じだと鬼嫁みたいに思われるのでしょうか？』

スマホ代が「7万円」の旦那に文句を言う私は鬼嫁ですか？1
ママさんは7万円もの大金をスマホ代に使うパパさんに怒りが収まらない様子。しかしパパさんはそんなママさんに不満顔をしているとのこと。心の中で「鬼嫁……」とでも思っているのでしょうか？

それで“鬼嫁”だったら自分は……！

投稿者さんの相談に「それで“鬼嫁”だったら自分は……！」という声が相次ぎました。

『それで鬼と言われるなら私なんて魔王ですかね。7万円もかかったらお小遣い減らすかスマホをお子さま携帯にかえてやるわ』

『ぶつぶつ言って鬼嫁なら、私なら得体の知れない嫁になるわ。むしろなんで不満顔できるのか謎！』

やはり“スマホ代で7万円”という金額は、多くのママさんがお怒りになる金額のようです。

なぜスマホ代がそんな高額になるの？

7万円という金額は、使おうと思ってもなかなか使えるものではありませんね。ママさんたちは「なぜスマホ代がそんな高額になるのか」と興味津々。

『なになに、課金しまくったの？』

『スマホ代って何をしたら7万円も行くの？　国際電話？』

なんと旦那さんはゲームの課金と有料動画でお金を使ってしまったそうです。

『私がauで旦那がソフトバンクなので、詳しくは分からないですが、旦那が言うには課金と有料動画でこの金額になるみたいです』

スマホ代が「7万円」の旦那に文句を言う私は鬼嫁ですか？2

「文句を言うだけなのは甘い！私ならこうする！」というママさんたち

スマホ代にお金をかけすぎていることについて、分かっていて反省をするのならまだしも、不満顔をしている旦那さん。それに対し叱るだけでは甘い！　というママさんも大勢いました。

『私、旦那が初めて500円課金しただけでブチ切れたよ。「ふざけんな！　お前はゲームの中で生きているのか！」って。それから全く課金してない。鬼嫁だよ』

『私も前に旦那がiTunesで音楽を買いまくってとんでもない請求がきたけれど、金輪際同じことができないようにパスワード設定したよ（笑）。文句を言うだけなんて優しすぎる……』

『ぜんぜん鬼じゃない。鬼なら文句など言わずにスマホ没収からの解約コンボくらいはやらないとダメ。不満顔もさせない。代わりに番号登録式の後期高齢者向けのスマホ、もちろんプリペイド式を渡してあげるくらいの気遣いはあってもいい』

旦那さんも大人なので、お小遣いを何にどのように使うかは自由ともいえるかもしれません。しかしそのお金が家計から出るとなると話は別。ママとしては、ときには鬼嫁になることも家計を守るためには必要なことなのかもしれませんね。そのうえでなかなか理解してもらえないようであれば、スマホ代を家計からではなく旦那さんのお小遣いから出してもらう、あるいは設定した金額内で使えるような工夫をするなど、別の方法も検討してみてはいかがでしょうか。

文・物江窓香　編集・山内ウェンディ　イラスト・ゆずぽん