2021/05/30

【前編】ママ友への特別な感情。依存や重い行動にみんなの反応は……？

みなさんにも仲がいいママ友がいると思いますが、今回投稿してくれたママの事情は少し違うよう……投稿者さんはそのママ友にこんな感情を抱いています。

毎日話したい！素敵すぎて大好きなママ友がいる！

大好きなママ友がいる。ずっと付き合っていきたいけれどこの気持ちは重い？

『本人の前では態度に表さないようにしているけれど、すごく好きなママ友ができました。ラブではなく、ライクです。他のママたちは無関心なほどどうでもいいのに、そのママとは毎日話したいし、ご飯に行ったら何時間でも一緒にいたい、帰りたくありません』

『何が好きかというと、考え方や感覚が子育ての見本かと思うほど似ているんです。しかもお子さんが3人いるんですが、どの子もすごく愛らしくて、うちの子になってほしいくらい、会ったら帰したくなくなるくらいです。おしゃれだし、フレンドリーで皆と仲がいいのに、本人は人見知りで私とあと数人としか友達になってないのも素敵すぎます』

投稿者さんにとってすごく魅力的なママ友なので「大好き」だと感じています。その気持ちをこうも表現しています。

『友達にこんな感情を持つのは学生のとき以来ですが、やはり大人になってこんな風に思える人ができるのはとても貴重ですよね。この土地に引っ越してきて、出会いに感謝しています』

学生のときには大好きな友達もいたようですが大人になると気を使ったり遠慮をしてしまい「大好き」という気持ちはなくなるものですね。そんな中での出会いなので、投稿者さんは感謝さえしています。これに対してママたちがどう反応したのかというと……

投稿者さんのママ友への特別な気持ちを他のママたちはどう見る？

そんな素敵な人に出会えてよかったね

『そんな人と出会えてラッキーだね。私はママ友がいるけれど、誰1人としてこんな風に思える人はいない』

『1人だけ「可愛いなぁ、ああいう風になりたいな」というママさんがいる。見た目は普通なんだけれど、低姿勢で素直な人』

『投稿者さんの気持ちはわかる！　すごく魅力的な人はいるよね！　その人みたいになりたいなぁと思うし、そんな人に出会えたことに感謝だよね！』

ママたちの中には、投稿者さんの気持ちに共感する人もいますね。「こうなりたい」と感じる憧れの存在はいつになっても大切なものなのかもしれませんね。こういったあたたかいコメントに、投稿者さんも喜びのコメントをしています。

『人生でそう何度もないでしょう？　だからこそ関係を大切にしたいんです』

『ありがとう！　リアルで話したら、気持ち悪いと言われるのがわかっているから絶対に出していないけれど、ここなら何人か賛同してくれると思ったよ！　出会いって大事なんですよね！』

大好きと思えるママ友に出会えるかどうかはわかりませんし、出会えたとしてもそう多くはないでしょう。それにママ友への気持ちを他の人に理解してもらえるのか不安もあるようですね。だからこそ共感してくれたママに感謝しています。そしてこのママ友との関係を大切にしていきたい。投稿者さんの願いが反映されたコメントですね。

正直ちょっと重いかも……

『うん、重い』

『重たいね』

『束縛、嫉妬はしないようにね』

『大人になってからそんなに仲のいい人ができるのは嬉しいことだけれど、ママ友はあくまでもママ友。子どもが絡んでくることを忘れちゃダメだよ』

投稿者さんの気持ちに共感するママがいる一方で冷静に考えてしまうママもいます。いくら大好きな気持ちがあるとはいえママ友はあくまでママ友です。子どもを通した付き合いですし他のママ友との関係もあるでしょう。相手のママ友の気持ちだって大切です。ママ友という関係を超えてあまりに特別な存在に思ってしまうとその気持ちがママ友には窮屈に思われて避けられてしまう可能性もありますね。そういったことを踏まえて上手に付き合っていくことが必要かもしれません。そんなときどうすればいいのでしょうか……？

後編に続く。

文・こもも　編集・秋澄乃イラスト・んぎまむ