マイホームを建築中!現場に行くときには大工さんへ差し入れをしますか?
念願のマイホームを建てているとき、徐々に家らしくなっていく過程を見るのはうれしいですよね。マイホームを建築中の投稿者さんがママスタコミュニティに
『ハウスメーカーでマイホームを建てていて、前もってお茶代を渡しています。みなさんは現場を見に行くときには、お茶などの差し入れを持っていきますか?』
と投稿しています。コメントを寄せてくれたママたちのなかには、大工さんへの差し入れは「昔からの習慣」と考えている方もいました。時代の流れとともに「必要ないのでは?」という考えのママたちもいるようで、意見が分かれています。
手ぶらでOK!ハウスメーカー側が断るケースも……
『ハウスメーカー側が「差し入れをしなくていいですよ」って断るよね?』
『お茶代を渡しているんだし、持っていかない』
『最初のうちにハウスメーカーから「必要ないです」と言われたよ。だから直接何かを渡していない。でも親世代は「何かしないと手抜きされる」と考えているみたい。義実家と実家は棟上を見にいったときに、差し入れをしていた』
『実際にやってもらっていると「暑い中、ありがとうございます」って気持ちになるけど、差し入れはしていない。こっちもお金払っているんだし、向こうも仕事なんだから差し入れの有無で手抜きするとかありえない』
『見に行くときは誰もいない休みの日にしているから、1度もお茶を渡したことがないし、挨拶もしていない』
大工さんへの差し入れが必要ないと考えるママたちのなかには「お茶代として支払っている」、「差し入れの有無で手抜き工事をするならプロではない」と考えている方もいました。
差し入れをしたら喜ばれた!うれしくない人はいないはず。
いっぽうマイホーム建築中に、差し入れをしたママたちからの経験談も寄せられています。
『差し入れはしてた。うちは少し寒い時期にお願いしてたから、夕方にたこ焼きとかあたたかいものを持っていったら、すごく喜んでくれてうれしかった』
『毎日行くのは「邪魔かな」と思ったから、週1程度で差し入れを持っていったよ。暑い日にはクーラーボックスに水やお茶、コーヒーとかアクエリアスやリポビタンD、ジュース類と氷をどっさり。ほかにも塩飴と氷砂糖。濡らした使い捨てのハンドタオルをビニール袋に入れて、冷やしたものも入れておいた。「顔とかを拭けて、気持ちいい」って喜んでもらえた』
『個包装の和洋菓子とか、冷たい缶ジュースやペットボトルは喜んでもらえた』
『実家の隣にマイホームを建てていた寒い日に、親が焼き芋を差し入れしてくれていました。好評だったらしく、最終日に焼き芋のお礼を言われたわ』
『個包装のお菓子を用意して、余ったら人数で小分けにして持って帰ってもらえるものを感謝の気持ちとして準備したよ。塀の外の雑草取りとか、娘にままごと用の木製キッチンを作ってくれるとか料金以外のこともしてくれたよ』
差し入れをする理由は「喜んでもらえた」、「自分もうれしい」などのコメントが寄せられていて、お互いの気持ちを大切にしている様子が伝わってきました。ママたちは差し入れをしたら「手抜きをされない」、「工事の質が良くなる」ことを期待しているわけではなさそうですね。
大工さん側はどう考えているの?
投稿には「夫が大工です」と自己紹介するママからも率直な意見が寄せられていました。
『現場の意見としては差し入れを遠慮させてもらうケースがほとんどなので、あまり気にしなくていいと思います。もし気を遣ってもらえるなら、暑い時期は冷たいお茶やスポーツドリンクなどを出していただけるとうれしいです』
『ペットボトルのお茶やコーヒー、小腹が空いたときに食べられるお煎餅や小分けのお菓子があるとうれしいみたいです』
筆者の知人に建設会社で、事務職として働いている女性がいます。彼女からは「昔の現場は差し入れをしてもらうのが当たり前だったけれど、今は自分で飲食の準備をしている。熱中症対策のスポーツドリンクや塩分タブレットなどは、会社が準備している」と聞きました。大きな会社になれば現場で働く人も、大工さんも人数が増えるので「準備だけでもひと仕事」と言っていました。
差し入れを受け取らない方針かもしれないけど、感謝の気持ちを表すなら……
『大工さんは差し入れをもらえる前提で、来ていないはず。自分で準備はしているだろうし、足りなければ買いに行ける。だけどもらえたらうれしいに決まっている。要は気持ちじゃないかな』
『お茶代を渡しているなら、差し入れは持っていかなくてもいい。でも「どうしよう?」と迷っているなら、直接持っていけるときに持っていけばいい』
『お茶代を渡していても夫は「気持ちの問題だから」と。冷たい飲み物は持っていくように言いますよ』
大工さんへの差し入れは昔の習慣かもしれません。しかし不必要と切り捨ててしまうことでもなさそうです。差し入れは労いや感謝の気持ちを表したり、人と人との間柄を取り持ったりしてくれる「潤滑油のようなもの」と考えるのはいかがでしょうか。
ちょっとした気遣いで、気持ちよく働いてもらえるかも。
暑い日も寒い日も一日中屋外で仕事をするのは、プロとはいえ決して楽な仕事ではないでしょう。大工さんへのちょっとした気遣いで気持ちよく仕事をしてもらえるなら、無理のない程度に差し入れをしてみるのもいいのかもしれません。
文・間宮陽子 編集・藤まゆ花
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