布マスク一住所あたり2枚だけ?ママたちから税金の使い道を考えてと反対の声
4月1日の第25回新型コロナウイルス感染症対策本部で安倍首相が各世帯へ布マスク2枚を配布する方針を明らかにしました。一住所あたりマスク2枚。「布製なので洗って繰り返し使える」とのことですが、我が家の場合は6人家族なので、2枚配布されてもその時点で4枚足りません。2枚でも助かる家庭はあるでしょうが、実際のところママたちはこの決定についてどう感じているのでしょうか。一夜明けた4月2日現在、コメントは1000件以上付くなど、非常に高い関心がよせられています。その中の一部を紹介します。
誰かウソだといって!各国の人に知られるのが恥ずかしい
一住所あたりに2枚の布製のマスクを配布することが発表されました。これを聞いたママたちは、とてもじゃないけど信じられない様子。というのも、会見が行われたのは4月1日。つまり1年に1回うそをついてもいいと言われているエイプリルフールだったからです。しかし4月2日以降もこの情報は訂正されることはないようです。
『歴史の教科書に載る。そして笑われる。2020年、世界的に大流行した新型コロナ感染の危機に対し、当時の日本政府はマスク2枚を各世帯に配布』
『恥ずかしいんだけど! もうなにもしない方がましだよ! 恥ずかしい! 日本恥ずかしい! オリンピックするときマスクってあだ名つけられちゃう!』
『日本は布マスク2枚って全世界に知れ渡るのが恥ずかしい』
『こんなときこそ蓮舫さんあたりが、「なんで2枚なんでしょうか? 10枚じゃだめですか?」とか言ってみてほしい』
税金を使ってまで「マスク2枚の送料+人件費」をかける必要はある?
政府は「拡大するマスク需要に極めて有効だ」として、約5000万世帯に配布予定です。しかし、ここで考えたいのがマスク配布にかかる費用と手間。送料がかかるうえ、マスク2枚を封筒に入れ、住所を書き、発送手続きをした場合、そこには人手も時間もかかります。それにかかる費用は、やはり税金でまかなわれるのでしょうか。
『マスク2枚とか何の悪あがき? 現金ばらまきを惜しむなら今年の税金免除してください! 自動車税、固定資産税、その他諸々。それがないだけで一般庶民がどれだけ救われるか知らないだろー!』
『税金の支払いを一時的に止めてほしいと、切に願います』
『一人当たり10万や1万2000円の助成金から、お肉券お魚券ときて、布マスク2枚←今ここ。どんどんどんどんショボくなるな』
『辞退できるならするわ。税金の無駄』
『マスク2枚配るのにかかる費用がマスク一箱60枚分と言う皮肉。たった2枚を配るためにどれだけの人件費、諸費用がかかるのかしら』
まだまだ噴出するママたちの意見
現在、マスクがまったく足りていないという家庭もあるかもしれませんが、マスクを確保できているか、または布マスクなら自作している方もいるようです。万が一他人に感染させないためにもマスクは必要ですが、多くの人は税金を使ってまでもマスクを配ってもらわなくてもいいと感じているようです。
『1世帯2枚? え? 2人以上家族のいる世帯はそのマスクを誰が使うのよ? 使い回し? いい加減ちゃんとしてよ』
『送料がもったいない。チマチマ一般家庭に配るなら、病院や介護施設に配ればいいのに』
『2枚だと2人分って感じがするけど、毎日洗うと考えると実質1人分だよね』
『東京から配布を開始して、今月中に都内での配布を終えたいだって。地方に行き渡る頃には夏になってそうだね』
『昔の戦時中と同じやん。お前らは竹やりでなんとかしろ!!」「お前らはマスク2枚で家族で洗って使いまわせ!!」そら死ぬわ』
『全然しまりのない日本政府、実は水面下ですごいこと考えてるんだろう! と思ってたけど、本当に心配になってきた……』
ママスタコミュニティにコメントを書き込んでくれたママたちの大半がマスク2枚では足りない、または税金をマスクではなく別のところに使ってほしいと訴えています。マスク配布前に、本当に有効な措置なのかを今一度考えてみてほしいと思います。
文・長瀬由利子 編集・山内ウェンディ
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