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昭和生まれのママに聞きたい!携帯電話がない時代に青春を過ごしてよかったことは?

昭和生まれのママに聞きたい!携帯電話がない時代に青春を過ごしてよかったことは?1
多くの人々が携帯電話を使うようになって、個別にすぐに連絡が取れるなどとても便利な世の中になりました。一方で携帯電話によるマイナス面もあるのかもしれません。あるママが、こんな投稿をしてくれました。

『昭和生まれの人は、携帯電話がない時代に青春を過ごせてよかった? そう言う人が多いなと思って。私は平成生まれだけれど、小中高時代にSNSがあまりなかったから、ちょうどいい時代だったなと思っています』

平成生まれの投稿者さんは、学生時代には携帯電話を持っていたけれど、SNSはあまり広まってなかったそうです。昭和生まれのママの場合は、学生時代には携帯電話を持っていなかった人が多いのかもしれませんね。でも携帯電話がなかったからこそ、よかったこともあるようです。ママたちが青春時代を思い出してくれました。

ママたちが振り返る、携帯がなくてよかったことは?

昭和生まれのママに聞きたい!携帯電話がない時代に青春を過ごしてよかったことは?2

待ち合わせのすれ違い。でもドキドキ感がたまらなかった

『携帯がない時代でよかったー。なんか秘密の暗号みたいなものを共有したり、お家に電話したり。ポケベルも楽しかったし、待ち合わせのドキドキも楽しかったよ』

『駅の待ち合わせでは、黒板にメッセージを書いてたよ。待ち合わせにはハプニングが付き物だった』

携帯電話がない時代、友達や彼氏との待ち合わせにはすれ違いもあったのでしょう。例えば「10分遅れる」というメッセージも今ならすぐに送れますが、昔は伝える方法がありませんでした。そのため待ち合わせの時間に相手がなかなか来なくてイライラしたり、逆に待ち合わせに向かいながら「今日はちゃんと会えるかな」とドキドキしたり……それが楽しかったのかもしれませんね。

好きな人からの電話にときめいていた

『彼氏から電話がかかってきたら、親が怒って切っちゃってた。よく100円玉と10円玉を握りしめて、近くの公衆電話に駆け込んでいたのを思い出した。面倒くさかったけれど今思えばいい思い出』

『好きな人からのワン切りで喜んでいたあの頃……。青春だったなぁ~』

彼氏との連絡も家の電話を使っていたため、親に話を聞かれてしまうこともありました。それが嫌で走って公衆電話まで行っていたというママもいました。また「これから電話をするよ」とか「好きだよ」いう合図代わりに、1コールで電話を切っていた「ワン切り」。懐かしく思い出す人もいるのではないでしょうか。

相手に直接会って話をしていた

『携帯電話ばかりだったら、友達との関係も違っていた。やはり直接会って思いを伝えた方が楽しい。相手の表情も見える。活字だけだと、楽しくなくても嬉しくなくても嘘が書ける』

『例えば「あのドラマに出ていたあの女優は誰だっけ?」で友達と盛りあがれた。たったそれだけのことだけれど、楽しかった記憶。今ではネットで調べればすぐわかるけどね』

携帯電話ができてすぐに連絡が取れるようになったために、直接会う必要性が低くなってきているのかもしれませんね。直接合わないと相手の表情がわからず、本当の気持ちも見えにくくなってしまったとママたちは感じています。

トラブルやSNS依存はなかった

『昭和は家の電話が主な連絡手段だったから、親は子どもの行動を把握しやすくて安心できたと思うよ』

『SNSがあったらつながっていた友達もいたのかなとも思うけれど、トラブルも多いよね』

『なくてよかった。もしあったら依存しているかもしれない。トラブルとかで人間不信になったり、精神を病んだかもしれない』

友達などとの連絡手段が家の電話なので、親からすれば子どもの交友関係なども掴みやすかったのかもしれません。また「自分たちの時代にSNSがあったらトラブルに見舞われて大変だったかも」と考えるママもいるようです。

今の若い子が羨ましいとの声も

逆に携帯電話がある時代に育った人を羨む声もありました。

『今の若い子はデリバリーもあるし、ネットで何でも買えていていいなと思う』

インターネットの環境が整っている現代では、ネットで注文をすれば自宅まで商品を届けてもらえます。昔はお店に行かないと買えなかったものでも、今はクリック1つで買えてしまうので羨ましいと感じるママもいました。

携帯電話があると確かに便利。でも自由さは減っているかも……

『あの頃は、自由だったな』

携帯電話がない時代に青春を過ごしたであろう昭和生まれのママたち。すぐに連絡が取れない、個人個人で電話ができないからこそのドキドキやトキメキがあったようですね。筆者も昭和生まれで、中高生のときには携帯電話は持っていませんでした。コメントをくれたママたち同様に、家の電話で友達と話をしていましたね。今から考えると不便だったなとは思うのですが、その不便さがかえって友達とのやりとりを楽しくしてくれたのかもしれません。また、いつでもどこでも電話がつながる環境ではなかったからこその「自由」がありました。SNSもなく「既読」によるトラブルもなかったため、メッセージに対して気を使うこともありませんでしたね。

とはいえ今の時代に携帯電話がなくなると、とても不便な生活になってしまうでしょう。携帯電話のよさを認めつつ、振り回されない使い方、トラブルを防ぐ方法などを考えていきたいですね。

文・こもも 編集・千永美 イラスト・カヲルーン

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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