娘に「私はママみたいな大人には絶対ならない！」こう言われたらどうする？
子どもには幸せな人生を歩んでもらいたいと願うママさんたちは多いでしょう。ママ自身が「こうすればもっと幸せになれるのに」と思うからこそ、一生懸命子どもに勉強を頑張らせたり、生きていく上で大事なことを教えたりするのかもしれません。しかしもしも子どもに自分の人生を否定されるようなことを言われたら、みなさんならどう思いますか？
『専業主婦の人に質問！ 高校生の子どもにこれを言われたらどうする？ 「ママみたいな退屈な人生は嫌だわー。私はママみたいな大人には絶対ならない！」』
もしかしたら娘さんは社会にでて一生働き続けたいと思っているのかもしれません。将来自分が専業主婦をするなんて考えられないと思っている可能性もありますね。しかしママさんは、自分の生き方を「退屈な人生」と発言されて傷ついてしまったようです。みなさんなら自分の子どもになんと返しますか？
専業主婦を誤解させない
ママさんたちからは、専業主婦はなろうと思ってなれるものではないというコメントが届きました。旦那さんの収入や求められる役割分担などが、ママさんの考え方とバッチリ重なったときでないと難しいのだそうです。また専業主婦は子どもが思っているほど気楽なものではないと語る声も。そのため専業主婦はどんなことをするものなのか理解してもらうように言い返すというママさんがいました。
『なろうと思ってもなれないのよ、専業主婦って』
『とりあえず「やってみてから言ってよ」ってかんじ。能力があるのかないかわかるからさ』
専業主婦と聞くと、子どもは働かずに済む気楽な生活を想像するのかもしれません。しかしママさんたちは専業主婦には役割や責任もあり、さまざまな仕事をこなす能力も必要だと感じているようです。きっと子どもが思っているように“退屈”なものではないですよね。
「あなたはあなた、わたしはわたし」と言い返す
「ママみたいな人生は嫌」と言われたら、「あなたはあなた、わたしはわたし」と伝えるという声も。ママさんたちは娘さんにどんな風に言い返したら良いのか、具体的なセリフを挙げてくれました。
『退屈な人生にならないよう頑張って。でも、私は退屈な人生だと自分では思ってないよ』
『それで良いと思うよ。自分の人生、自分で決めるのはとても良いことだよ』
『いいんじゃない？ 人それぞれだし。私の今が嫌なら反面教師として自分は結婚しても兼業になればいいだけ』
『何ごとも向き不向きがあるから好きにしたら良いと思うよ～』
子どもには自分が決めた人生を歩んでほしいという思いが伝わるようですね。世の中には専業主婦になって輝く人もいれば、お仕事をしてやりがいを感じる人もいることでしょう。子どもの考えを尊重しながらも、ママ自身の生き方も尊重してほしいと考えているママさんも少なくありませんでした。
勉強を促す方に持って行く！
「それなら一生懸命勉強をしなさい！」と促してみては？ と提案するママさんもいました。
『「私もお母さんみたいにせかせかした人生がいやだと思って、この選択をしたんだよ。あなたがしたい人生を選べばいい。選択肢を広げるには勉強しないと始まらないから頑張りな」という』
『じゃあ死ぬ気で勉強しな！ じゃないとママみたいになっちゃうよぉ～！？ 』
『だったらあなたはいっぱい勉強して将来への選択を増やせるようにしてね！ そう思って、あなたのやりたいっていうことを今までなんでもやらせてきたんだよ！ 結婚なんてしなくていいから親がいなくなっても生きられる力をつけなさい！」』
もし子どもが「将来は一生働き続けたい」という希望を持っているならば、そのやる気は大事にしたいもの。勉強をすることで仕事の可能性が広がることや、将来の選択肢が広がることを教えるには良いチャンスなのかもしれません。ママの生き方を「退屈な人生」と言うくらいなら、ぜひともママを超える頑張りをみせてほしいと伝え、勉強に励んでもらうのが良いようです。
みんな将来どんな人間になってどのように暮らしたいかは思いが異なるでしょう。子どもには自分自身の夢に向かいつつ、他の人の考えや生き方も尊重できるように育ってほしいものですね。
文・物江窓香 編集・井伊テレ子
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