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泣き虫な4歳の娘。親戚の子と比較して「打たれ弱い」と言われた……。ママたちからのアドバイスとは

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我が子をほかの子と比較されて、嫌な思いをしたことがある方は少なくないことでしょう。ママ友ならば関係を疎遠にすることは可能ですが、親戚同士だとそうもいかないこともありますよね。今回ママスタコミュニティにお悩みを投稿してくれたのも、親戚の方から子ども同士を比較されて嫌な思いをしていると話すママさんでした。

『4歳の娘はちょっとしたことでも泣いてしまいます。お友だちと一緒に遊んでいてぶつかってしまったり、飲んでいたジュースが友だちにかかってしまったときなども、どうしていいのかわからなくて泣きます。すぐに泣き止むので、「よく泣く子だなぁ」程度にしか感じてはいなかったのですが、最近親戚に「あなたの娘は打たれ弱い。うちの2歳の女の子は、打たれ強いからそんなことじゃ泣かないよ」と言われました。自分としては泣き虫でもいいと思っています。「よく泣き、よく笑い、感情表現が豊かだな!」としか思っていませんが、比べられてモヤモヤしてしまいました。非常に近しい親戚で、関係は非常に良好なのでこれからも仲良く付き合って行きたいのですが……』

いろいろなシーンで泣いてしまう娘さんについて、投稿者さんは「泣き虫でもいい!」とプラスに捉えているのが印象的ですね。しかし親戚に2歳のお子さんと比べられたことで、娘さんの“感情表現が豊か”という個性が、けなされてしまったと感じたようです。

「比べるのはやめて」とストレートに言ってみては

『非常に近しい仲だからこそ「比べるのはやめて」と言わないと。相手はわからないよ』

『比べられる内容はこの先どんどん増えるよ。いろいろとキリがない。聞き流すようにしないと自分がつらいよ。もしくは「うちの子と比べないで!」と言えば、投稿者さんの前では比較はしなくなるかもね』

「比較されるのが嫌ならば、ハッキリと伝えるべき!」との意見が集まりました。近しい間柄ならば、今度もお付き合いをしていくことでしょう。これからも比較されてしまうかもしれない未来を想像すると、今のうちに「子ども同士を比べるのはやめてほしい」とハッキリ言うべきなのかもしれませんね。

『「自分の子は打たれ強い」なんてよく言えるね。「甘やかしてるから打たれ弱いのよ」とでも言いたいのかな。よく泣く子も成長とともに泣かなくなるものだから、あまり気にしなくてもいいと思う』

投稿者さんの目の前で、子ども同士を比較した親戚の方を非難するようなコメントも寄せられました。たとえ心の中で自分の子どものほうが優秀だと考えていても、それを相手の前で口にするのはタブーなのではないでしょうか。育児の話をする上で、暗黙のルールと言ってもいいかもしれませんね。

泣き虫でもいい!成長すれば少しずつ泣かなくなる

『泣き虫でもいいじゃないですか。まだ年中さんですよね。私の弟も、しょっちゅう泣いていました。気が弱くて、お友だちが怒られていても自分が泣いてしまうような。それが大きくなると、辺境の国をバックパックでまわるような逞しい大人になりました。性格は相変わらず優しいですが。泣いているときに「泣くな!」と言わず、気持ちに寄り添ってあげてください。娘さんが投稿者さんに何も言えなくなるのがいちばん怖いです。泣き虫だっていいじゃないですか』

『大丈夫。甥っ子は本当によく泣いていたもん。小学校に上がるまではしょっちゅうだった』

「泣き虫なところをけなされた」と考えている投稿者さんですが、「小さいときは泣き虫でもいい」との温かい声が集まりました。投稿者さんが言っているように、「よく泣く子」は裏を返せば「人の気持ちがわかる子」や「感情表現が豊かな子」とも言えるでしょう。その子の個性を無理に変えようとするのではなく、今はただ寄り添うだけで十分なのかもしれません。

言葉で説明できるように教えてみては

感情表現が豊かという個性を大事にしつつも、「少しずつ言葉で伝えるように話をしてみては?」とのアドバイスもかけられました。

『「泣かないでちゃんと口で言ってごらん?」と、まずは泣かない方向に持っていくようにしてみたらどうかな?』

『投稿者さんの娘さんは、泣いたときに自分の気持ちを言葉にできる? 相手にちゃんと気持ちを伝えられているかな? 伝えられているといいけれど、何も言わないで泣くだけだと周りも困るし、娘さんも誤解されちゃうよね。言葉で説明できれば気持ちも落ち着いて、泣く場面が少なくなるかも』

少しずつ自分の気持ちを言葉で伝えるようにすれば、泣く回数も自然と減っていくものかもしれませんね。自分のいろいろな気持ちを表現する練習にもなりそうですね。

子ども同士を比較されると、嫌な気持ちになってしまうもの。しかも「うちの子のほうが優れている」という言い方をされれば、思わずムッとしてしまうのも無理はないでしょう。近しい関係だからこそ、相手の言動が気になってしまう場合には、相手にハッキリとやめるように言ってみてもいいのかもしれません。
お子さんの成長をやさしく見守りながら、親戚とちょうど良い距離感を探っていけたらいいですね。

文・motte 編集・荻野実紀子

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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