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「性格の不一致で限界」と旦那さんから言われた……。離婚するしかない?ママたちの答えとは

夫婦とはもともと他人同士、互いに育ってきた環境は違うことがほとんどでしょう。それでも夫婦となったからにはその違いをすり合わせながら生活をしていくものではないでしょうか。しかしなかには、相手の習慣やクセをどうしても受け入れられないというケースもあるのかもしれません。旦那さんから「限界」と言われてしまったママからママスタコミュニティにこんな投稿がありました。

『結婚して約7年です。夫から「性格の不一致が限界」「過去のあんなこと、こんなことも実は許せなかった」と言われました。確かに考え方も性格も違うし……。でも今さら何を言っているんだろう? 私が「育ってきた環境がちがうんだから仕方ないんじゃない?」と言うと、さらに怒ってしまいました。なんだか可哀そうになってしまい、離婚するしかないのかな……と思うこともあります。「性格の不一致」を乗り越えた方いらっしゃいますか?』

「性格の不一致で限界」と旦那さんから言われた……。離婚するしかない?ママたちの答えとは1
結婚してある程度の時間が経過するにつれ、それまで許せたはずの相手の欠点を急に見過ごせなくなった、というのは聞かない話ではありませんよね。些末なことにもイライラしてしまい、それが積もりに積もって爆発寸前というのが投稿者さんの旦那さんの現在なのでしょうか……? 反対に投稿者さん自身は「そんなもんじゃない?」と堂に入った感すら伝わってきます。

「性格の不一致」を受け入れられるか受け入れられないかで夫婦の将来は変わる……?

『私も「お前とは性格が合わない」とよく言われるし、私からもよく言っている(笑)。離婚してもおかしくないくらいの仲だとも言えるし、しないままかもしれないし、よくわからない。だけど、笑い合えたり仲良しだったり、合うこともたくさんある。性格が真逆だからぶつかりながら補っているんだよね。でも熟年離婚の可能性はある』

『その不一致な考え方も許せなくなるんだよね。昔はそれでも愛があったけど長い年月一緒に居ると嫌なとこばっかり目につくし、嫌な思いまでしてこの先何十年と一緒にいなきゃいけないのは耐えられなくなった』

『「限界、我慢できない」まで言われたら、もう修復は無理だと思うよ。私も旦那さん側、旦那さんの気持ち、わかるな。今さら相手も変わらないだろうし、今さら変わったところで気持ちは戻らないし、何やってももう手遅れって思っちゃうんだよね』

やはりどこの夫婦も似たような問題は持ち上がるもののようですね。ママたちから挙がったのは「この人はこういう考え方の人なのね」と思って相手を受け入れられる人と、「こっちは相手に合わせようと努力しているのに、相手は全然変わらない」と感じて相手を拒否してしまう人の二極に分けられるのでは? という意見。その対極にいる2人がたまたま夫婦である場合、夫婦でありつづけることはなかなかしんどいのではないか……ということのようです。

まさにいまが分岐点かも。相手への愛情は残っている?

『うちはまさに、同居しながら離婚協議中。旦那の離婚したい理由は性格の不一致、価値観の違い。私の離婚したい理由は旦那とは違う。そもそも性格の不一致や価値観の違いは、お互いの相手を理解しようとする努力や相手への思いやりで、多少なりとも改善できる可能性があるのではないかとは思うから』

ちょうどいま離婚協議中というこのママは、性格の不一致や価値観の違いで離婚を考えたりはしないというタイプのようです。言い換えれば、お互いの努力や相手への思いやりがあればそれらは乗り越えられるはず、むしろそれができなかったことが離婚を検討せざるをなくなった一因ということなのでしょうか。

このコメントを参考に投稿者さんのケースに当てはめて考えてみると、2人には関係改善の可能性が見えてくるのではないでしょうか? 具体的に離婚への言及がないことはもちろんですが、少なくとも投稿者さんは関係改善を図りたがっているように見えるからです。それならば例えば投稿者さんから旦那さんにもう少し歩み寄ってみて、旦那さんが本当に求めているのはどんなことなのか探ってみることが、解決の糸口になりはしないでしょうか。
また旦那さんの言う「限界」が離婚に直結するとも限らないのでは……? このままでは苦しいというような意味合いだととらえられるならば、まだまだ挽回の余地があるようにも思えます。

2人のためにも、「性格の不一致」を意識し始めてた夫婦の関係維持、あるいは関係改善に‟効きそうなこと”はどんなことか見ていきましょう。

性格の不一致を自覚する夫婦が、関係を維持あるいは改善するためにできることは?

「性格の不一致で限界」と旦那さんから言われた……。離婚するしかない?ママたちの答えとは2

相手に対する不満はその都度小出しにするのがいいのでは?

今回の旦那さんのように一方は「限界」ぎりぎりまで不満が溜まっているというのに、相手は一向に気づいていなかったということでは、何も進展しないでしょう。不満を感じた方は、なるべく感じた時点で相手に伝えたほうがいいように思います。「こうしてほしい」とこちらの希望を無理強いするのは違うのかもしれませんね。相手を傷つけてしまうような言動も避けるべきでしょうが、言葉を選びつつ、疑問に思うことを丁寧に伝え、「なぜ?」をぶつけてみるのも一手です。まずは「自分ならこうする、こう思うけれど、あなたがそうではなかったから気になったんだ」という経緯と、「どうしてそうしたの?」「そう言ったの?」と相手の気持ちにも耳を傾ける気があることを伝えてみるといいのではないでしょうか。折衷案を見つけるのか、どちらか一方の意見を採用するのか、それもその都度考えていくのがよさそうです。

相手の言い分に共感できそうになくても、まずはちゃんと耳を傾けよう

投稿者さんは、旦那さんが「限界だ」と訴えているのにもかかわらず、「いまさら何を言っているの?」と思ったと言います。もしかしてこれまでもそうだったということはありませんか? 一方がそれなりに不満を伝えているつもりでも、もう一方はそれを「性格が違うんだから当たり前」と受け流していたなら……。そんな態度を続けていれば、相手も訴える気力を失ってしまうのではないでしょうか。
自分なら気にしないということが相手にとっては大ごとだったということは、時おりある話。夫婦間も同様かもしれません。万が一「細かいなぁ」とか「どうでもよくない?」と思うような訴えを聞かされたとしても、まずはじっくり耳を傾けてみる、そうすると思いもよらない事実が見えてくるかもしれませんよ。

話し合う機会を持とう。今後のことは話し合いの後で

とにもかくにも、投稿者さんご夫婦はお互いに腹を割って話し合う機会を一刻も早く持つことが先決だと言えそうですね。もしもこれまでが言いたいことを言えない、言われたことを受け止めない関係だったのだとしたら、そろそろそれは卒業するころかもしれません。旦那さんの今回の訴えをいいきっかけにして、我慢し合いすぎない関係へとステップを進められることを祈っています。

文・しのむ 編集・blackcat イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
性格の不一致