子どもの口に戸は立てられない……子どもの何気ない言葉で嫁姑が一触即発！

これは私が小学生の頃の話です。子どもって悪気なくなんでも人に話してしまいますよね。そんな子どもの行動がきっかけで起きたちょっとした事件のお話です。

日常的な母の愚痴や悪口に近いウワサ話。私は疑問に思わず聞いていました。しかしそんあある日、母はついに……！

その言葉を聞かされた私は「お母さんがおばあちゃんに疑問を持っている。どんな育て方をしたのか聞きたいんだ」と受け取ってしまいました。そこでなんと……

祖母の器が大きかったおかげで事なきを得ました。嫁の立場から想像すると、かなりゾッとする話ですよね……もしかしたら私も母も、祖母に怒られても仕方なかったのかもしれません。

しかしその後もしばらく、母は私に愚痴を言い続けました。あるとき母がご近所さんの悪口を私に言った後、私は祖母のときと同じようにご近所さんご本人へ母の言ったことをそのまま伝えてしまった結果トラブルになりました。自業自得ですが母はとても怒られたのでした。この後は、”子どもが言いふらしてしまうリスク”を痛感したようで、私は愚痴を聞かされる頻度がぐっと減ることになります。

このときになってやっと私は”人から聞かされた悪口は他の人に話してはいけない”と気づくことができたのでした。それに親が子どもに他人の悪口を言うのはよくないことですよね。私も気をつけようと思います。

文、イラスト・Ponko

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